人間の奴隷となってはいけません

 先日、「人からどう思われているか」ということを
 気にしすぎて、悩んでいる方から相談を受けました。

 その方は、以下のようなことを切々と語って
おられました。


-----------------------------------------------------

  友人の態度が素っ気なかったり、メールを出しても
  返事が来なかったりすると、すごく不安になります。

  相手が自分のことを怒っているのではないか、
  嫌われているのではないか、とすぐ思ってしまいます。

  そのせいで、友人と話していても自分の思ったことを
  そのまま伝えることができず、つい相手に同調する
  ようなことを言ってしまいます。

 たまたま相手と違う意見を言った時には、
  後でずっと気になって激しく後悔したりします。

  こんな自分どうにかならないでしょうか?

------------------------------------------------------


 …この悩み、良くわかります。

 私も昔、自分が他の人からどう思われているか、
 気になった時期がありました。

 でも今は、あまり気になりません。

 なぜかといえば、そんな時の「特効薬」を知って
 いるからです。

 特効薬とは、下記の聖句です。


 ------------------------------------------------

   人間の奴隷となってはいけません。
          
     聖書(第Ⅰコリント人への手紙 7章23節)
 
------------------------------------------------

  
 聖書は本当にすごい本です。

 私達が人の目を気にしたり、どう思われているのだろうと
 やきもきするなら、「あなたは人間の奴隷である」と
 語るのです。

 人間は千差万別、十人十色で、
 自分のことを評価してくれる人もいるだろうし、
 そうでない人もいるでしょう。

 そんな人の評価に、私達が一喜一憂するようなら、
 結局、「人間に支配されている」ということであり、
 とても不幸なことなのです。


 聖書は、はっきりと、人間の奴隷となっていけません
 と語ります。

 本来、私達は、
「人が私達のことをどう思っているか」について、
 気にする必要はないのです。

 そんなことよりも、
「神様が私達のことをどう思っておられるか」ということ、
 こちらの方が比較できないほど大事なことです。


 では神様は、私達人間をどのように思っておられるので
 しょうか?


 ------------------------------------------------

  わたしの目には、あなたは高価で尊い。

  わたしはあなたを愛している。

      聖書(イザヤ書 43章4節)
 
------------------------------------------------


 他人があなたのことをどう思おうと、
 神様は、あなたのことを「高価」で「尊い」と思って
 おられます。
 
 あなたは神様から大いに愛されているのです。

 そして、「わたしの所に来て、平安を得なさい」と
 招いておられます。


         <今日の英語の聖句>

   Come to me, all you who are weary and burdened, and
I will give you rest. Take my yoke upon you and learn
from me, for I am gentle and humble in heart, and you
will find rest for your souls.   

         Bible(Matthew 11:28 )


〔すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに
  来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
  わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたも
わたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。
そうすればたましいに安らぎが来ます。〕

 聖書(マタイ伝 11章28節 )
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# by danueno | 2011-11-30 15:55 | 編集後記

[特効薬!No.415] 感謝祭のスマートターキー




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 TOEICマスター、ダン上野Jr.です。

 日本初の本格的学習メルマガ <TOEICリスニング・リーディング特効薬>
 その No.415号 をお届けします。



 今日のトピックは、
【Smart Turkeys 'Pop' When They're Cooked】
〔感謝祭のスマートターキー〕です。



 …では、学習スタート!

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◆ CONTENTS ◆
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1.Today's News Story
2.Words & Phrases



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■1■ Today's News Story ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Smart Turkeys 'Pop' When They're Cooked
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
感謝祭のスマートターキー
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You've heard of "smart phones."
みなさんは「スマートフォン」を聞いたことがあるでしょう。


This is about smart turkeys.
今回はスマートターキーについての話題です。


First of all, it's a myth
まず第一に、次のことは俗説です

that turkeys are so dumb that they actually drown
七面鳥はとても間抜けで本当に溺死してしまうというのは

if they look upward with their beaks open
くちばしを開けたまま上を見ていると

during a rainstorm.
暴風雨の中。


In the wild,
野生では、

they're fast, sociable and smart enough
七面鳥はとても素早く社会性があり、十分利口です

to hide from most humans.
たいていの人間から身を隠せるくらい(十分利口です)。


But the really smart turkeys are dead and plucked, unfortunately.
でも本当にスマートな七面鳥は死んで羽をむしり取られています、残念ながら。


They're the ones
それらは七面鳥です

more than 45 million Americans will be roasting
4500万人を超えるアメリカ人が焼くことになる

for Thanksgiving.
感謝祭に。


And the people who roast them
そしてそれらを焼く人たちは

don't have to rely on guesswork and experience -
当てずっぽうや経験に頼らなくていいのです ─

or even juice-splattered meat thermometers -
または肉汁が飛び散る肉用温度計にさえ ─

to determine when the golden-brown bird is done.
キツネ色の七面鳥の焼き上がりを判断するのに。


That's because of a little pop-up bird timer,
これは小さな鶏肉用ポップアップ型タイマーのおかげです、

perfected by Tony Volk,
トニー・ヴォルクによって完成された、

a California turkey farmer, half a century ago.
カリフォルニアで七面鳥養鶏場を営んでいた、半世紀前。


Others actually beat him to the idea
実際は他の人たちが彼より先行しました、アイディアに関して

of a spring-loaded plastic sensor
バネを仕込んだプラスチック・センサーという(アイディア)

that you'd stick into the thigh of the bird
七面鳥のももに突き刺す(センサー)

before shoving it in the oven.
オーブンに押し込む前に。


A little metallic bead
小さな金属性の玉が

deep in the device
この装置の奥深くの

held a spring in place,
バネを所定の位置に留めました、

and the soft metal was supposed to liquefy
そしてこの軟質金属は溶けるようになっていました

when Tom Turkey reached 82 degrees Celsius -
オスの七面鳥が摂氏82度に達したとき ─

the temperature when fowl is safe to eat.
これは鶏肉が安全に食べられる温度です。


This would free the spring,
これでバネが解き放たれます、

and up would pop a plunger
そしてプランジャーが跳び出します

that announced the bird was ready.
七面鳥が焼けたことを告げる(プランジャーが)。


But early versions had problems
しかし初期のバージョンは問題がありました

with weak springs
弱いバネに

that would clog with honey and barbecue sauce
そのバネがハチミツやバーベキューソースで動きが悪くなったのです

people used to baste their birds.
人々が七面鳥にかけるのに使った(ハチミツやソースで)。


So the plunger wouldn't pop,
そうなるとプランジャーは跳び出しません、

birds came out overdone and dry,
その結果七面鳥は焼きすぎてパサパサになりました、

and many a Thanksgiving was ruined.
そして多くの感謝祭が台無しになりました。


Tony Volk put a stronger spring in the contraption,
トニー・ヴォルクはより強力なバネを取りつけました、この装置に、

combined materials
材料を組み合わせました

to make a better triggering bead,
よりよい引き金用の玉を作るために

and made sure it would not melt
そしてそれが決して溶けないようにしました

until the bird came within a half-degree
七面鳥が0.5度以内になるまで

of 82 degrees.
82度の。


Originally, he and his family assembled
当初、ヴォルク家は組み立てていました

each pop-up timer by hand
ポップアップ・タイマーを一つ一つ手作業で

around a kitchen table.
台所のテーブルを囲んで。


Now, machines do it
今では、機械がそれを行います

in a big California factory.
カリフォルニアの大工場で。


Tony Volk's heirs sell
トニー・ヴォルクの後継者は販売します

more than 100 million poultry timers annually.
年間1億個以上の七面鳥用タイマーを。


That makes for a lot of smart turkeys,
これは寄与しています、たくさんのスマート七面鳥に、

or turkey lovers,
また七面鳥好きの人々に、

this Thanksgiving.
今年の感謝祭も。


I'm Ted Landphair. (November 15, 2011)





