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「SIMの英文法」その87

          ≪音節リズムの法則≫

         * 具体例のまとめ *
  
     

「SIMの発音習得法」シリーズ、今日はその12回目です。
 さっそく、始めましょう。


 
 前回は、≪音節リズムの法則≫に基づいた実際の発音の例
 ということで、「動詞の語尾の変化をリズムで捉える」、
 というお話でした。


 ちょっと復習してみましょう。


  -------------------------------------

    run → runs

    drive  → drives

  -------------------------------------


 動詞に三人称単数現在のsがついています。


 この2つの単語はそれぞれの原形に、esではなく
 sをつけたものですが、どちらもリズムの数は増えません。

 ですから、両方とも1拍のまま、ということでしたね。


 次の2例です。


  --------------------------------------------

    promise → promises

     dramatize → dramatizes

 ---------------------------------------------


 promise(約束する)はもちろん2拍の動詞ですね。

 これに三人称単数現在のsがつくと promises の e が生きて
 3拍になります。


 dramatize(脚色する)も同じように拍が増えます。

 s が付いて dramatizes になると e が生きて、
 3拍から4拍に拍数が変化します。


 つまり、語尾の音の性質によって、三単現の s をつけたときに、
 発音上紛らわしいときには、語尾の e が母音になって
 現れるのです。



 …ここまでが、前回です。

 いかがですか。


 拍数が変化するものと変化しないものがあるので、
 ここをきっちり意識して、区別しなければなりません。
 

 では最後に、具体例をまとめて書いておきますので、
 確認しておいてください。


 ---------------------------------------------------------------

 ◆ 複数形で拍数が変化しない名詞(1)と、一拍増える名詞(2)


 (1)books, bats, bags, balls, continents, riddles,

     circles, gloves, knives, wives, flies, fries,

candies, families


(2)dishes, watches, sandwiches, stitches, smashes,

languages, oranges, judges, noises, hinges,

privileges, axes, taxes



 ◆ 三単現で拍数が変化しない動詞(3)と、一拍増える動詞(4)


 (3)runs, cuts, sees, looks, notes, adapts,

   plots, executes, drives, loves, lives, gives


(4)raises, praises, exercises, promises, ceases,

memorizes, catches, snatches, perches, washes



◆ 過去形で拍数が変化しない動詞(5)と、一拍増える動詞(6)


 (5)looked, asked, worked, perched, marched,

    smashed, realized, normalized, centralized


(6)waited, limited, expected, wanted, corrected


------------------------------------------------------------------


 
 「SIMの発音習得法」シリーズの「語尾の変化をリズムで捉える」は
 一応これで終わります。


 
 来週は、「SIM音読と音節リズムの法則」ということで
 お話する予定です。


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-04-27 16:13 | SIMうんちく

刺繍の裏側

 日本を襲った未曾有の大災害に心弱っている方が大勢
 おられると思います。

 そこで今日は、心が勇気づけられるお話をご紹介します。

「人生って何でこんなに苦しいの」と苦しんでおられる方は、
 ぜひお読みください。



 かつて、コーリー・テン・ブームという1人の女性がいました。

 彼女は 1892年にオランダに生まれた時計職人でしたが、
 第二次世界大戦の時に身の危険を顧みず、多くのユダヤ人を
 かくまったため、ゲシュタポに捕らえられてしまいました。

 その後、コーリーさんの家族は全員、強制収容所で亡くなりましたが、
 ひとりコーリーさんだけが奇跡的に生き残りました。

 …ここにご紹介するのは、そのコーリーさんの談話です。



 コーリーさんによると、「人生とは刺繍のようなもの」だそうです。

 私たちが自分の人生を見る時、それは多くの場合、混沌としています。

 喜びや楽しみに、悲しみや苦しみが唐突に混じり合い、一見すると
 非常に混乱したものに見えます。


 時には「何でこのような事が起きるの?!」と、人生の不条理に
 悩むことさえあります。

 しかしコーリーさんによると、人生の目に見える部分は
「刺繍の裏側である」というのです。


 刺繍の裏側は、糸がほつれたり玉になったり、およそ
 まともな模様は見られず、限りなく混乱しているように見えます。

 ところが、これをひっくり返して刺繍の表側を見ると、
 そこには見事な模様が描かれているのです。


 これが私たちの人生です。

 目に見えない部分で見事な模様が織りなされている、
 ということなのです。

 私たちも、その美しい模様を心の目で見たいものですね。



     So we fix our eyes not on what is seen, but
  on what is unseen.  For what is seen is temporary,
  but what is unseen is eternal.
 
