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日本人に最適の英語学習法

  「全文訳」の弊害
  

「SIMうんちく」は、このところ「日本人に最適の英語習得法」
 というテーマでお話しています。

 前回は、「人間の脳の限界」というお話をしました。


 人間の脳は数パーセントしか使われていない、というのは俗説で
 実際は、脳はまんべんなく使われている、ということでした。

 そして、少なくとも大人なら、脳のネットワーク化は、すでに
 完了しています。

 日本語のネットワーク化がすでに完了している所に、
 新しい言語のネットワークを作るのは至難のワザ…。

 そこで登場するのが、「SIM同時通訳方式」でしたね。


「SIM同時通訳方式」では、すでにネットワークが出来上がっている
 日本語を上手に利用して、「ネイティブ思考法」を構築します。

「ネイティブ思考法」さえ出来てしまえば、後は「英語の語順」で
 どんどん英語を inputして、ボキャブラリーを増やしていけば
 良いからですね。



 …今日は、この続きです。


 SIMでは、英語学習の初めのうちは、
 積極的に日本語を使うことを推奨します。

 実際にそれが Hopで体現されています。

 この Hopで「日本語の触媒効果」が最大限に発揮されます。


 しかし、ここで間違えて欲しくないのは、
「日本語なら何でも良いのではない」ということです。

 たとえば、「全文訳」の問題です。

 これは英語学習上、大きな弊害があります。 


「全文訳」とは、英語の参考書などでもよく見かけますが、
 例題の英文の下に載っている、英語全文の日本語訳です。

「全文訳」は、英文の大意を知る意味では重宝なのですが、
 私たちは断固、この全文訳の掲載に反対しています。

 なぜなら、全文訳とは「返り読み」の集合だからです。


 そもそも、日本人が普通にしている「返り読み」こそ、
 諸悪の根元なのです。

 英文を行きつ戻りしながら読む「返り読み」から
 脱却しなければ英語上達の道はないのに、「返り読み」の
 カタマリである全文訳を読ませるのは全く良くありません。

 私たち日本人は「返り読み」で育ちましたから、
「返り読み」の環境が身近にあると、容易にそこに戻って
しまうのです。


 これは、たとえば、方言のナマリを矯正する際には、
「標準語の環境」に徹底的に身を置くのが良いことと似ています。

 ちょっとでも方言が周りにあると、すぐに方言のイントネーション
 に戻ってしまうからです。


 ですから、「返り読み」を克服するためには、「返り読み」の
 カタマリである全文訳に頼ってはいけません。

 もちろん、日本人ですから、日本語が周りにあふれている状況は
 変えようがないのですが、最低限、例文の英語は「返り読み」
 でない、「英語の語順」による日本語で理解する必要があります。


 そのために開発されたのが、Hopに付いている「SIM訳」なのです。

「SIM訳」とは、英語を意味のまとまりであるセンスグループで
 句切り、そこに日本語の訳を付けたものです。

 この「SIM訳」だからこそ、「返り読み」する必要がなく、
「日本語の触媒効果」を最大限に発揮することができるのです。


 
 いかがでしょうか?

 今日は、全文訳の問題と、その解決としての「SIM訳」について
 お話をしました。
 
 次回は、いよいよ Hop,Skip&Jumpの Skipについて説明しましょう


  

         … お楽しみに!
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by danueno | 2011-07-27 15:43 | SIMうんちく

いのちより大切なもの

 星野富弘さんという方をご存知でしょうか?

