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アグレッシブ・リスニング その7

日本人に最適の英語学習法 (17)

        アグレッシブ・リスニング その7



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。


 前回に引き続き「翻訳の問題」についてお話ししましょう。
 ちょっと復習です。

 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
      One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 このような複雑な英文も、SIM同時通訳方式で読むと、
 まさに瞬時に内容を理解することが可能になる、
ということでしたね。


---------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

  will become diabetic …
  糖尿病になります

  unless many more people start eating less …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

  and exercising more, …
  そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

  a scientist with the Centers for Disease Control
       and Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

-----------------------------------------------------------------


 ここには、英語の「論理性」というものが非常に色濃く
 現されてくる、というお話でした。

 では、「英語の論理性」とは何かというと…。


-------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

-------------------------------------------------------------------


 まず最初のセンスグループで、核心をズバッと言い切ります。

 英語の特徴は、このように文章の根幹でありテーマである「S+V」を
 真っ先に言ってしまうということでしたね。

 そうして、読む人はここで「ドキリ!」とします。

「エッ!子供が糖尿病になる? いったい何のことだろう」と…。

 すると、次のようなことが書いてあります。


-----------------------------------------------------------------

 unless many more people start eating less and exercising
 more, …
 より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、より
多くの運動を(し始めないかぎり、)

-----------------------------------------------------------------


 読み手は、
「なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!」
 と、少しばかりホッとするわけです。

 そして、今までの主張は次のセンスグループで強化されます。

--------------------------------------------------------------

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
 と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

--------------------------------------------------------------


 ここで読み手は、専門家の意見と知って、次のように納得する
 でしょう。

「そうか、これは専門家による確かな意見なんだな…。なるほど!」
 と、このように読者は段階的に説得されるわけです。


 さて以上のことをまとめると、この文章はセンスグループごとに
 下記のような「意味の流れ」があることがわかる、
 ということでしたね。

 これが、英語ならではの論理性です。


------------------------------------------------------------

   テーマ(S+V) → 条件付け  → 権威付け

------------------------------------------------------------


英語はこのように、極めて論理的な「意味の流れ」にそって
 展開しているのです。

 そして、センスグループの各段で、読み手は「驚き」を感じたり、
「ホッ」としたり、「納得」したりします。

 つまりここには、センスグループの展開に伴って起こるドラマが
 ある、ということでした。


 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 このようにSIM同時通訳方式で英語を読むと、
 英米人と同じようにセンスグループごとにハラハラ、ドキドキ
 しながら読んでいくので、「意味の流れ」に従って
 ドラマティックな展開を思う存分楽しむことができます。


 つまり、SIM同時通訳方式のような読み方で読むときにこそ、
 はじめて、英語は面白く、手応えがあり、
 喜びをもたらしてくれるものになるのです。


 では、このこと実証するために、試しにそれを「返り読み」で、
 同じ英文を読んでみましょう。


---------------------------------------------------------------

 より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、
 より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの
 子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防
 センターのある科学者は警告します。

---------------------------------------------------------------


 いかがでしょうか?

 面白みに欠けるツルンとした文章になってしまいました。

 どこが面白くないかというと、ここにはドラマがないのです。

 このような翻訳調では、センスグループごとのドラマが
 壊れてしまうので面白みがないのです。


 ドラマ性に欠けた予定調和の世界と言うこともできます。

 先が読めてしまいスリルがないのです。

 ここには英語を読む醍醐味はありません。


 このような読み方をしていては、英語に興味が持てなくなるのは
 当然でしょう。


 私たちは、学校で「返り読み」式の翻訳を習いますが、
 それこそ英語をつまらなくしている元凶だったのです。


     …この続きは、また来週!


            …お楽しみに! 
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by danueno | 2011-10-26 16:34 | SIMうんちく

癒しの楽器、リュートの秘密とは?

 皆様は「リュート」という楽器をご存知ですしょうか?

