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SIMの英文法 その5

~ 日を表す表現 ~


「SIMの英文法」シリーズ、その3回目です。

今日は、「日を表す表現」です。

それでは、ちょっと前回の復習をしましょう。



前回は、「大人には大人の学習法がある」ということでした。

語学の習得には、とかく子供にかなわない一面があるのは事実です。
たとえば記憶力に関しては、大人は子供に太刀打ちできません。

でも、大人には子供にない大きな長所があります。

それは、物事を論理的に考えることができる、ということです。

大人には、「論理的に納得できるものであれば、新しい言葉であってもどんどん
習得していく能力がある」ということですね。

この論理的な思考のために非常に有効なのが「英文法」です。

すでに論理的思考を身につけている大人にとって、「英文法」は大変に役立つ
武器になりうる、ということでした。

では、具体的に、どのように英文法を活用するかというと…



たとえば、「おととい」というのを英語で言ってみましょう。

普通は、「昨日の前日」ということで、まず“yesterday”や“before”と
いう言葉が頭に上るでしょう。

しかし、それでは論理的思考とは言えません。

論理的思考とは「基本形さえ覚えればいくらでも応用が利く」と言うことです。



では、基本形は何でしょう。

それは、まず“the day”をサッと出すということです。

そして、それを説明するために、“before yesterday”を付け加えます。


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  おととい

    = the day(その日)+ before yesterday(昨日の前の)

    =  the day before yesterday

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…いかがでしょう。

このように「おととい」というのを、「その日」+「昨日の前の」というに
分解して捉えると、後はいくらでも応用が利きます。



たとえば、「あさって」を考えてみましょうか。

「あさって」は、「その日」+「明日の後の」ですね。

すると、こうなります。


---------------------------------------------------------------------

  あさって

    = the day(その日)+ after tomorrow(明日の後の)

    =  the day after tomorrow

---------------------------------------------------------------------


…いかがですか?

これが論理的思考です。

日を表す表現を、「the day+形容詞句」という基本形で捉えると、後はいく
らでも応用が利くようになります。

言い換えれば、「the day+形容詞句」という、ひとつの法則を覚えて、後は
それを応用していく、というのが大人の学習法なんです。

     
            この続きはまた来週…

                      …お楽しみに! (^o^)/
by danueno | 2006-05-24 16:15 | SIMうんちく


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