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2■ Words & Phrases ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆Smart Turkeys 'Pop' When They're Cooked
smart = 利口な、頭の良い
*smart turkeyは、本文では、実際に七面鳥が利口だという意味と、便利な
調理用温度計のお陰で上手に焼きあがるという両方の意味で使われている。
pop = ポンと跳ね上がる、飛び出る   

◆First of all, it's a myth
*itは次のthat以下を指す仮主語。
myth = 誤った考え、俗説

◆that turkeys are so dumb that they actually drown
dumb = 間抜けな、愚かな
drown = 溺死する

◆if they look upward with their beaks open
beak = くちばし

◆they're fast, sociable and smart enough
sociable = 社交的な、愛想の良い

◆But the really smart turkeys are dead and plucked, unfortunately.
plunk = (鳥の羽を料理用に)むしり取る

◆They're the ones
the ones = the turkeys

◆for Thanksgiving.
Thanksgiving (Day) = 感謝祭 *米国では11月の第4木曜日。

◆don't have to rely on guesswork and experience -
rely on~ = ~に頼る
guesswork = 当てずっぽう、当て推量

◆or even juice-splattered meat thermometers -
splatter = 飛び散る、撥ね散る

◆to determine when the golden-brown bird is done.
done = 調理された、焼けた

◆That's because of a little pop-up bird timer,
pop-up = 跳び出し式の

◆perfected by Tony Volk,
perfect(動詞) = 仕上げる、完成させる

◆Others actually beat him to the idea
beat (人)to ~ = ~に対して(人)をだし抜く、(人)より先にやる

◆of a spring-loaded plastic sensor
spring-loaded = ばねを仕込んだ、ばねを装備した

◆that you'd stick into the thigh of the bird
*youは一般の人を指す総称人称。
thigh = もも

◆before shoving it in the oven.
shove = 突っ込む、押し込む

◆A little metallic bead
bead = ビーズ、玉

◆held a spring in place,
hold ~ in place = ~を所定の位置に留める

◆and the soft metal was supposed to liquefy
be supposed to~ = ~することになっている
liquefy = 液化する、溶ける

◆when Tom Turkey reached 82 degrees Celsius -
Tom Turkey = オスの七面鳥

◆the temperature when fowl is safe to eat.
fowl = (集合的に)トリ肉

◆and up would pop a plunger
plunger = プランジャー  
*ピストンのように、シリンダー内で上下動する機械部品。
*ここの文の構成は、up が文頭に出たため、その後のSVが倒置している。
通常の語順では、 a plunger would pop up となるところ。

◆that would clog with honey and barbecue sauce
clog with~ = (機械などが)~で動きが悪くなる、粘りつく

◆people used to baste their birds.
baste = (肉を焼いている間にたれを)回しかける

◆birds came out overdone and dry,
come out = 結果的に~になる
overdone = 焼きすぎた

◆and many a Thanksgiving was ruined.
many a + 単数名詞 = たくさんの~

◆Tony Volk put a stronger spring in the contraption,
contraption =(めずらしい)仕掛け、装置、からくり

◆combined materials
combine = 結合させる、混ぜ合わせる

◆to make a better triggering bead,
triggering = 引き金となる  
*ここでは溶けてプランジャーが跳び出すようにすることを指す。

◆Originally, he and his family assembled
assemble = 組み立てる

◆Tony Volk's heirs sell
heir = 後継者、継承者

◆more than 100 million poultry timers annually.
poultry = トリ肉  

◆That makes for a lot of smart turkeys,
make for~ = (好ましい事柄)に寄与する、~を生み出す
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# by danueno | 2011-11-24 12:57 | メルマガバックナンバー

期待 anticipation その3

日本人に最適の英語学習法 (21)

        期待 anticipation その3  



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開していますが、
 前々回から、「期待」anticipation についてお話ししています。

 
 ちょっと復習しましょう。
 まず例文です。


-------------------------------------------------------------

   Henry and Anna Polivoda were active retirees until
 they were hit while out for a walk in their Los Angeles
 neighborhood by a car fleeing police because of missing
 license plates.

-------------------------------------------------------------


 この英文をセンスグループで句切り、SIM訳を付けて
 読むと下記のようになります。



------------------------------------------------------------

 Henry and Anna Polivoda were active retirees …
  ヘンリーとアナ・ポリヴォダは活動的に引退生活を
  送っていました


  until they were hit …
   彼らがはねられるまでは


    while out for a walk in their Los Angeles
    neighborhood …
     彼らのロサンゼルスの家の近辺を散歩中に


       by a car fleeing police …
        警察から逃げていた車に


        because of missing license plates.
        ナンバープレートが無いために(逃げて
        いた)。


----------------------------------------------------------



 さて、英語を理解する上で最も大切なことは、
 フレーズごとに「次はどうなるんだろう!」と、
 先を「期待」しながら順次、理解していくということでした。


 この例文も、下記の表のように「期待」が次々と後に続くフレーズに
 よって「充足」されていきます。



―――――――――――――――――――――――――――――――――
       期 待            充 足
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

  いつはねられたの?   →   散歩中に

  何にはねられたの?   →   逃走中の車に

  何で逃げていたの?   →   ナンバープレートがなかったから

―――――――――――――――――――――――――――――――――



 このように、英語というものは、「期待→充足」という関係の中で、
 はじめてセンスグループ同士が相互につながり、読者の理解が
 成り立っていく言語なのです。


 これをさらに詳しくまとめると、下記のような図になります。
「期待」が括弧の中で現わされています。



―――――――――――――――――――――――――――――――――


  ヘンリーとアナ・ポリヴォダは活動的に引退生活を送ってい
  ました

        ↓


  彼らがはねられるまでは

    (いつはねられたの?)


          ↓


   彼らのロサンゼルスの家の近辺を散歩中に

           (何にはねられたの?)


   ↓


      警察から逃げていた車に

          (何で逃げていたの?)

               ↓


   ナンバープレートが無いために。


―――――――――――――――――――――――――――――――――



 このように「期待」があるから、センスグループは次々に
 有機的につながって行きます。


 つまり「期待とはセンスグループの接着剤」である、
 ということでした。


 これで、英語を読むときに「期待」(anticipation)が
 いかに重要であるか、おわかりいただけたことと思います。



 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。
 


 ところが日本人の場合は、英語を聴いたり読んだりする時、
 この「期待」がなかなかうまくいきません。

 
 もちろん、日本人が日本語を聴いたり読んだりする場合も、
 無意識のうちに、先を期待してはいるのです。


 ただ、これが英語になると「英語の語順」に慣れていないので、
「期待」することが非常に難しくなります。


 ですから、日本人が、英語を聴いたり読んだりするときには、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 特別に「期待」するための訓練が必要になってきます。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 この訓練をする上で最も力のあるのが、スーパーエルマーの
 リスニング強化法「Hop,Skip&Jump」なのです。


 その中のHopとSkipでは、センスグループごとに内容を理解し、
 さらに積極的に先を「期待」(anticipation)しながら聴く
 訓練をしますので、リスニング力が飛躍的に高まります。


 ためしに、ちょっとHopとSkipを聴いてみましょうか。

 下記のページで、スーパーエルマーのトピックの一部を
 聴くことができます。

  http://www.tokyo-sim.com/trials/


 ページを開くと一番上に、1.即聴即解トレーニング
「Hop,Skip&Jumpを試聴する」とあります。

 中上級者の方は、スーパーエルマー「CBS」コースを
 初中級者の方は、スーパーエルマー「VOA」コースを
 選んで試聴してみてください。




 …いかがだったでしょうか? 