 シェイクスピアが活躍した時代に、宮廷などで愛された楽器で、
 ギターの前身と言われています。

 形はギターと似ていますが、リュートの方は胴の部分が、洋梨を
 半分に切ったような形をしています。

 これが、何とも言えない奥の深い美音で、ひとことで言えば、
「癒される音」なのです。


 ところで、リュートについては、興味深い逸話がありますので、
 ちょっとご紹介しましょう。


--------------------------------------------------------------

  昔々、あるリュート職人が、頭を抱えてしまいました。

  やっと完成間近になったリュートに、あろうことか、
  ひびが入ってしまったのです。

  落胆した彼は、ため息をつきながら、そのリュートにせめて
  別れを告げようと弦を張り、弾いてみました。

  すると…、何ということでしょう。
  それまでに作り上げたリュートより深みのある音色が響いたでは
  ありませんか。

  自分の耳がどうかしたのだろうかと、彼は仲間のリュート職人達に、
  ひびが入ってしまったリュートの音を聴いてもらいました。

  すると仲間も、「こんなに心にしみこんでくる音色は初めてだ。
  お前はいったいどうやってこのリュートを作ったんだ、教えてくれ」
  と口々に言ったそうです。

  このリュート職人は、正直に、ひびが入ってしまったこと、
  あきらめきれなくて弦を張って弾いてみたことを話しました。

  以来、どのようにひびを入れたらそのように深みのある美しい音の
  リュートになるのか、職人たちは真剣に取り組んだそうです。


---------------------------------------------------------------


 いかがでしょうか。

 私達の心にも時々、ひびが入るのではないでしょうか?


 失恋した時…

 人からけなされた時…

 誤解された時…

 仕事で失敗した時…

 自分に嫌気がさした時…
 

 …等々、他にも数え切れないほどのアクシデントによって、
 私達の心は打ち砕かれ、ひびが入ります。

 私達が歳を取るとは、「心のひび割れが増えることだ」、
 ということかもしれません。


 ところが、そのような心の痛みによって、私達の人格に
 ある種の深みと奥深さが加わるとしたら、どうでしょうか?

 リュートが、ひび割れによって妙なる音色を響かせるように。


【今日の英語の聖句】

    Not only so, but we also glory in our sufferings,
 because we know that suffering produces perseverance;
 perseverance, character; and character, hope.

                Bible(Romans 5:3) 


〔そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。
  それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。〕

                 聖書(ローマ書 5章3節)
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by danueno | 2011-10-26 16:33 | 編集後記

アグレッシブ・リスニング その6

【今日のテーマ】

       ● 日本人に最適の英語学習法 (16) ●

        アグレッシブ・リスニング その6



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。

 前回に引き続き「翻訳の問題」についてお話ししましょう。

 ちょっと復習です。


 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
     One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
  for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 このような複雑な英文も、SIM同時通訳方式で読むと、
 まさに瞬時に内容を理解することが可能になる、
ということでしたね。


------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

  will become diabetic …
  糖尿病になります

  unless many more people start eating less …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

  and exercising more, …
  そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

  a scientist with the Centers for Disease Control
       and Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

 --------------------------------------------------------------


いかがでしょうか?

 非常にすっきりと理解できますよね。

 読者は、センスグループごとに読むことで、
 水の流れに乗るように無理なく、英語の「意味の流れ」を
 つかんでいくことが可能になります。


では、この英文の「意味の流れ」を日本語で書き出して
 みましょう。

 そうすると、とても面白いことがわかります。

 そこに、英語の「論理性」というものが非常に色濃く
 現されてくるからです。


 では、「英語の論理性」とは何か?



 …ここまでが前回のお話でした。

 今回は、ここからです。



 「英語の論理性」とは何でしょう?