 下半身不随の口に筆をくわえて、心を打つ絵や詩を書く人です。
 その星野さんにこんな詩があります。


  いのちが一番大切だと
  思っていたころ
  生きるのが苦しかった

  いのちより大切なものが
  あると知った日
  生きているのが
  嬉しかった


 人には、いろいろと大切なものがあると思います。

 ある人にとっては、お金でしょうし、
 ある人にとっては、名誉や肩書きでしょう。

 またある人にとっては、配偶者や子どもかもしれません。

 ところが、「それは、あなたの命より大切ですか?」
 ときかれれば、「命あってのものだね」と言うとおり、
 微妙な所かもしれません。
 

 星野さんにとって「命より大切なもの」とは何でしょうか。
 
 星野さんは、どういう方かというと、
 彼は中学校の体育教師をしていたのですが、
 クラブ活動の指導中、演技を失敗して頸髄を損傷し、
 手足の自由を失いました。

 何度も自殺を考えたそうです。

 しかし、その星野さんは、いのちよりも大切なものに出会い、
 生きることがうれしくなったのです。


 星野さんに「いのちより大切なものは何ですか?」
 と聞いてくる人もいるようです。

 でも、その問いには答えないことにしているのだそうです。

「苦しいことや感動することを通して、人それぞれ、
 力となるものを感じているわけで、言葉で表すと、
 『そうですか』で終わってしまいます」

 …と、星野さんはそう述べています。



 でも私には、星野さんの答がわかるような気がします。
 それはたぶん、「イエス・キリスト」だと思います。

 実は、私がそうだからです。 
 イエス様は、私のいのちよりも大切なお方です。

 なぜならイエス様は、私のいのちを、そして私の人生を支配し、
 やがては天国に導いてくださるお方だからです。




    Very truly I tell you, whoever hears my word and
  believes him who sent me has eternal life and will not
  be judged but has crossed over from death to life.

       BIBLE (John 5:24)


 〔まことに、まことに、あなたがたに告げます。
  わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、
  永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、
  死からいのちに移っているのです。〕

         聖書 (ヨハネ伝 5章24節)
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by danueno | 2011-07-27 15:42 | 編集後記

SIMの英会話習得法

      「日本人に最適の英語学習法」その4
  


「SIMうんちく」は、このことろ「日本人に最適の英語習得法」
 というテーマでお話しています。

 今日は前回の続きで、Skipの説明をしようと考えていましたが、
 その前に、ひとつの大切なポイントをお話ししておきます。

 それは、「人間の脳の限界」ということです。


 ちょっと医学的な話になりますが、正しい英語学習をする上で
 避けて通れない問題なので、今回特にお話しすることにしました。


 昔、ある科学雑誌の中に、「人間の脳は大人でも数%しか
 使われていない」という記述がありました。


 私はそれを読んで、
「ふーん。それなら、脳の使われていない部分を積極的に使えば、
 際限なく頭が良くなるのかなー」と思いました。

 ところがこれは、できそうでいて、実際は夢物語に過ぎない
 のだそうです。

 もし、やり方一つで、使われていない脳を100%使うことが
 できれば、私たちは皆、天才に生まれ変わることになります。

 でも現実は、天才などそう沢山いるものではありません。
 

 何でそうなのかというと、問題は脳の「神経細胞の数」ではなくて、
 140億個あるといわれる大脳の神経細胞を、
「いかにネットワーク化できるか」、ということらしいのです。


 人間は生後2ヶ月くらいから、脳の神経細胞をどんどんネットワーク化
 し始め、ネットワークがある程度完成するのがだいたい3歳くらいと
 言われています。 

 言語を司る部分のネットワーク完成は、これよりちょっと遅くて
 8歳くらいでほぼ出来あがるそうです。

 ですから、ここに言語習得のひとつの限界があるのです。


 もちろん、それを過ぎても言語の習得は可能で、
 実際に私たちは中学から英語を習い始め、ある程度うまくなりました。

 しかし、すでにネットワーク化が済んでいるため、
 大多数の日本人は、RやLの使い分けが苦手だったり、
 微妙な母音の発音がうまくできなかったりするのです。

 これは、何より「人間の脳の限界」を現しているのです。

 ですから、時々見かける学習法、「赤ちゃんに戻って1から英語を
 やり直そう」という学習法は科学的に無理であることがわかります。

 私たち大人は、しっかり出来上がった日本語のネットワークが
 ありますので、ネットワーク化されていない赤ちゃんの脳には
 戻れません。


 あるいは、また別の学習法で、「日本語のネットワークは
 そのままにして、新たに英語のネットワークを作ればよい。
 なぜなら、人間の脳は数%しか使われていないのだから」と
 主張する人もいます。

