うちのスタッフのひとりは時々、田舎の実家に帰って年老いたご両親に会
ってくるのだそうです。 おふたりともご高齢で病弱ということで、離れて暮らしている彼としては とても心配のようです。 「老い」というものはすべての人に例外なく訪れます。 若いと思っていても、否応なく老いはやってきます。 次第に体がきかなくなり、金銭的にもかつての余裕が失われ、友人知人も 次々といなくなっていく中で、どんな孤独が私たちを待ちうけているので しょうか。 かつて20代の頃、私はこんなことを考えていました。 「食べるために働き、働くために食べる。食べなくては生きていけないか ら働く。毎日これを繰り返しそして老いていく。…生きるって何だろう?」 今から思うと若い未熟な思考ですが、当時の私には切実でした。 「いったい人は何のために生きるのか」という問いは、誰も明確な答えの 出せない問いではないでしょうか。 ところで、聖書には「老い」に関する記述が所々見られます。 それもホッとするような記述が… 「胎内にいるときからになわれており、生まれる前から運ばれた者よ、 あなたが年をとっても、わたしは同じようにする。 あなたが白髪になっても、わたしは背負う。 わたしはそうしてきたのだ。なお、私は運ぼう。 わたしは背負って救い出そう。 聖書 イザヤ書46章3節」 これは神様を信じる者の老後について書かれた言葉です。 聖書は本当に不思議な書物で、この世ならぬ慰めに満ちた言葉であふれ ています。 toeic スコア
by danueno
| 2005-11-04 13:31
| 編集後記
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