「ちょっと難しいかな?」と感じるかもしれませんが、
 大丈夫です!

 Hop,Skip&Jump はトレーニングですから、これで今すぐ
「期待」(anticipation)ができるというものではありません。

 でも、このHop,Skip&Jump でトレーニングを積むと、
 ネイティブを同じ感覚で、「次はどうなるかな?」と
 ワクワク、ドキドキしながら、英語を読んだり聴いたりする
 ことができるようになります。

 そうすると、英語のコミュニケーション能力が一気に
 高まりますよ。

  
    …この続きはまた来週!


                 …お楽しみに!
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# by danueno | 2011-11-22 16:38 | SIMうんちく

あらゆる人間の「宿題」

谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」の中に「宿題」という
詩があります。

 非常におもしろい詩なので、皆様にご紹介します。


  --------------------------------

        宿題

    目をつぶっていると
    神様が見えた

    うす目をあいたら
    神様は見えなくなった

    はっきりと目をあいて
    神様は見えるか見えないか
    それが宿題


---------------------------------


 谷川さんがクリスチャンかどうか知りません。

 今まで読んだこの方の詩から考えると、たぶん違うと
 思います。


 しかし、神様を非常に意識しておられるのは感じます。

ときどき、「神様」や「教会」ということばが詩の中に
 登場するからです。

 私の想像ですが、きっと谷川さんは、この世を超えた存在に
 強くひかれておられるのではないでしょうか。


 上記の「宿題」という詩もそのひとつです。

 この詩は、クリスチャンである私からしても、信仰の本質を
 ついていると思います。
 

  --------------------------------------------
 
   目をつぶっていると神様が見えた

   うす目をあいたら神様は見えなくなった

--------------------------------------------


 神様の存在は人間の目には見えません。

 神様はいわゆる「この世」にはおられないからです。
 
 私達が、目に見える世界からあえて目をそらし、
 心の目を開けて虚心になった時に、神様の存在を感ずる
 ことができます。

 聖書には、次のようなみことばがあります。


  ------------------------------------------------------

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ
目を留めます。見えるものは一時的であり、見えない
ものはいつまでも続くからです。

    聖書(コリント人への手紙 第2 4章18節)

------------------------------------------------------


 目に見えない世界にこそ、永遠に続くものがあります。

 それは永遠に失われない価値であり、私達を天国まで
 引き上げてくれる存在です。

 ひとことで言えば、イエス・キリストです。


 谷川さんは、
「はっきりと目をあいて 神様は見えるか見えないか 
 それが宿題」と詩の中で書いておられますが、
 人間の心の目がはっきりと開かれれば神様は見えます。


 谷川さんは、この「宿題を済ます」ことを切望しておられる
 のではないでしょうか。

 まさに、一生かかったとしても、神様を見い出すことが
「あらゆる人間の宿題」だからです。

 


         <今日の英語の聖句>

   So we fix our eyes not on what is seen, but on what
 is unseen, since what is seen is temporary, but what is
 unseen is eternal.   

        Bible(2 Corinthians 4:18)


〔私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ
目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは
  いつまでも続くからです。〕

 聖書(コリント人への手紙 第2 4章18節)
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# by danueno | 2011-11-22 16:37 | 編集後記

【音声付】[特効薬!No.414] 大人気のドッグ・パーク



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<TOEICリスニング・リーディング特効薬!> No.414
  同時通訳方式で世界を読む   (毎週木曜日配信) 11/17/2011
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 TOEICマスター、ダン上野Jr.です。

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 その No.414号 をお届けします。



 今日のトピックは、
【Pooch Parks Are All the Rage】
〔大人気のドッグ・パーク〕です。


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■1■ Today's News Story ■
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Pooch Parks Are All the Rage
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大人気のドッグ・パーク
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A popular trend
人気のトレンドは

in American landscape architecture
米国の景観設計で

is the dog park
ドッグ・パークです

or, as the Chicago Tribune newspaper calls it, the "bark park."
つまり、シカゴ・トリビューン紙の言う、「バーク・パーク」です。


There are now thousands of such fenced areas
現在、こうした柵で囲まれた場所がとても多くなっています

for dogs to play off-leash,
犬がリードなしで遊べる、

some of which have one section for big dogs and another for little ones.
中には大型犬用と小型犬用の区画を別にしている所もあります。


Canines are getting their own pleasure grounds
犬たちは専用の遊び場を手に入れつつあります

because in most American towns,
なぜならたいていの米国の町では、

you can be fined
罰金を科される可能性があるからです

for letting your mutt run free.
自分の犬を自由に走らせてやったことで。


But in a bark park,
でもバーク・パークでは、

dogs of every breed and size can frolic,
どんな種類や大きさの犬もはしゃぎまわることができます、

meet and greet,
出会って挨拶を交わすことができます

and feel absolutely free to leave their scent
そして何の気兼ねもなく自分たちの臭いを残すことができます

on trees and shrubs.
木や低木に。


Their owners have to remove whatever else
飼い主はそれ以外はすべて取り除かなければなりませんが

they leave on the grounds, though.
犬がその敷地に残す(ものを)。


Since 1997, Chicago has built 11 such parks -
1997年以来、シカゴはこうした公園を11箇所造りました ―

or what it calls "dog-friendly areas" -
つまりいわゆる「犬に優しい場所」を ―

including a veritable Versailles Gardens
紛れもないベルサイユ庭園を含む

for pooches
犬のための

in Grant Park.
グラント・パークの。


That's a people park on Lake Michigan,
これは人の公園です、ミシガン湖畔の、

across from Chicago's famous "Loop"
シカゴの名高い「ループ」の向かい側にある

of downtown skyscrapers and elevated subway tracks.
シカゴ商業地区の高層ビル群と高架になった地下鉄線路から成る。


The 1,200-square-meter bark park features
この1200平方メートルのバーク・パークは特徴としています

wrought-iron gates, ornamental trees,
錬鉄製の門と、観葉樹を、

dog waste receptacles and lots of small, plastic pick-up bags.
犬のフンを入れる容器やフン回収用のたくさんのビニール小袋を。


There's even a miniature version
ミニチュア版さえあります

of Grant Park's spectacular Buckingham Fountain
グラント・パークの壮観なバッキンガム噴水の

for splashing.
水をバシャバシャするのための。


Dog parks give cheer to humans,
ドッグ・パークは人を元気にします、

who get their own exercise.
彼らも自分の運動をしますから。


Enthusiasts become fast friends
熱心な人たちは親しい友達になります

but don't always bother to learn each other's names.
しかし必ずしもお互いの名前を覚えるようなことはしません。