 でも、これも残念ながら間違いらしいのです。

 諏訪東京理科大学の篠原菊紀(しのはらきくのり)先生によれば、
 人間の脳が数%しか使われていない、というのは、
 脳の働きが良くわかっていなかった頃の俗説のようです。

 実際のところ、脳細胞は、まんべんなく使われているそうです。

 そして、少なくとも大人なら、脳のネットワーク化は、すでに
 完了しています。


 日本語のネットワーク化がすでに完了している所に、
 新しい言語のネットワークを作るのは至難のわざです。

 …ならば、どうするか?

 私たち大人の日本人にとって、英語の習得は永遠の夢なのでしょうか?
 嘆く必要はありません。

 SIM同時通訳方式で、「ネイティブ思考法」を身につければ良いのです。

「ネイティブ思考法」とは何でしょうか?

 それは結局、「英語の語順」です。
「英語の語順」でinputし、outputするということです。

 そして、英語の習得で足を引っ張っているのは「日本語」ではなく
「日本語の思考法」すなわち「日本語の語順」なのです。

「日本語の語順」で英語を理解しようとしているのです。


 ですから、SIM同時通訳方式で「ネイティブ思考法」つまり
「英語の語順」でinputし、outputする力を身につけるのです。

 その際、学習の最初のうちは「日本語」を使っても
 全く問題ありません。

 問題は、「日本語の有る無し」ではなく、
「日本語の語順」なのですから。


「日本語」を上手に利用して「英語の語順」を身に付ける。
 それがSIM同時通訳方式です。 



 …次回は、このテーマを掘り下げてみましょう。

 ご期待ください。

  

         … お楽しみに!
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by danueno | 2011-07-20 17:30 | SIMうんちく

人間の奴隷


「ウィーンの小学校の祈り」というものがあるそうです。
 祈りの最後は次のような言葉で結ばれます。

「私が私であることを感謝します。」

 全文をご紹介しましょう。


--------------------------------------------------------

  愛する神さま、私たちが愛しているすべてのものに対して
感謝します。

私たちの愛する両親。
美しい花々。
そして動物たち。
  世界に対して感謝します。

そして何よりも「私が私であること」に感謝します。

----------------------------------------------------------


「私が私であることを感謝できる」って、当たり前のようでいて、
 本当は素晴らしいことではないでしょうか。

 なぜなら、世の中には「生まれ変わったら別の自分になりたい」
 と答える人があんがい多いからです。


 ある時、『生まれ変わるなら男がいい? それとも女?』
 というアンケートが1000人の男性を対象に実施されました。

 その結果は、
 1位 男として生まれたい 532票 (53.2%)
 2位 女として生まれたい 468票 (46.8%)でした。


 いかがでしょうか? この数字。

 私は、ほとんどが「男になりたい」と答えるだろう、
 と思っていましたので、「女になりたい」と答えた人が
 半分近くにのぼることに、ちょっと驚きました。

 生きにくい世相を反映し、自分の生き方に自信を持てない人が
 増えたということなのでしょうか。

 このような「男性か女性か」という単純なアンケートにさえ、
「違う自分になりたい」願望が現れているようです。



 ところで、私達は普段、「本当の自分」であろうとしている
 でしょうか?

 つまり、「作っていない」ということです。


 対応する相手に応じて、ある時はAになり、ある時はBになる、
 というのでは、「作っている」、つまり「自分を偽っている」
 ということです。

 現代は複雑ですので、ある程度、自分の本音にフタをしないと
 生きていけませんが、でも余りに作ってしまうと、自分を見失い、
 精神のバランスを崩すことすらあると思います。

 聖書にはこんな言葉があります。

---------------------------------------------

  人間の奴隷となってはいけません。
          
     聖書(コリント人への手紙 第1 より)
---------------------------------------------
 

「人間の奴隷…」。

 はんすうしてみるべき言葉だと思います。
 私達は、人間の奴隷になっていないでしょうか?