        BIBLE(2 Corinthians 4:18)



 〔私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ
  目を留めます。見えるものは一時的であり、見えない
  ものはいつまでも続くからです。〕

        聖書(コリント人への手紙 第2 4章18節)




ゴットホルト・ベック宣教師のメッセージ、
「心を尽くして主に拠り頼め」(↓)
http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/BcYoritanome.html
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by danueno | 2011-04-27 16:12 | 編集後記

「SIMの英文法」その86

          ≪音節リズムの法則≫

 * 具体例(3)動詞の語尾の変化をリズムで捉える *
  
     

「SIMの発音習得法」シリーズ、今日はその11回目です。
 さっそく、始めましょう。

 
 前回は、≪音節リズムの法則≫に基づいた実際の発音の例
 ということで、「名詞の語尾の変化をリズムで捉える」
 というお話でした。

 ちょっと復習してみましょう。

 
   -----------------------

       knives

   -----------------------


 knife は音節がひとつで1拍で発音する単語です。

 これが複数形になると f が v に変わって、
 knives になります。


 その理由は、複数の s の音が、原則として有声音の
[-z]ですから、その影響で無声音の f が有声音の v に
 変化する、ということでしたね。

 しかし、s がついても1拍であることは変わりません。


 次は、languages です。


   -----------------------------

      languages

   -----------------------------


 単数形は、languageです。

 最後の e は実際には発音しませんので、2音節の2拍です。
 このlanguageに、複数のsがつくと3拍になります。


 これはどうしてそうなるかというと、languageの語尾の音が、
 複数の s[-z]をつけた場合に、互いによく似ていて紛らわしく、
 単数か複数かの区別がつきにくいので、
 最後の e が母音になって現れるものだ、ということでした。



 …以上が前回のお話しでした。

 ここからが今回分になります。


 前回は、名詞の語尾変化でしたが、今日は動詞です。

 動詞の語尾の変化をリズムの数で捉えるとどうなるか、
 ということです。


 まず、下記の2つの例を見てみましょう。

  --------------------------------------------

     run → runs drive  → drives

  ---------------------------------------------


 動詞に三人称単数現在のsがつきました。

 この2つの単語はそれぞれの原形に、esではなく
 sをつけたものですが、どちらもリズムの数は増えません。

 両方とも1拍のままですね。



 では、次の2例はどうでしょう。


  --------------------------------------------

     promise → promises

     dramatize → dramatizes

  ---------------------------------------------


 promise(約束する)はもちろん2拍の動詞ですね。

 これに三人称単数現在のsがつくと promises の e が生きて
 3拍になります。


 dramatize(脚色する)も同じように拍が増えます。

 s が付いて dramatizes になると e が生きて、
 3拍から4拍に拍数が変化します。


 つまり、語尾の音の性質によって、三単現の s をつけたときに、
 発音上紛らわしいときには、語尾の e が母音になって
 現れるのです。
 
 これは名詞の場合と全く同じですね。


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-04-20 17:07 | SIMうんちく

求められている真実

 先週は、原発関連で信頼できるサイトをご紹介しましたが、
 読者の方から、次のようなメールをいただきました。

 ---------------------------------------------------------

  著者がこれら記事を書いていらっしゃる姿勢が良いですね。
  信頼できることが分かります。

---------------------------------------------------------

 まさに、その通りです。

 今どきの日本は、「真っ直ぐな姿勢」で物事を考え、
 情報を発信している人が少ないように見受けます。

 どこか私利私欲がからんでいる。

 そんな中で、武田先生の存在は貴重です。


 武田先生は、新しい情報も出しておられるのでご紹介します。

 http://takedanet.com/2011/04/54_57d1.html
 http://takedanet.com/2011/04/55_8617.html
 