They're just "Princess's Mom" or "Buster's Dad."
彼らはただの「プリンセスちゃんのママ」とか「バスター君のパパ」です。


Dog haters, of course, aren't always happy
もちろん犬嫌いの人々は必ずしも快く思っていません

about such expenditure of public funds.
このような公的資金の支出を。


Having all these hounds together, they say,
こうした犬が全部集まったら、彼らの言うのには、

will mean you'll constantly be stepping into -
絶えず踏み込むことになると

well - dogfights, for one thing.
つまり、たとえば犬の喧嘩に。


Rarely, reply Chicago's happy dog owners.
そんなことはめったにない、とシカゴの幸せな犬の飼い主は答えます。


And the more dogs we segregate in the bark park, they add,
そしてバーク・パークの中に我々が犬を隔離すればするほど、
と彼らは付け加えます

the more of the "people park" you grouches have to yourselves.
それだけ「人の公園」を文句のある君たちが独占できるのだと。


I'm Ted Landphair. (October 18, 2011)






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■2■ Words & Phrases ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆Pooch Parks Are All the Rage
pooch = 犬
be all the rage = 大流行している

◆in American landscape architecture
landscape architecture =(公園・道路などの)景観設計、造園(術)

◆There are now thousands of such fenced areas
fenced = 柵で囲まれた

◆for dogs to play off-leash,
off-leash = ひもをつけないで、リードをつけてないで

◆some of which have one section for big dogs and another for
little ones.
one ~another… = ~と…は別の

◆Canines are getting their own pleasure grounds
canine = 犬
pleasure ground = 遊び場、遊園地、公園

◆you can be fined
*youは一般の人を指す総称人称。
fine = 罰金を科す

◆for letting your mutt run free.
mutt = 犬

◆dogs of every breed and size can frolic,
breed =(動植物の様々な)種類、品種
frolic = 遊び戯れる、はしゃぐ

◆meet and greet,
greet = 挨拶する    

◆and feel absolutely free to leave their scent
feel free to~ = 遠慮なく~する、自由に~する

◆on trees and shrubs.
shrub = 低木

◆they leave on the grounds, though.
ground = 敷地、地面
though =(文末で補足して)もっとも~ですが

◆including a veritable Versailles Gardens
veritable = 真の、本当の
Versailles Gardens=ベルサイユ宮殿の庭園  
*a veritable~と修飾語句がつき、「本物のベルサイユ宮殿の庭園のよう
なもの」の意。グラント・パーク内にはフランス式庭園の中に後述のバッ
キンガム噴水がある。なおパリのベルサイユ宮殿の庭園は犬の入場を許可
している。

◆That's a people park on Lake Michigan,
*people parkは先に述べられたdog parkに対する語。

◆across from Chicago's famous "Loop"
*Loopは、シカゴ中心部の呼称。シカゴ中心部は、環状(loop)線の形で
運行する地下鉄と高架鉄道に取り囲まれている。

◆of downtown skyscrapers and elevated subway tracks.
elevated = 高架の

◆The 1,200-square-meter bark park features
~-square-meter = ~平方メートルの
feature = 呼び物にする、特徴とする

◆wrought-iron gates, ornamental trees,
wrought-iron = 錬鉄(炭素含有量の少ない鉄)製の
ornamental = 観賞用の、装飾用の 

◆dog waste receptacles and lots of small, plastic pick-up bags.
waste = 排泄物
receptacle = 容器、置き場

◆There's even a miniature version
miniature = 縮小した、小型の

◆of Grant Park's spectacular Buckingham Fountain
spectacular = 壮観な、目を見張るほどの

◆for splashing.
splash =(水を)バシャバシャする

◆Dog parks give cheer to humans,
give cheer to~ = ~を元気づける、励ます

◆Enthusiasts become fast friends
fast friend = 親友、盟友  *fastは「不変の、ゆるがない」の意。
enthusiast = 熱狂者、熱中している人

◆but don't always bother to learn each other's names.
not bother to~ = わざわざ~しない

◆Dog haters, of course, aren't always happy
not always~ =(部分否定で)必ずしも~ではない

◆about such expenditure of public funds.
expenditure = 支出、経費

◆Having all these hounds together, they say,
hound = 犬
they = dog haters

◆will mean you'll constantly be stepping into -
constantly = 常に、絶えず
step into~ =(もめごとなど)に介入する

◆well - dogfights, for one thing.
dogfight = 犬の喧嘩、大ゲンカ
for one thing = ひとつには、たとえば

◆Rarely, reply Chicago's happy dog owners.
reply = 答える 
*Rarely の引用符は省略されている。 

◆And the more dogs we segregate in the bark park, they add,
we = Chicago's happy dog owners  
*前文と同様、引用符が省略されているが、
they addの内容を述べる直接話法の表現になっている。
they = Chicago's happy dog owners
segregate = 隔離する、分離する

◆the more of the "people park" you grouches have to yourselves.
have ~ to oneself = ~を独占する
grouch = 不平を言う人、不機嫌な人 
*you と同格で、dog hatersのこと。
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# by danueno | 2011-11-17 11:58 | メルマガバックナンバー

期待 anticipation その2

日本人に最適の英語学習法 (20) ●

        期待 anticipation その2  


「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開していますが、
 前回から、「期待」anticipation についてお話ししています。


 ちょっと復習しましょう。
 まず例文です。


 -------------------------------------------------------------

    Henry and Anna Polivoda were active retirees until
  they were hit while out for a walk in their Los Angeles
  neighborhood by a car fleeing police because of missing
  license plates.

 -------------------------------------------------------------


 この英文をセンスグループで句切り、SIM訳を付けて
 読むとこんな感じでしたね。

 まず冒頭のセンスグループです。


 ------------------------------------------------------------

  Henry and Anna Polivoda were active retirees …
  ヘンリーとアナ・ポリヴォダは活動的に引退生活を
  送っていました

 ------------------------------------------------------------


 このセンスグループを読んだだけでは、
 現役を引退した幸福な老夫婦がどうなったかがわかりません。

 次のセンスグループを見ると…。


 -----------------------------------------------------------

   until they were hit …
   彼らがはねられるまでは

 -----------------------------------------------------------


 ここで 「エッ!はねられたの?」とびっくりします。

「エーッどうして?」と、
 読者はつい先を読みたくなります。

 先を読むと、こんな感じでした。


 ----------------------------------------------------------

   while out for a walk in their Los Angeles
                 neighborhood …
   彼らのロサンゼルスの家の近辺を散歩中に

 ----------------------------------------------------------


「散歩中にはねられたのかー。しかし一体何でまた?」
 と読者の疑問はふくらみます。

 この先のセンスグループで、大体の話の流れが見えてきます。


 ----------------------------------------------------------

   by a car fleeing police …
   警察から逃げていた車に

 ----------------------------------------------------------


 ここで読者は「逃走車だな!…でも、その車はどうして逃げて
 いたんだろう?」と、さらに話の続きがどうなるか
「期待」して待ちます。


 ----------------------------------------------------------

   because of missing license plates.
   ナンバープレートが無いために(逃げていた)。

 ----------------------------------------------------------


「あー、なるほど…!」と、ここではじめて、読み手は
 話の全貌がわかる、ということでした。

 ここで最も大切なことは、英語とはフレーズごとに
「次はどうなるんだろう!」と、先を「期待」しながら順次、
 理解していく言語であるということです。


 つまり、「英語とは、『期待』がカギを握る言語である」、
 ということでしたね。



 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 前回の例文のように、「期待」が次々と後に続くフレーズに
 よって「充足」されていくということ、これぞ英語の醍醐味
 なんです。


 今まで言ったことを、ちょっと図にまとめてみましょう。


 ――――――――――――――――――――――――――――――
       期 待           充 足
 ――――――――――――――――――――――――――――――

   いつはねられたの?  →  散歩中に

   何にはねられたの?  →  逃走中の車に

   何で逃げていたの?  →  ナンバープレートがなかった
                 から

 ――――――――――――――――――――――――――――――


 いかがでしょうか?