 こう考える時、なおさら、
「私が私であることに感謝します」という祈りは、
 爽やかで、解放されたものに感じられます。

 私達は、そのままで愛されているのです。

 


    But now, this is what the LORD says -
he who created you,“Do not fear, for I have redeemed you;
I have summoned you by name; you are mine.
You are precious and honored in my sight, and I love you.
       BIBLE (Isaiah 43:1,4)


 〔あなたを形造った方、主はこう仰せられる。「恐れるな。
  わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。
  あなたはわたしのもの。わたしの目には、あなたは高価で尊い。
  わたしはあなたを愛している。〕

         聖書 (イザヤ書 43章1、4節)
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by danueno | 2011-07-20 17:29 | 編集後記

SIMの英会話習得法

      「日本人に最適の英語学習法」その3
  
     

「SIMうんちく」は、このことろ「日本人に最適の英語習得法」
 というテーマでお話しています。

 さっそく、前回の復習をしましょう。


 日本語を効率よく利用して英語学習をする、ということに関して、
 スーパーエルマーの Hopに並ぶものはありません。


 Hopでは、英文がセンスグループ、
 つまり意味のまとまりごとに句切られ、その直後に
 日本語の同時通訳がついていましたね。

 この Hopで訓練すると、英文を最後まで聞き終えてから意味を
 考えるという、日本人特有の悪いクセが無くなり、

「英語の語順」で内容が理解できるようになりますよ。


 しかし、Hopを聴いた方の中には、
「ブツ切れの英語に日本語が混じっていて違和感がある」とか、
「英語は英語だけで理解すべきじゃないの?」という感想を
 持つ方もおられます。

 前回は、これらの疑問について、具体的にお答えしました。

 実は、Hop についている日本語訳、これをSIM訳と言いますが、
 この SIM訳が、センスグループごとの英語とガッチリ結びついて、
「内容を理解」する上で、強力な助っ人になる、ということでした。


 具体的に言うと、前回の英文で、but the patient singer という
 フレーズがありましたね。

 Hopでは、その英語音声の直後に「しかし忍耐強い歌手は」という
 日本語訳が流れます。

 すると、but the patient singerという英語だけでは
 漠然としていたイメージが、「しかし忍耐強い歌手は」という日本語と
 ガッチリ結合して、ある具体的なイメージとして強烈に、脳の中に
 刻み込まれるのです。