  まず最初のセンスグループをご覧ください。



-------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic…
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります

-------------------------------------------------------------------


 英語ではこのように、はじめに核心をズバッと言い切ります。
 これが、この文章のテーマとなります。

 英語の特徴は、このように文章の根幹でありテーマである「S+V」を
 真っ先に言ってしまうということです。


 そうして、読む人はここで「ドキリ!」とすることになります。
「エッ!子供が糖尿病になる? いったい何のことだろう」と…。

 読者は自然に、この話がどのように続いていくのか、
 興味津々で次のセンスグループに目を移します。


 すると、次のようなことが書いてあります。


-----------------------------------------------------------------

  unless many more people start eating less and exercising
 more, …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、より
  多くの運動を(し始めないかぎり、)

-----------------------------------------------------------------


 読み手は、
「なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!」
 と、少しばかりホッとするわけです。

 そして、今までの主張は次のセンスグループで強化されます。



--------------------------------------------------------------

  a scientist with the Centers for Disease Control and
  Prevention warns.
  と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

--------------------------------------------------------------


 ここで読み手は、専門家の意見と知って、次のように納得する
 でしょう。

「そうか、これは専門家による確かな意見なんだな…。なるほど!」
 と、このように読者は段階的に説得されるわけです。


 さて以上のことをまとめると、この文章はセンスグループごとに
 下記のような「意味の流れ」があることがわかります。


------------------------------------------------------------

   テーマ(S+V) → 条件付け  → 権威付け

------------------------------------------------------------


英語はこのように、極めて論理的な「意味の流れ」にそって
 展開しているのです。

 そして、センスグループの各段で、読み手は「驚き」を感じたり、
「ホッ」としたり、「納得」したりします。

 つまりここには、センスグループの展開に伴って起こるドラマが
 あるのです。


 ですから、この センスグループごとのドラマを充分に感じて
 読むためには、センスグループの 自然な流れに逆らわない
 読み方をする必要があります。


 そのために最も有効なのが、SIM同時通訳方式 なんですね。


     …この続きは、また来週!

 
            …お楽しみに! 
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by danueno | 2011-10-19 17:24 | SIMうんちく

「卵が先か、鶏が先か」

よく「卵が先か、鶏が先か」ということが問われます。

卵がなければ鶏が生まれないし、鶏がいなければ卵も生まれせん。
「最初は一体どっちだったんだろう…」、ということです。

…あなたは、どう思いますか?


私たちは卵と鶏を見てみると、一見、卵のほうが簡単なものの
ように見えるので、きっと卵が先だろうと思うかもしれません。

ところが最近の遺伝子工学の発達により、生物の誕生において、
「卵が先」ということは、決してあり得ないことがわかって
きました。

卵は1個の細胞で、その細胞の核の中には「遺伝子」が入って
います。

DNAと呼ばれるこの遺伝子は、じつは成体となった鶏が持つ
遺伝子と全く同じものなのです。その内容は、寸分違いません。


このDNA一個の中には、百科事典でいえば1億ページ分にも
相当するような膨大な量の情報がつまっているそうです。

この卵がどのように細胞分裂を繰り返して、どの細胞が目になり、
どの細胞が耳になり、どの細胞が足になり、どの細胞が翼になる…
といったすべての情報とプログラムが、その卵のDNA内に
含まれているのです。


遺伝子情報という観点から見れば、卵も、また成長して大きく
なった鶏も全く変わらないのです。

そして、卵は親鶏がいなければ生まれません。
卵にすべての遺伝情報を与えたのは、親鶏だからです。


世界最古の書物にして、大ベストセラーである聖書には、
「親鶏が先」と書いてあります。

まず、親鶏が神様によって造られ、卵を産んで増え広がった、と。
人間で言えば、アダムとエバが最初の人間として造られ、
増え広がっていった、と。

このように聖書では、まず「親が先」と語ります。
また、鶏や他の生物も、すべて、最初は成体の状態であった、と
聖書は述べるのです。

 

    So God created mankind in his own image,
in the image of God he created them; male and female he
created them.
God blessed them and said to them,
“Be fruitful and increase in number; fill the earth and
subdue it. Rule over the fish in the sea and the birds
in the sky and over every living creature that moves on
the ground.”    