 このように、英語というものは、「期待→充足」という関係の中で、
 はじめてセンスグループ同士が相互につながり、読者の理解が
 成り立っていく言語である、ということです。

 上記の英文の「思考の流れ」を、さらに詳しく下の図に
 まとめてみました。

「期待」が括弧の中で現わされています。



 ―――――――――――――――――――――――――――――――――


   ヘンリーとアナ・ポリヴォダは活動的に引退生活を送ってい
    ました

        ↓


    彼らがはねられるまでは

    (いつはねられたの?)

           ↓


   彼らのロサンゼルスの家の近辺を散歩中に

           (何にはねられたの?)

   ↓


      警察から逃げていた車に

              (何で逃げていたの?)

                  ↓


   ナンバープレートが無いために。


―――――――――――――――――――――――――――――――――



 いかがでしょうか?

 このように「期待」があるから、センスグループは次々に
 有機的につながって行きます。

 つまり「期待とはセンスグループの接着剤」なんですね。


 これで、英語を読むときに「期待」(anticipation)が
 いかに重要であるか、おわかりいただけたことと思います。


        …この続きはまた来週!


                 …お楽しみに!
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# by danueno | 2011-11-16 15:48 | SIMうんちく

神も仏もあるものか

 先日、会社の取引先の方で、「ヨブ記を読んでいる」
 という方に会いました。

 ヨブ記は、旧約聖書の中に収められている書物のひとつです。

 この方はクリスチャンではないのですが、東北の大震災以来、
 思う所があって、ヨブ記を読んでおられるのだそうです。


 そのヨブ記とは、どんなものなのかと言いますと、
「世の中、何でこんなに悲惨な事が起こるの?」
 …ということです。

「神も仏もあるものか!」ということでもあります。


 ところで、ヨブとはどのような人だったのでしょうか?

 それはそれは正しい人でした。
 聖書では、ヨブのことを「義人」と言っております。
 そのヨブが、特に理由もないのに大変な災難にあいます。

 子ども達全員が事故で死に、全財産を奪われ、
 ヨブ自身はひどい悪性の皮膚病に冒されました。

 しかし、それでもヨブの信仰はゆるぐことがなく、
 神様を次のようにほめたたえるのです。


-----------------------------------------------------

  私は裸で母の胎から出て来た。
  また、裸で私はかしこに帰ろう。
  主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。

   聖書 ヨブ記 1章21節

-----------------------------------------------------


 その後、ヨブの元に3人の友人がやってきます。

 苦しんでいるヨブに対して「何かよほど悪いことをしただろう!」
 と責めます。 …いわゆる「因果応報」の理屈です。


 これに対して、神様が直接介入されて、ヨブの目を開けます。

 ヨブはついに、全能の神様に比べたら自分が塵のように卑小な
 存在に過ぎないことと、苦難の背後にある神様の大いなる
 ご計画について悟るのです。

 神様は、ヨブの財産を2倍に戻され、ヨブは以前に増して
 幸せな人生を送ることとなりました。


 さて、冒頭の話に戻りますが、大震災を目の当たりにして、
「神様がいるなら、なぜこんなひどいことをするのか!」
 と怒る人もおられるでしょう。

 しかし、私達人間は、全能者である神様を被告席につけ、
 私達が裁判官になることはできません。

 むしろ、被告席につくべきは、私達人間です。


 神様は、災いを通して、私達が全能の神様に出会うことを
 願っておられるのです。
 


         <今日の英語の聖句>

   Naked I came from my mother’s womb, and naked I will
 depart. The LORD gave and the LORD has taken away;
may the name of the LORD be praised.

          Bible(Job 1:21)


〔私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。
 主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。〕

   聖書 (ヨブ記 1章21節)
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# by danueno | 2011-11-16 15:47 | 編集後記

期待 anticipation (1)

日本人に最適の英語学習法 (19)

        期待 anticipation その1
  


「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開していますが、
 今日から、「期待」anticipation についてお話しします。


 その前に、ちょっと復習です。

 まず前回の例文をご覧ください。


 ----------------------------------------------------------
 
     One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 これを下記のように日本語に翻訳すると、
 面白みに欠けるツルンとした文章になる、ということでした。


---------------------------------------------------------------

  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、
  より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの
  子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防
  センターのある科学者は警告します。

---------------------------------------------------------------


 どこが面白くないかというと、ここにはドラマがない、
 ということでしたね。

 ここには英語を読む醍醐味はありません。

 このような読み方をしていては、英語に興味が持てなくなるのは
 当然です。


 それを解決するのが「SIM同時通訳方式」でした。

 これだと、フレーズごとのドラマを最大限に感じ、
 楽しみ、味わうことができます。

 
 -------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
   2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

  ↓

  unless many more people start eating less and exercising
  more, …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、
より多くの運動を(し始めないかぎり、)

               ↓

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
   と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

 -------------------------------------------------------------------



 このようにSIM同時通訳方式で英語を読むと、
 英米人と同じようにセンスグループごとにハラハラ、ドキドキ
 しながら読んでいくので、「意味の流れ」に従って
 ドラマティックな展開を思う存分楽しむことができます。


 SIM同時通訳方式のような読み方で読むときにはじめて、
 英語は面白く、手応えがあり、喜びをもたらしてくれるものに
 なる、ということでしたね。



 ただし、このSIM同時通訳方式には、欠かせないあるひとつの
 条件があります。

 それが「期待」(anticipation)である、ということでした。



 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 英語では、フレーズごとに「次にどんな言葉がくるのかな?」と
 次を「期待」しながら、読んだり聞いたりしています。

 ですからこの「期待」が英語を理解する上では非常に
 重要になります。


 なぜなら、英語とはまず話の核心「S+V」を言い、
 順次それを説明、補完、強化していく言語であるからです。
 

 実際に例文を見てみましょう。


-------------------------------------------------------------

   Henry and Anna Polivoda were active retirees until
 they were hit while out for a walk in their Los Angeles
 neighborhood by a car fleeing police because of missing
 license plates.