 これは日本語だから可能なことです。
 これを「日本語の触媒効果」と呼ぶ、というお話でした。


 日本語にこれほどの力があるのなら、私たちは日本語を使わない手は
 ありません。 

 ですから「英語は英語だけで理解すべきじゃないの?」という考えは、
 ちょっと「的はずれ」なのです。

 もちろん、「英語を英語のまま理解する」ことは可能で、
 事実、多くの上級者はその域にあります。

 そして、「英語を英語のまま理解する」ことは、英語学習の最終目標で
 あるべきです。

 ところが、学習の最初の段階からそれを目指すと、これはかなり無理が
 あるのも事実で、はじめからそれができる人は、まずいません。



 …ここまでが、前回の内容でした。

 今日の分はここからです。


 さて今、「英語を英語のまま理解するという考えには、
 かなり無理がある」と言いましたが、今日は、このことを
 わかりやすく説明しましょう。


 たとえば、先ほどの例で言いますと、but the patient singer のうち
 singerは、日本語がなくても頭の中でイメージしやすいでしょう。

 歌手が歌っている姿をパッと浮かべれば良いのですから。


 しかし、patientはどうでしょうか。

 日本語訳は「忍耐強い」ですが、これを日本語の助けなしで、
 具体的にどのようなイメージを持てばよいのでしょうか。


 さあ、皆さんやってください。
 patientのイメージを具体的に頭の中に思い浮かべてください。


  …すごく大変なんじゃないですか。


 なぜ難しいかというと、patientは物を表す言葉ではなく、
 ひとつの概念を表す言葉だからです。

 概念を表す言葉を、日本語の助けなしに、そのまま理解することは
 とても難しいことなんです。

 初級者であるほど、そうです。

 いや、中級者でも難しいでしょう。


 すべての英語を、日本語の仲介なしに、英語でそのまま理解する
 ことは、かなりの上級者でなければ無理だ、と言えるのです。

「英語は英語で理解する。日本語を介してはダメ」と主張している
 人々は、実は、このことを忘れがちです。


 物を表す言葉はイメージするのが簡単ですが、
 概念を表す言葉をイメージするのは非常に難しいのです。

 ですから“patient”は、まず日本語の助けを借りて、「忍耐強い」と
 認識するわけです。

 するとpatientは「忍耐強い」という意味とガッチリ結びつき、
 ひとつの概念として、しっかりと私たちの脳に刻み込まれます。


 そうして、いったんしっかりと意味が刻み込まれたら、
 今度は、次第に日本語の媒介なしに認識することが可能になってきます。


 つまり、最初は日本語の助けを借り、上達したら日本語から離れる、
 これが、日本人に効果的な英語学習法です。



 もちろん、そんな手続きなしに、いきなり英語を英語でinputして
 英語をマスターしてしまう人もいます。


 そのようなことを書いた本もありますが、このような人たちは、
 ごく一部の「語学の天才」と呼ばれる人たちであって、
 私たちが単純にそれを真似しても、決してうまくいかないでしょう。

 天才ではない普通の日本人が、いかに効率よく英語をマスターして
 いくか、そのような観点がないとダメですね。


 そのために、日本語を最大限に活用する、ということです。
 
 ですから、日本語を最大限に活用した Hop が、最も大切なステップ
 なのです。


 このHopで充分なトレーニングを積むと、英語がセンスグループごとに、
「英語の語順」で素早く正確に理解できるようになり、英語力が大幅に
 UPします。

 そうして次の段階で、今度は日本語から離れるようにします。

 スーパーエルマーの学習で言うとSkipの段階ですね。


 Skipは、何かというと、


  …それについては、また次回お話ししましょう。

 

         … お楽しみに!
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by danueno | 2011-07-13 14:56 | SIMうんちく

目の中に梁(はり)が入る病気

 先日、家の子ども達がささいなことで喧嘩をしていたので、
「目の中に梁(はり)が入る病気」のことを話してあげました。

「エッ、目の中に梁が?」
 と驚かれたことと思います。

 もちろん、梁とは建物を支える柱のことですが、
 まあ、これは比喩のお話しで、聖書には次のような記述が
 あるのです。


------------------------------------------------------------

   なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、
 自分の目の中の梁には気がつかないのですか。

 兄弟に向かって、「あなたの目のちりを取らせてください。」
 などとどうして言うのですか。

 見なさい、自分の目には梁があるではありませんか。

 偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。
 そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、
 ちりを取り除くことができます。

------------------------------------------------------------


 まことに耳の痛い話ではありませんか。

 このイエス様のたとえ話は、もはや解説する必要もないでしょう。

 自分のことは棚に上げて、人の欠点をあら探しする、
 そのような私達の姿を見事に言い当てています。


 私達には自分の姿はなかなか見えないのです。


 たとえば、奥さんと姑さんがいて、
 ある時、奥さんが姑さんの大切な茶碗を割ったとします。

 奥さんは、「あら、うっかりしちゃった」と簡単に済ませるかも
 しれませんし、中には「こんなところに置いておくから悪いのよ」
 と、逆ギレする場合があるでしょう。


 でも、逆に姑さんが奥さんの大切なコーヒーカップを割ったら
 どうでしょうか?