                 Bible(Genesis 1:27) 


〔神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。
  神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。
「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、
地をはうすべての生き物を支配せよ。」〕

                 聖書(創世記 1章27節)
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by danueno | 2011-10-19 17:23 | 編集後記

アグレッシブ・リスニング その5

● 日本人に最適の英語学習法 (15) ●

        アグレッシブ・リスニング その5



「SIMうんちく」は、アグレッシブ・リスニングについて、
 さらに深く突っ込んだお話を展開しています。


 前回は、「翻訳の問題」についてご説明しました。
 ちょっと復習しましょう。


 まず前回の例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
     One in three U.S. children born in 2000 will
  become diabetic unless many more people start eating
  less and exercising more, a scientist with the Centers
for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 これを日本の学校英語で習う「返り読み」式に翻訳すると、
 次のような訳になります。


「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、
 より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの
 子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センター
 のある科学者は警告します。」


 このような複雑な英文を瞬時に訳すことは、
 私たち日本人にとって、なかなか難しいですね。


 普通の日本人なら、このような英文を、文頭から文末まで
 行ったり来たりしながら、時間をかけて日本語に
 翻訳していくでしょう。


 翻訳の問題点は、まさにここにあります。

「英語の語順」を、いったん「日本語の語順」に組み直して
 理解するわけですから、その分だけ無駄な時間がかかって
 しまう、というわけです。

 これが、日本人の英語ベタの最大の理由だ、
 ということでしたね。



 …前回は、ここまででした。

  今日は、この続きです。


 しかし、前記のような複雑な英文も、SIM同時通訳方式で読むと、
 まさに瞬時に内容を理解することが可能になります。

 どんなに複雑で構築的な英語も、センスグループごとに分解すれば、
 後戻りすることなくすっきりと把握できるからですね。


 では実際に、SIM同時通訳方式でこの英文を読んでみましょう。


-------------------------------------------------------------

   One in three U.S. children born in 2000 …
   2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

  will become diabetic …
  糖尿病になります

  unless many more people start eating less …
  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

   and exercising more, …
   そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

   a scientist with the Centers for Disease Control
    and Prevention warns.
   と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告
   します。

----------------------------------------------------------------



 このように複雑な英文も、SIM同時通訳方式で
 センスグループに分解すると、文頭から文末まで
 英語の語順に沿って理解でき、決して文頭に戻る必要は
 ありません。


 読者はまた、センスグループごとに読むことで、
 水の流れに乗るように無理なく、英語の「意味の流れ」を
 つかんでいくことが可能になります。


では、この英文の「意味の流れ」を日本語で書き出して
 みましょう。

 そうすると、とても面白いことがわかりますよ。
 
 そこに、英語の「論理性」というものが非常に色濃く
 現されてくるからです。


「英語の論理性」とは何か?


 …それは、また来週、ご説明します。


        …お楽しみに!
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by danueno | 2011-10-12 16:06 | SIMうんちく