-------------------------------------------------------------


 この英文をセンスグループで句切り、SIM訳を付けて
 読んでみましょう。

 まず冒頭のセンスグループをご覧ください。


------------------------------------------------------------

  Henry and Anna Polivoda were active retirees …
  ヘンリーとアナ・ポリヴォダは活動的に引退生活を
  送っていました

------------------------------------------------------------


さて、このセンスグループを読んだだけでは、この話が
どう展開していくかわかりません。


 現役を引退した幸福な老夫婦がどうなったか、
 次のセンスグループを見てみましょう。


 -----------------------------------------------------------

   until they were hit …
   彼らがはねられるまでは

 -----------------------------------------------------------


 読み手はここで 「エッ!はねられたの?」とびっくりします。

「晴天の霹靂(へきれき)」といった感じの展開ですね。


「それまでは活動的な引退生活を送っていたのにどうして?」と、
読者はつい先を読みたくなります。


 私たちも先を読んでみましょう。


----------------------------------------------------------

  while out for a walk in their Los Angeles
neighborhood …
   彼らのロサンゼルスの家の近辺を散歩中に

----------------------------------------------------------


「散歩中にはねられたのかー。かわいそうに。しかし一体
何でまた?」と読者の疑問はふくらむはずです。


そして、この先のセンスグループで、大体の話の流れが見えてきます。


----------------------------------------------------------

   by a car fleeing police …
  警察から逃げていた車に

----------------------------------------------------------


ここで読者は「逃走車だな!…でも、その車はどうして逃げて
いたんだろう?」と、さらに話の続きがどうなるか
「期待」して待ちます。


----------------------------------------------------------

  because of missing license plates.
ナンバープレートが無いために(逃げていた)。

----------------------------------------------------------


「あー、なるほど…!」と、ここではじめて、読み手は
話の全貌がわかります。


最後のフレーズまで読んだ瞬間、ジグソーパズルの最後のピースが
はまった時のように「そういうことだったのか!」と
納得するのです。


 さて、ここで最も大切なことは何でしょう?

それは、今見てきたとおり、英語とはフレーズごとに
「次はどうなるんだろう!」と、先を「期待」しながら順次、

理解していく言語であるということです。


 つまり、「英語とは、『期待』がカギを握る言語である」、
 ということですね。


        …この続きはまた来週!



                 …お楽しみに!
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# by danueno | 2011-11-09 17:44 | SIMうんちく

貧しさも富も私に与えず…

 先日、友人がこうつぶやきました。

「宝くじでも当たらないかなー」


 世の中がこれほど不況になると、宝くじでも当たらないと
 首が回らない、という人がひょっとしたら、おられるかも
 しれません。


 今年の『年末ジャンボ宝くじ』は、11月24日の木曜日から
 全国で一斉に発売されるのだそうです。

 賞金は、1等が2億円、前後賞が各5,000万円で、
 1等・前後賞合わせて3億円です!


 私はくじ運が悪いのか、お年玉年賀ハガキさえあまり
 当たらないので、宝くじは買ったことがありません(笑)。


 ところで、この宝くじ、1万円や10万円が当たるのは、
 ささやかな楽しみの範囲内なのでしょうが、物のはずみで
 2億円当たってしまったらどうでしょうか?


 宝くじを買う人は、なるべく高額な賞、できれば2億円当たれ!

 と思って買うのでしょうが、それが本当に良いことかどうか
 となると、また別の話かもしれません。


 実は、高額当選者に限定して配布されるハンドブックがあって、
 そこにはこんな事が書いてあるのです。


  ・興奮の後に訪れる不安は、以前の自分に戻るための通過点

  ・後で後悔するような軽はずみな言動に注意する

  ・ひとりでも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう


 思わぬ大金が転がり込んでくるのですから、それはそれは
 興奮するでしょう。

 そして、興奮の後には不安が訪れると…。

 ちょっとでも人にもらせば、あっという間にうわさが
 広まります。

 
  ・知らせる必要のある人を全てリストアップ

  ・当せん金の分与者リストを作る

  ・もしもの時のために遺言状を作る


 分与の問題や友人知人からの嫉妬など、人間関係のトラブルは
 避けられないでしょう。

「お金貸してちょうだい」と言われたらどうするのか?

 …そんなことも考えておかねばなりません。

 
 さらには、遺言状まで用意せよとは…!

 ふと、昔、2億円当たった女性が、親しかった男性に殺された
 事件を思い出してしまいました。



 ハンドブックを読んで私が思ったことは、
「お金はパワーを持つ」ということです。 

 身の丈にあったお金は人を幸福にするパワーを持つが、
 大金は人生を破壊するパワーを持つ、ということですね。


 聖書には素晴らしい言葉があります。
 下記をご覧ください。



          <今日の英語の聖句>

   An inheritance claimed too soon will not be blessed
at the end. Give me neither poverty nor riches, but give
me only my daily bread.

          Bible(Proverbs 20:21,30:8)


〔初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない。
  貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で
私を養ってください。〕

          聖書(箴言 20章21節、30章8節 )
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# by danueno | 2011-11-09 17:43 | 編集後記

翻訳の問題

日本人に最適の英語学習法 (18) ●

           「翻訳の問題」
  

「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。


 前回に引き続き「翻訳の問題」についてお話ししましょう。
 ちょっと復習です。


 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
     One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 次に、この英文を日本語に翻訳してみます。

 私達が通常、目にする訳です。


---------------------------------------------------------------

  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、

  より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの

  子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防

  センターのある科学者は警告します。

---------------------------------------------------------------


 いかがでしょうか?
 面白みに欠けるツルンとした文章になってしまいました。

 どこが面白くないかというと、ここにはドラマがないのです。

 このような翻訳調では、センスグループごとのドラマが
 壊れてしまうので面白みがないのです。

 ドラマ性に欠けた「予定調和」の世界と言うこともできます。

 先が読めてしまいスリルがありません。
 ここには英語を読む醍醐味はありません。

 このような読み方をしていては、英語に興味が持てなくなるのは
 当然でしょう。


 私たちは、学校で「返り読み」式の翻訳を習いますが、
 それこそ英語をつまらなくしている元凶だったのです。



 …と、ここまでが前回のお話でした。

今回は、ここからです。



 では、「フレーズごとのドラマ」を最大限に感じ、楽しみ、
 味わう読み方とは何でしょう?

 それはもちろん、今まで何度も言ってきました 「SIM同時通訳方式」
 ですね。


 私たちがこの方式で、英語を読んだり聞いたりするときはじめて、
 英語の持つ深い味わいの根本である「英語の醍醐味」「英語のいのち」
 に触れることができます。


 SIM同時通訳方式で読むと、同じ英文も、次のようにドラマチックに
 展開していきます。


 -------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
   2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

  ↓

  unless many more people start eating less and exercising
  more, …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、
より多くの運動を(し始めないかぎり、)

               ↓

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
   と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

 -------------------------------------------------------------------



 まず最初のセンスグループで、読み手は「ドキリ!」とします。
「エッ!子供が糖尿病になる? いったい何のことだろう」と…。

 すると、次のセンスグループで読み手は、
「なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!」
 と、少しばかりホッとします。


 さらに、最後のセンスグループで、
「そうか、これは専門家による確かな意見なんだな…。なるほど!」
 と、このように読者は段階的に説得されるわけです。



 このようにSIM同時通訳方式で英語を読むと、
 英米人と同じようにセンスグループごとにハラハラ、ドキドキ
 しながら読んでいくので、「意味の流れ」に従って
 ドラマティックな展開を思う存分楽しむことができるんです。


 SIM同時通訳方式のような読み方で読むときにはじめて、
 英語は面白く、手応えがあり、喜びをもたらしてくれるものに
 なるのですね。


 ただし、このSIM同時通訳方式には、欠かせないあるひとつの
 条件があります。

 それをしなければ「SIM同時通訳方式」も意味が薄れてしまいます。
 それが、これからお話しする「期待」(anticipation)です。


 英語では、フレーズごとに「次にどんな言葉がくるのかな?」と
 次を「期待」しながら、読んだり聞いたりしているんですね。


 ですからこの「期待」が英語を理解する上では非常に重要になります。

 なぜなら、英語とはまず話の核心「S+V」を言い、順次それを説明、
 補完、強化していく言語であるからです。
 

 では、次回から、この「期待」を詳しく説明していきましょう。



…この続きは、また来週!