 この中で、福島の一部では「土壌の除染が一刻を争う」と、
 書いておられます。

 今はまだセシウム等が地表を薄く覆っているだけ、
 しかし、梅雨になると、それが深くしみ込んでしまう、
 だから一刻も早く、ということなのです。

 ところが、政府は「9か月後くらいに検討する」と
 何とも悠長なことを言っています。


 そもそも、今回の原発事故はレベル7に相当することが
 政府も東電も、かなり初期の段階で判っていたようです。

 それなのに、「安全です」「ただちに健康に影響ない」の
 一点張りでした。
 

 本音は、「パニックの恐れがあるので、すべてのデータを
 公表できない」ということだったようです。

 これを、別のたとえで言うと、
「火事が起きているのを知りながら、パニックが恐いので、
 住人に知らせなかった」ということになります。


 最も放射線量が高かったのは最初の1か月でした。

 その時期に、20キロ圏内の人々がいち早く避難できていたら…、
 と残念でなりません。


「政府やマスコミは、おおむね正しい」と思っていると、
 痛い目にあう時代のようです。

 70年前にも同じ事がありました。
「大本営発表」です。

 今ほど、世界に「真実」が求められているときはありません。



     If we are faithless, he remains faithful,
for he cannot disown himself.

         BIBLE(2Thimothy 2:13)
           

〔私たちは真実でなくても、彼(イエス・キリスト)は常に
  真実である。彼にはご自身を否むことができないから
  である。〕
   
         聖書(テモテへの手紙第2 2章13節)



 …世界は、これからどうなるのだろう?

 …人間は、これからどうなるのだろう?

 …そもそも、私たち人間はどこからきて、
  どこへ行くのだろう?


 答は、すべて聖書の中にあります。
 聖書について知りたい方は下記をお読みください。

 http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/AyTegami.html
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by danueno | 2011-04-20 17:06 | 編集後記

「SIMの英文法」その85

          ≪音節リズムの法則≫

* 具体例(2)名詞の語尾の変化をリズムで捉える * 
  
   


 前回は、≪音節リズムの法則≫に基づいた実際の発音の例、
 ということで、「名詞の語尾の変化をリズムで捉える」、
 というお話でした。


 ちょっと復習してみましょう。


 ------------------------

    books

 ------------------------


 bookは音節がひとつの1音節の単語ですが、
 これが複数形の books になっても母音は増えません。

 つまり1拍のままです。


 子音のsが付くだけなので、音節は増えません。
 
 ですから、これは意識して、
 1拍にまとめるように発音する必要があります。



 次の単語です。


  -----------------------

     watches

  -----------------------


 books の場合と違い、watchesは、拍数が増えます。

 単数形の watchは、音節がひとつなので1拍ですが、
 複数になって es[-iz]がつくと、
 母音がひとつ増えて2拍になるのですね。

 
 1拍か2拍かわからないような中途半端な発音ではなく、
 充分に2拍分の時間をとって発音しなければなりません。



 …今日は、この続きです。

 下の単語を見てください。

 
   -----------------------

       knives

   -----------------------


 はい。 

 knivesはもちろん、knifeの複数形ですね。


 fがvに変わる理由は、複数のsの音が、原則として有声音の
[-z]ですから、その影響で無声音のfが有声音のvに
 変化するというわけです。


 これは文字の上でそうなる前に、
 人間の口から出る音が自然にそうなるので、
 スペリングにもこのように変化が現れるのです。


 では、次です。


  -----------------------------

      languages

  -----------------------------


 languagesの単数形は、languageで2音節です。

 languageを見ると、a、ua、eと母音が3つあるように見えますが、
 最後のeは発音されないので2音節です。

 したがって音節リズムは2拍になります。


 ちなみに、最後のeが発音されないケースは無数にあります。

 たとえば、take、wife、drive、等々…。
 音節は、見た目ではわからない場合がある、ということですね。


 さて、このlanguageに、複数のsがつくと3音節になり、
 3拍のリズムになります。

 lan-gua-ges ですね。

 タン、タン、タンと、3拍分の時間を充分取って
 発音しなければなりません。


 これはどうしてそうなるかというと、languageの語尾の音が、
 複数のs[-z]をつけた場合に、互いによく似ていて紛らわしく、
 単数か複数かの区別がつきにくいので、
 最後のeが母音になって現れるものです。


 これも、文字の上でそうなるのではなく、
 人間の口から発音される時の現実の音が、自然にそうなるのです。



 
 いかがでしょうか?