 烈火のごとく怒るのではないでしょうか。

 
 これが人間です。
 同じような事をしてもされても、自分と人では受け取り方が、
 全然違うのです。

 聖書では、これを「罪」と言います。
「自己中心」ということですね。
 
 
 でも神様は、私達が自分の罪を認め「ごめんなさい」する時に、
 罪を赦してくださる、と書いてあります。

 これが聖書の「福音」です。
 


  If we confess our sins, he is faithful and just and
  will forgive us our sins and purify us from all
  unrighteousness. 
       BIBLE (1 John 1:9)


 〔もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で
  正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から
  私たちをきよめてくださいます。〕
         聖書 (ヨハネの手紙 第一 1章9節)
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by danueno | 2011-07-13 14:55 | 編集後記

SIMの英会話習得法

      「日本人に最適の英語学習法」その2
  
     

「SIMウンチク」は、前回から新シリーズが始まりました。
 テーマは、「日本人に最適の英語習得法」です。


 ちょっと、前回の復習をしましょう。

「日本人にとって最適な英語学習法は何だろう?」
ということでした。

 それは、日本語を効率よく利用して英語学習をする、
 ということです。

 せっかく、私たちは日本人に生まれたのですから、
 日本人である特性をフルに発揮しよう、ということです。


 

 英文とSIM訳は、下記の通りです。

 ----------------------------------------------------------
 
   They say good things come to those
   人は、よい事は人々にやってくると言います

   who wait,
    待つ(人々に)

   but the patient singer
   しかし忍耐強い歌手は

   you’re about to meet
   あなたが今、会おうとしている(歌手は)

   never imagined
   思いもしませんでした

   how one night would change her life forever.
   一晩が彼女の人生をこんなに変えるとは、永遠に。

 ---------------------------------------------------------

 これが当研究所のリスニング教材「スーパーエルマー」に
 採用されている学習理論、Hop,Skip&Jump の中の Hopです。


 Hopではこのように、英文がセンスグループ、
 つまり意味のまとまりごとに句切られ、その直後に
 日本語の同時通訳がついています。

 これは、みなさんおなじみの「SIM同時通訳方式」です。
 Hopでは、この「SIM同時通訳方式」が実際に音になっている、
 ということでした。

 つまり「英語/日本語」の部分を、
 ネイティブの英語と、日本人のSIM訳の読みが、
 交互に録音されています。

 
 実はこのHopが、リスニング学習に非常な効果を発揮します。

 なぜなら、この Hopで訓練すると、
 英文を最後まで聞き終えてから意味を考えるという、
 日本人特有の悪いクセが無くなり、「英語の語順」で
 内容が理解できるようになるからです。


 ところが、このHop音声に対して、
「ブツ切れの英語に日本語が混じって違和感がある」とか、
「英語は英語だけで理解すべきじゃないの?」
と言う方がおられる、ということでした。



 …前回の復習はここまで。

 今日のウンチクでは、これらの疑問について、
 具体的にお答えしたいと思います。


 実は、Hop についている日本語訳、これをSIM訳と言いますが、
 このSIM訳が、センスグループごとの英語とガッチリ結びついて、
「内容を理解」する上で、強力な助っ人になるのです。

 具体的に言うと、こういうことです。

 さきほどの音声の中には、but the patient singer という
 フレーズがあります。

 そして、その英語音声の直後に「しかし忍耐強い歌手は」という
 日本語訳が流れます。


 このように、but the patient singer という英語だけでは
 漠然としていたイメージが、「しかし忍耐強い歌手は」という
 日本語とガッチリ結合すると、ある具体的なイメージとして
 強烈に、脳の中に刻み込まれるのです。

 これは日本語だから可能なことです。
 英語では漠然としてしまってダメなのです。

 なぜなら、私たちは日本人ですから、脳の中にイメージを
 形成する力は当然、日本語が最も優れているんですね。 

 これを「日本語の触媒効果」と呼びます。
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日本語にこれほどの力があるのなら、私たちは日本語を使わない
 手はありません。 