 
         …お楽しみに! 
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# by danueno | 2011-11-02 14:34 | SIMうんちく

秋の大シンフォニー

 私の大好きな秋になりました。

 この季節は自然がとてもきれいです。
 たとえば、木々の紅葉です。

 散歩をしながら錦秋の山々を見ると、目も鮮やかな黄金色に
 色づいています。
 

 ところが、それらの紅葉も、ひとつひとつの葉を見れば、
 どれも完全に美しいものはありません。

 シミがあったり、縮こまっていたり、中には虫が食っている
 ものもあります。


 …でも、そこが良いのです。

 だからこそ、私達はそこに、絶妙な濃淡とグラデーションを
 楽しむことができるのです。

 それらの葉っぱたちが全体でひとつになる時、
 大シンフォニーのように豊かなハーモニーが生まれます。


 私達人間も同じようなものではないでしょうか?

 誰ひとり完全な人はいません。

 でも、それらのひとりひとりが互いに補完し合い、
 手を取り合って助け合うときに、ひとつの大きな調和が
 生まれる…。

 だから、ひとりひとりは不完全で良いのです。
 弱さがひとりひとり違うから助け合える…。



 これと正反対なのが軍隊の行進でしょう。

 等しく健康で強い者達が、徒党を組んで行進する時、
 見る者にうっとおしい威圧感を与えます。

 夏真っ盛りの木々の緑も、同様の威圧感を覚えるので、
 私はちょっと苦手です。


 そのうっとおしい夏も過ぎ去り、はや晩秋となりました。

 いいなー。秋って。

 

        <今日の英語の聖句>

    The parts that we think are less honorable we
treat with special honor. And the parts that are
unpresentable are treated with special modesty,
while our presentable parts need no special treatment.

But God has put the body together, giving greater
honor to the parts that lacked it, so that there should
be no division in the body, but that its parts should
have equal concern for each other.

        Bible(1 Corinthians 12:23) 


〔私たちは、からだの中で比較的に尊くないとみなす器官を、
  ことさらに尊びます。こうして、私たちの見ばえのしない
器官は、ことさらに良いかっこうになりますが、かっこうの
良い器官にはその必要がありません。

しかし神は、劣ったところをことさらに尊んで、からだを
このように調和させてくださったのです。
それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いにいたわり
合うためです。〕

        聖書(コリント人への手紙 第1 12章23節)
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# by danueno | 2011-11-02 14:33 | 編集後記

アグレッシブ・リスニング その7

日本人に最適の英語学習法 (17)

        アグレッシブ・リスニング その7



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。


 前回に引き続き「翻訳の問題」についてお話ししましょう。
 ちょっと復習です。

 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
      One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 このような複雑な英文も、SIM同時通訳方式で読むと、
 まさに瞬時に内容を理解することが可能になる、
ということでしたね。


---------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

  will become diabetic …
  糖尿病になります

  unless many more people start eating less …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

  and exercising more, …
  そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

  a scientist with the Centers for Disease Control
       and Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

-----------------------------------------------------------------


 ここには、英語の「論理性」というものが非常に色濃く
 現されてくる、というお話でした。

 では、「英語の論理性」とは何かというと…。


-------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

-------------------------------------------------------------------


 まず最初のセンスグループで、核心をズバッと言い切ります。

 英語の特徴は、このように文章の根幹でありテーマである「S+V」を
 真っ先に言ってしまうということでしたね。

 そうして、読む人はここで「ドキリ!」とします。

「エッ!子供が糖尿病になる? いったい何のことだろう」と…。

 すると、次のようなことが書いてあります。


-----------------------------------------------------------------

 unless many more people start eating less and exercising
 more, …
 より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、より
多くの運動を(し始めないかぎり、)

-----------------------------------------------------------------


 読み手は、
「なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!」
 と、少しばかりホッとするわけです。

 そして、今までの主張は次のセンスグループで強化されます。

--------------------------------------------------------------

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
 と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

--------------------------------------------------------------


 ここで読み手は、専門家の意見と知って、次のように納得する
 でしょう。

「そうか、これは専門家による確かな意見なんだな…。なるほど!」
 と、このように読者は段階的に説得されるわけです。


 さて以上のことをまとめると、この文章はセンスグループごとに
 下記のような「意味の流れ」があることがわかる、
 ということでしたね。

 これが、英語ならではの論理性です。


------------------------------------------------------------

   テーマ(S+V) → 条件付け  → 権威付け

------------------------------------------------------------


英語はこのように、極めて論理的な「意味の流れ」にそって
 展開しているのです。

 そして、センスグループの各段で、読み手は「驚き」を感じたり、
「ホッ」としたり、「納得」したりします。

 つまりここには、センスグループの展開に伴って起こるドラマが
 ある、ということでした。


 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 このようにSIM同時通訳方式で英語を読むと、
 英米人と同じようにセンスグループごとにハラハラ、ドキドキ
 しながら読んでいくので、「意味の流れ」に従って
 ドラマティックな展開を思う存分楽しむことができます。


 つまり、SIM同時通訳方式のような読み方で読むときにこそ、
 はじめて、英語は面白く、手応えがあり、
 喜びをもたらしてくれるものになるのです。


 では、このこと実証するために、試しにそれを「返り読み」で、
 同じ英文を読んでみましょう。


---------------------------------------------------------------

 より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、
 より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの
 子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防
 センターのある科学者は警告します。

---------------------------------------------------------------


 いかがでしょうか?

 面白みに欠けるツルンとした文章になってしまいました。

 どこが面白くないかというと、ここにはドラマがないのです。

 このような翻訳調では、センスグループごとのドラマが
 壊れてしまうので面白みがないのです。


 ドラマ性に欠けた予定調和の世界と言うこともできます。

 先が読めてしまいスリルがないのです。

 ここには英語を読む醍醐味はありません。


 このような読み方をしていては、英語に興味が持てなくなるのは
 当然でしょう。


 私たちは、学校で「返り読み」式の翻訳を習いますが、
 それこそ英語をつまらなくしている元凶だったのです。


     …この続きは、また来週!


            …お楽しみに! 
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# by danueno | 2011-10-26 16:34 | SIMうんちく

癒しの楽器、リュートの秘密とは?

 皆様は「リュート」という楽器をご存知ですしょうか?

