「SIMの英文法」その44 

          スピーキング力UP法 その5
     


 今日は「SIMのスピーキング力UP法」の5です。


 これまで、スピーキング力UP訓練法のひとつとして、

「日本語語順組み替え法」をご紹介してきましたが、

 今日からは、少し別なことをお話しいたします。


 それはスピーキングにもからんできますが、もっと基本的な事柄、

 つまり「英語学習の勘どころ」というか、「基本的な方向性」

 について、お話したいと思います。



 さて、ここで、皆さんにひとつの質問をしましょう。

 
 あなたは、英語学習において「暗記タイプ」ですか?

 それとも、「原理原則指向タイプ」ですか?


 
「暗記タイプ」とは、要するに暗記中心に勉強を進めるタイプの人で、

 理屈抜きに、ただひたすら覚えることが学習の中心です。


 これに対して、「原理原則指向タイプ」とは、学習の中に何らかの

「原理原則」を見いだして、その法則性、ないしは理論に従って、

 学習を進めるタイプの人です。



 なぜこのような質問をするかといいますと、英語学習というものは、

 学習の基本的な方向性が学習成果に直結してくるからです。


 あなたの英語学習が「暗記タイプ」であるのか、それとも

「原理原則指向タイプ」であるのかによって、これからの英語力の伸びが

 決まって来るのです。



 ことばの習得は、根本的には慣れです。

 たとえ母国語であっても、何年かの経験を積まなければ、使いこなせる

 ようにはなりません。


 英会話を習得するにも、長い期間の学習が必要です。

 毎日、しかも一日中接している日本語でさえ、何年もかかることを

 考えると、どこかの広告にあるように、3か月や6か月で英会話が

 マスターできるなどということはありえないのです。


 長い期間の努力を持続させることが必要です。

 それだけに、単なる努力や、忍耐、根性だけで、学習を持続させることは

 難しいですね。


 その努力の中に、何の法則や理論も発見することができなかったとしたら、

 おそらく努力は持続しないでしょう。

 ましてや、一国の外国語をマスターすることはできないでしょう。



 人間は、本来、理性を持っていますから、物事の法則性を追求する欲求を

 持っています。

 この欲求に応える法則が発見できたら、苦しい中にも「学ぶ喜び」を

 感じることができるのです。



 ところが、英会話の習得は、「習うより慣れろ」と言われて、

 理屈ぬきに慣れることだと思っている人がほとんどです。


 そして、たいていの英会話教材は、易しい短文をたくさん覚えるのが

 英会話の勉強だと勧めます。

 しかし、どうもそれでは上達しないと、皆が感じています。


 つまり、どんなに多くの短文を覚えても、実際の会話の場面で、

 その文の通りに言うことはめったにないため実際の役にはたたない、

 ということなのです。


 せっかく覚えた英語の語句も、臨機応変に応用する力がついていなければ、

 その場に応じた会話はできません。

 いかに柔軟に応用するかが最大の課題です。

 つまり、「応用力」ですね。


 これを言い替えると、考えながら語句を選び、ひととおり話し終えると、

 結果として整った英語になっている、ということでなければなりません。


 暗記することだけに気をとられて勉強していると、この応用力は

 身につきません。

「暗記主義」「詰め込み主義」の弊害はここにあります。


 覚えなければならないことが多いからと言って、暗記一辺倒になると、

 考えながら話すという「応用力」がつきません。


 では、どうしたら応用力がつくかを考えてみましょう。

   

          
       …この続きは、また次回!

  


    …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-06-10 10:06 | SIMうんちく


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