“めまい”からの生還

「いやー、ひどい目にあいました」と、
“めまい”の持病を持つスタッフが苦笑しながら言いました。

 話を聞いて、私もかなりビックリしました。

 というわけで今回は、結構悩んでいる方が多いらしい“めまい”
 とその対処法を取り上げることにします。


 めまいを経験したことのない私などは、その辛さがわからない
 のですが、これは、もの凄く気持ちが悪いようですね。

 ある夜、寝返りをしたとたん、世界がグルグルと回り出すのだ
 そうです。

 それはたとえば奈落の底に落ちるような感覚であり、
 形容しがたいほどの恐怖感と吐き気が伴うとのこと…。


 原因は、先週お話しした耳石(じせき)が関係しているようです。 

 以下、スタッフの体験記です。


--------------------------------------------------------------

 私は「アッ来た!」と思いました。

 年に2、3回、このようなめまいを経験して慣れている私は、
 いつもの方法で、応急処置をします。

 このめまいは、「良性発作性頭位性めまい」と称されるもので、
 一般的にめまいの大部分がこれであり、しかも病院でも有効な処置が
 なされにくいのです。


「良性」ですので心配はいりません。

「発作性」なので長くは続きません。せいぜい数週間で治ります。

「頭位性」なので、頭の位置によって、めまいが出たりでなかったり
 します。


 原因は、耳石というものがはがれて、平衡感覚を司る三半規管に
 紛れ込み、そこで悪さをするのです。

 はがれる理由は「加齢」が多いようです(笑)。
 あと、「カルシウム不足」ということも言われています。


 処置としては、この耳石を三半規管から元あった場所に戻す
 体操をします。これを「エプリー法」といいます。

  http://zutuumemai.blog74.fc2.com/blog-entry-23.html


 ところが問題は、このエプリー法を施術してくれる病院があまり
 ないことです。

 非常に効果の高い方法なのに、なぜか耳鼻科の先生は、
 この方法を知らなくて、せいぜい精神安定剤を処方して、
「数週間で治ります」というのがオチです。

 実際、数週間も待てば耳石が吸収されてなくなるのですが、
 数週間と言っても患者には辛いので、上記サイトを参考にして、
 自分でエプリー法を行うことをお勧めします。


 私もこの方法を昔、苦しまぎれにネットで探し出し、
 自分なりにやっているのですが、ほぼこれで、強いめまいは
 消失します。

 ただし、消えたといっても完全にスッキリするわけではなく、
 一週間程度、余韻のように2日酔い状態が続きますが、数週間
 寝込むよりはるかに良いですよ。


    ※めまいとともに強度の難聴や耳鳴りがある場合は、
     自己判断をせず専門医にかかってください。


-----------------------------------------------------------------


 以上、スタッフの体験記でした。お役に立ちましたでしょうか。

 それにしても、小さな耳石(数ミクロン単位)で、大の大人が、
 こんなに苦しむなんて、人間の体って本当に微妙ですね。


 

    For you created my inmost being; you knit me together
  in my mother's womb. My frame was not hidden from you when
  I was made in the secret place. When I was woven together
 in the depths of the earth, your eyes saw my unformed body.
  All the days ordained for me were written in your book
  before one of them came to be.     

                 Bible(Psalms 139:13) 


〔それはあなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられた
 からです。私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、私の
 骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。あなたの目は胎児の私を
 見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。私のために
 作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。〕

                 聖書(詩篇 139篇13節)
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by danueno | 2011-10-12 16:05 | 編集後記

アグレッシブ・リスニング その4

日本人に最適の英語学習法 (14)

        アグレッシブ・リスニング その4


「SIMうんちく」は、このところ「アグレッシブ・リスニング」
 というテーマでお話しています。


 ちょっと前回の復習をしましょう。


 アグレッシブ・リスニングとは、
 英語を聞く時の態度として、ただ漫然と聞き流すような聞き方
ではなく、積極的にいわば「攻撃的に」英語と向かい合う姿勢、
でしたね。
 

 例文を見てみましょう。


 ------------------------------------------------------
 
   I want to go to see a movie next week.

------------------------------------------------------


 I want to go … という英語を聴いたら、すかさず
「いったいどこに行きたいんだろう?」と
 積極的に期待(Anticipation)することが大切でした。


「期待」があるからこそ、次に来る言葉に意識が集中します。

 そして、次の … to see a movie (映画を見に)を聴くことで
 その期待が満たされます。


 ただし、「期待」ができるためには前提条件がある、
 ということでした。

 それが「保持」(retention リテンション)です。
「保持」がなければ「期待」することはできません。


「保持」とは、I want to go … を聴いたときに、これを頭の中に
 しっかり記憶してから、続く言葉、to see a movie … next week.
 を聴く、ということでしたね。


 さらに、注意すべき点として、
「聴き終わった後、頭の中で日本語の語順に組み替えて
 理解してはいけない」ということがありました。

 それでは事実上「返り読み」になってしまう、
 ということでしたね。


 あくまで「私は行きたい → 映画を見に → 来週」という風に、
 その都度、センスグループごとに英語の語順で保持し、
 そのまま一方通行で input するのが秘訣でした。



 …前回はここまででした。
 今日は、この続きです。


 今日から、アグレッシブ・リスニングについて、さらに深く
 突っ込んだお話を展開していきます。


 今回は、「翻訳の問題」についてご説明しましょう。
「翻訳」こそ英語上達の妨げだ、ということです。


 まず例文をご覧ください。

 ----------------------------------------------------------
 
      One in three U.S. children born in 2000 will
   become diabetic unless many more people start eating
   less and exercising more, a scientist with the Centers
   for Disease Control and Prevention warns.