 ですから、「英語は英語だけで理解すべきじゃないの?」
 というご意見に対しては、「それでは、もったいんじゃない」
 と言いたいのです。


 もちろん、「英語を英語のまま理解する」ことは可能で、
 事実、多くの上級者はその域にあります。

 そして、「英語を英語のまま理解する」ことは、英語学習の
 最終目標であるべきです。


 しかし学習の最初の段階からそれを目指すと、これはかなり
 無理があるのも事実で、はじめからそれができる人は、
 まずいないでしょう。

 当研究所の考え方は、そうではありません。

 私たちは日本人なのですから、「日本語を最大限に利用しよう」、
「日本語の触媒効果をフルに発揮させよう」ということです。

 英語のみにシフトするのは、次の段階でいいのですね。 



   …この続きは、また来週。




         … お楽しみに!
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by danueno | 2011-07-06 14:57 | SIMうんちく

中国の「母乳の出る牛」?!

 先日ネットで「遺伝子組み換え」に関して、空恐ろしい記事を
 読みました。

 人類は、「ここまで進歩した」ではなくて、
「こんなに恐ろしいことをしている」というのが感想です。


 その1)
  中国。科学者が乳牛の胚に人間の遺伝子を組み込んだ。
  現在では、約200頭のハイブリッドの乳牛を作ることに成功した。
  この乳牛は人間の母乳と実質的に同一の牛乳を作ることができる。
  学者たちはこれらの乳牛を大量に生み出し、人間の母乳の代わりに
  使えるようにして、これらの牛乳を三年以内に世界の市場で
  売りたいと望んでいる。


 その2)
  カナダのNexiaという会社は、ヤギの細胞を一部蜘蛛のものとした。
  この遺伝子組み換え処置により、これらの「蜘蛛ヤギ」がミルクの
  中に蜘蛛のシルクのたんぱく質を作りだせるようになった。
  このシルクは信じられないほど強い繊維である。
  ケブラーよりも耐久性があり、ナイロンよりもフレクシブルであり、
  鋼鉄よりも強い。



 これらはいずれも、一昔前には信じられなかった技術革新で、
 人類が普通の手段では、とうてい手にすることができなかったものが、
 遺伝子組み換えによって実現した、ということなのでしょう。

 1)の人工母乳は、乳の出の悪い母親には朗報でしょうし、
 2)の「蜘蛛ヤギ」が生み出す繊維は、いろんな産業分野で応用され、
 人類に新たな恩恵をもたらすでしょう。


 でも、それで良いのでしょうか?

「誰も傷つかないから良いではないか」
「それで恩恵を受けるわけだから良いではないか」

  …と人は言うでしょう。


 しかし、それは聖書の記述を知らない人の言い分で、
 神を恐れぬ行為に、私は背筋が寒くなります。

 聖書には次のように書いてあります。
 
 ---------------------------------------------------------------

   神は、その種類にしたがって野の獣、その種類にしたがって家畜、
   その種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。
   神は見て、それをよしとされた。 (創世記 1章25節)

 ---------------------------------------------------------------


 つまり神様は、「その種類にしたがって」動植物を創造されました。
 遺伝子もDNAもすべて、生きものの種類ごとに神様が設計し、
 これを造られました。

 そして、神様はこれを「よし」とされました。
 その、神様が「よし」とされたものを、人間が勝手に作り変えて
 いるのです。
 

 やがて人類は、手痛いしっぺ返しをこうむるでしょう。

 すでに、遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシで、
 内臓の異常が出るという、たくさんの研究結果が出ています。

 さらに、遺伝子組み換えではないですが、
 人類は自然にない悪魔の元素プルトニウムを作り出し、
 今それで、大騒動になっています。


 そろそろ人類は、自らのおごり高ぶりに気付き、
 悔い改める時期に来ているのではないでしょうか。



    I will punish the world for its evil, the wicked
 for their sins. I will put an end to the arrogance of
 the haughty and will humble the pride of the ruthless.  

         BIBLE (Isaiah 13:11)


 〔わたしは、その悪のために世を罰し、その罪のために悪者を
  罰する。不遜な者の誇りをやめさせ、横暴な者の高ぶりを
  低くする。〕
          聖書 (イザヤ書 13章11節)
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by danueno | 2011-07-06 14:56 | 編集後記