 シェイクスピアが活躍した時代に、宮廷などで愛された楽器で、
 ギターの前身と言われています。

 形はギターと似ていますが、リュートの方は胴の部分が、洋梨を
 半分に切ったような形をしています。

 これが、何とも言えない奥の深い美音で、ひとことで言えば、
「癒される音」なのです。


 ところで、リュートについては、興味深い逸話がありますので、
 ちょっとご紹介しましょう。


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  昔々、あるリュート職人が、頭を抱えてしまいました。

  やっと完成間近になったリュートに、あろうことか、
  ひびが入ってしまったのです。

  落胆した彼は、ため息をつきながら、そのリュートにせめて
  別れを告げようと弦を張り、弾いてみました。

  すると…、何ということでしょう。
  それまでに作り上げたリュートより深みのある音色が響いたでは
  ありませんか。

  自分の耳がどうかしたのだろうかと、彼は仲間のリュート職人達に、
  ひびが入ってしまったリュートの音を聴いてもらいました。

  すると仲間も、「こんなに心にしみこんでくる音色は初めてだ。
  お前はいったいどうやってこのリュートを作ったんだ、教えてくれ」
  と口々に言ったそうです。

  このリュート職人は、正直に、ひびが入ってしまったこと、
  あきらめきれなくて弦を張って弾いてみたことを話しました。

  以来、どのようにひびを入れたらそのように深みのある美しい音の
  リュートになるのか、職人たちは真剣に取り組んだそうです。


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 いかがでしょうか。

 私達の心にも時々、ひびが入るのではないでしょうか?


 失恋した時…

 人からけなされた時…

 誤解された時…

 仕事で失敗した時…

 自分に嫌気がさした時…
 

 …等々、他にも数え切れないほどのアクシデントによって、
 私達の心は打ち砕かれ、ひびが入ります。

 私達が歳を取るとは、「心のひび割れが増えることだ」、
 ということかもしれません。


 ところが、そのような心の痛みによって、私達の人格に
 ある種の深みと奥深さが加わるとしたら、どうでしょうか?

 リュートが、ひび割れによって妙なる音色を響かせるように。


【今日の英語の聖句】

    Not only so, but we also glory in our sufferings,
 because we know that suffering produces perseverance;
 perseverance, character; and character, hope.

                Bible(Romans 5:3) 


〔そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。
  それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。〕

                 聖書(ローマ書 5章3節)
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# by danueno | 2011-10-26 16:33 | 編集後記

アグレッシブ・リスニング その6

【今日のテーマ】

       ● 日本人に最適の英語学習法 (16) ●

        アグレッシブ・リスニング その6



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。

 前回に引き続き「翻訳の問題」についてお話ししましょう。

 ちょっと復習です。


 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
     One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
  for Disease Control and Prevention warns.

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 このような複雑な英文も、SIM同時通訳方式で読むと、
 まさに瞬時に内容を理解することが可能になる、
ということでしたね。


------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

  will become diabetic …
  糖尿病になります

  unless many more people start eating less …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

  and exercising more, …
  そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

  a scientist with the Centers for Disease Control
       and Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

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いかがでしょうか?

 非常にすっきりと理解できますよね。

 読者は、センスグループごとに読むことで、
 水の流れに乗るように無理なく、英語の「意味の流れ」を
 つかんでいくことが可能になります。


では、この英文の「意味の流れ」を日本語で書き出して
 みましょう。

 そうすると、とても面白いことがわかります。

 そこに、英語の「論理性」というものが非常に色濃く
 現されてくるからです。


 では、「英語の論理性」とは何か?



 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 「英語の論理性」とは何でしょう?

  まず最初のセンスグループをご覧ください。



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  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

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 英語ではこのように、はじめに核心をズバッと言い切ります。
 これが、この文章のテーマとなります。

 英語の特徴は、このように文章の根幹でありテーマである「S+V」を
 真っ先に言ってしまうということです。


 そうして、読む人はここで「ドキリ!」とすることになります。
「エッ!子供が糖尿病になる? いったい何のことだろう」と…。

 読者は自然に、この話がどのように続いていくのか、
 興味津々で次のセンスグループに目を移します。


 すると、次のようなことが書いてあります。


-----------------------------------------------------------------

  unless many more people start eating less and exercising
 more, …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、より
  多くの運動を(し始めないかぎり、)

-----------------------------------------------------------------


 読み手は、
「なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!」
 と、少しばかりホッとするわけです。

 そして、今までの主張は次のセンスグループで強化されます。



--------------------------------------------------------------

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

--------------------------------------------------------------


 ここで読み手は、専門家の意見と知って、次のように納得する
 でしょう。

「そうか、これは専門家による確かな意見なんだな…。なるほど!」
 と、このように読者は段階的に説得されるわけです。


 さて以上のことをまとめると、この文章はセンスグループごとに
 下記のような「意味の流れ」があることがわかります。


------------------------------------------------------------

   テーマ(S+V) → 条件付け  → 権威付け

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英語はこのように、極めて論理的な「意味の流れ」にそって
 展開しているのです。

 そして、センスグループの各段で、読み手は「驚き」を感じたり、
「ホッ」としたり、「納得」したりします。

 つまりここには、センスグループの展開に伴って起こるドラマが
 あるのです。


 ですから、この センスグループごとのドラマを充分に感じて
 読むためには、センスグループの 自然な流れに逆らわない
 読み方をする必要があります。


 そのために最も有効なのが、SIM同時通訳方式 なんですね。


     …この続きは、また来週!

 
            …お楽しみに! 
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# by danueno | 2011-10-19 17:24 | SIMうんちく

「卵が先か、鶏が先か」

よく「卵が先か、鶏が先か」ということが問われます。

卵がなければ鶏が生まれないし、鶏がいなければ卵も生まれせん。
「最初は一体どっちだったんだろう…」、ということです。

…あなたは、どう思いますか?


私たちは卵と鶏を見てみると、一見、卵のほうが簡単なものの
ように見えるので、きっと卵が先だろうと思うかもしれません。

ところが最近の遺伝子工学の発達により、生物の誕生において、
「卵が先」ということは、決してあり得ないことがわかって
きました。

卵は1個の細胞で、その細胞の核の中には「遺伝子」が入って
います。

DNAと呼ばれるこの遺伝子は、じつは成体となった鶏が持つ
遺伝子と全く同じものなのです。その内容は、寸分違いません。


このDNA一個の中には、百科事典でいえば1億ページ分にも
相当するような膨大な量の情報がつまっているそうです。

この卵がどのように細胞分裂を繰り返して、どの細胞が目になり、
どの細胞が耳になり、どの細胞が足になり、どの細胞が翼になる…
といったすべての情報とプログラムが、その卵のDNA内に
含まれているのです。


遺伝子情報という観点から見れば、卵も、また成長して大きく
なった鶏も全く変わらないのです。

そして、卵は親鶏がいなければ生まれません。
卵にすべての遺伝情報を与えたのは、親鶏だからです。


世界最古の書物にして、大ベストセラーである聖書には、
「親鶏が先」と書いてあります。

まず、親鶏が神様によって造られ、卵を産んで増え広がった、と。
人間で言えば、アダムとエバが最初の人間として造られ、
増え広がっていった、と。

このように聖書では、まず「親が先」と語ります。
また、鶏や他の生物も、すべて、最初は成体の状態であった、と
聖書は述べるのです。

 

    So God created mankind in his own image,
in the image of God he created them; male and female he
created them.
God blessed them and said to them,
“Be fruitful and increase in number; fill the earth and
subdue it. Rule over the fish in the sea and the birds
in the sky and over every living creature that moves on
the ground.”    

                 Bible(Genesis 1:27) 


〔神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。
  神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。
「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、
地をはうすべての生き物を支配せよ。」〕

                 聖書(創世記 1章27節)
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# by danueno | 2011-10-19 17:23 | 編集後記