 ----------------------------------------------------------


 これを日本の学校英語で習う「返り読み」式に翻訳すると、
 次のような訳になるでしょう。 


「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、
 より多くの運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの
 子供の3人にひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センター
 のある科学者は警告します。」


 この英文はワンセンテンスでありながら、日本語だと
 3つか4つの文章に分けられるような複雑な内容です。

 それが一文にまとめられているという英語特有の凝った表現に
 なっています。

 ですから、このような複雑な英文を瞬時に訳すことは、
 なかなか難しいと思います。


 通常は文頭から文末まで行ったり来たりしながら、
 時間をかけて日本語に翻訳していくでしょう。

「返り読み」式の翻訳の問題点は、まさにここにあります。

「英語の語順」を、いったん「日本語の語順」に組み直して
 理解するわけですから、その分だけ無駄な時間がかかって
 しまいます。


 日本人は、速く正確に英文を読むのが大変苦手ですが、
 それはこのような翻訳に象徴される「返り読み」式の
 英語理解が原因なのですね。


 …いかがでしょうか?

 私達、日本人が普段何気なくしている「翻訳」こそ、
 英語上達を妨げる元凶だったんですね。



   …この続きは、また来週。

 
        …お楽しみに!   
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by danueno | 2011-10-05 16:04 | SIMうんちく

「耳石器」の不思議な働き

「ダーウィンが来た!」というNHK・TVの動物番組があります。

 私は動物が好きなので、時々楽しみに見ています。

 ところが、気になる点がひとつあります。
 それは、番組のタイトルです。


 ほとんどすべての日本人は、ダーウィンの進化論が科学的に正しい
 と信じています。

 でも、世界的に見ると、必ずしもそうではありません。

 現にアメリカでは、進化論を公的な授業で教えることに、
 制限を設けている所も多いのです。


 日本人には、当たり前のように信じられている進化論ですが、
 これとは正反対の考えがある、ということを知ることは、
 あながち悪いことではないかもしれません。

 正反対の考えとは「創造論」です。

 進化論と創造論のどこがどう違うかと言うと…

 
 進化論は、「すべてのものは偶然によって出来上がり、
 何億年という年月をかけて、アメーバやクラゲのようなものが
 魚になり、それが色々な動物に変わって、さらにサルのような
 ものから今の人間になった」と主張します。


 それに対して創造論は、「すべてのものは偶然によってではなく、
 神よって、それぞれの種に従って創造された。」と説きます。

 つまり、「サルはサルとして、人は人として」造られた、
 ということです。


 進化論によれば、「私という人間は単なる偶然の産物であり、
 どこから来てどこに行くのかわからない存在」、ということに
 なります。

 対する創造論によれば、私という人間は神様の愛の対象として
 造られ、ある特別の目的のもとに生かされ導かれている、
 ということです。


 …どちらが正しいのでしょうか?

 それは結局、各人のチョイスなのでしょう。


 私自身は、かつてこのような体験をしました。

 それは、人間の内耳にある「耳石器」というものの働きを知って、
 凄くびっくりした、ということなんです。

「耳石器」とは何かというと、柔らかい歯ブラシの毛のような
 感覚細胞の上に、小さな石のような耳石がたくさん乗っていて、
 人間が体を動かすと耳石も動き、それを感覚細胞の毛の傾きに
よって感じ取り、人間は体の位置関係を知るのだそうです。


  http://iss.jaxa.jp/shuttle/flight/sts90/pict/structure_s.jpg


 こんなに精巧なものが偶然によって出来るでしょうか?

「そんなはずはない、これは神の創造だ」、と
 私は画像を見て強く確信させられたのでした。




      The Lord who created you says,
 “You are precious to me. I love you.”

             BIBLE(Isaiah 43:4)


 〔あなたを形造った方、主はこう仰せられる。
 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。
  わたしはあなたを愛している。」〕

            聖書(イザヤ書 43章4節)
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by danueno | 2011-10-05 16:04 | 編集後記