 ちょっとまとめてみますと、複数のsをつけるということは
[-z]または、[-s]、つまり子音が加わるだけですから、
 原則としてはリズムの数は増えません。

 ところが、語尾がge, seで終わっている単語では、
 eが母音になって現れる、という例外があるんですね。

 oranges, noisesなども同じですね。


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-04-14 09:58 | SIMうんちく

原発情報で信頼できるサイト

 今回の震災、とくに原発関連情報で困ったことは、
 東電、保安院、マスコミ、そして政府から、信頼に足る情報が、
 あまり開示されないということです。

「安心です」「ただちに健康に被害はありません」等の文言を
 きけばきくほど、不安にならないでしょうか。


 実は、マスコミやネットに溢れる情報は、「原発利権派」と、
 原発をおとしめて石油を高値で売ろうと謀る「石油利権派」の
 情報戦になっています。

 そんな中、正しい情報を探すために、皆さんもそうでしょうが、
 私もネット等であちこち調べざるを得なくなっています。


 ところが、ネットに溢れている情報は極端なものも多く、
「今すぐ日本を捨てて、海外に逃げなければ危ない!」
 という気にさせるサイトすらあります。

 私なりに、そのようなデマサイトを切り捨てて、
「これは安心だろう、一応の指針になるだろう」
 と結論づけたサイトを、本日は皆様にご紹介します。

 それは、中部大学教授の武田邦彦先生のサイトです。

  http://takedanet.com/

 
 私は、震災初期から先生のサイトに注目し、1か月以上過ぎた今、
 原発情報に関しては最も信頼に足るサイトではないかと思っています。

 その先生が、原発の今後の推移について(4/9時点)下記の動画で
 予測しておられます。

  http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9a5a.html


 これをまとめると…


 1.今の所、1号機が水蒸気爆発を起こす可能性は少ない。
   (武田先生は20分の1、つまり5%と表現しています)

 2.放射線量は今は多いが、だんだん減っていく。
   連休明けまでが第1段階で、その時期まではマスクを
   付けた方が良い。

 3.その後もダラダラ出続けるので注意する。
   秋口くらいになると、全体的な防御ができてくるので、
   放射線量はグッと減る。

 4.作業は順調に進んでいるので過度の警戒は不要。

 5.風向きによって警戒が必要なのは、原発から福島市までと、
   原発からいわき市まで。

 6.東京には、半減期の短いヨウ素131はともかく、セシウム、
   ストロンチウムなどは比重が4と重いので東京には来ていない。
   だから東京はまあ安全。

 
 …あと、いろいろ語られています。


 武田先生のサイトは信頼性が高いので、すでにご承知の方も
 多いと思いますが、知らない方もおられると考え、
 このメルマガでもご紹介することにしました。

 先生の発言は下記の動画で確認することができます。
  http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9a5a.html


 武田先生のサイトです。
  http://takedanet.com/
  



   Peace I leave with you; my peace I give you.
 I do not give to you as the world gives. Do not let your
 hearts be troubled and do not be afraid.

             BIBLE(Jhon 14:27)
           

〔わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、
  あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに
  与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を
  騒がしてはなりません。恐れてはなりません。〕
   
             聖書(ヨハネ伝 14章27節)
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by danueno | 2011-04-14 09:57 | 編集後記

「SIMの英文法」その84

* 具体例(1)名詞の語尾の変化をリズムで捉える * 
  
     

「SIMの発音習得法」シリーズは、

 今まで8回にわたって≪音節リズムの法則≫を中心に、
 発音の基本的なお話をしました。


 
 今日から少し具体例をお話ししましょう。

 普段何げなく発音している単語も、
 ≪音節リズムの法則≫を意識して発音することが大切です。

 リズムを意識することで、発音がさらにクリアーになり、
 よりしっかりしたものになるからです。


 第一回目は、「名詞の語尾の変化をリズムで捉える」です。
 さっそく、いってみましょう。

 ではまず、次の単語を見てください。


 ------------------------

    books

 ------------------------


 もちろんbookの複数形ですね。


 bookは音節がひとつの1音節の単語ですが、
 これが複数形の books になっても母音は増えません。

 つまり1拍のままなんです。

 「そんなの当然じゃないか」
  …とおっしゃるかもしれません。

 でも実際には、案外「ブックス」(buksu)と
 2拍になってしまう人がいるのです。
 
 ですから、これは意識して、
 1拍にまとめるように発音する必要があります。


 次の単語です。


  -----------------------

     watches

 -----------------------


 books の場合と違い、watchesは、拍数が増えます。

 単数形の watchは、音節がひとつなので1拍ですが、
 複数になって es[-iz]がつくと、
 母音がひとつ増えて2拍になります。

 このことも皆さんは、とうにご承知でしょうが、
 大切なのは、この場合、2拍であることを意識して発音する、
 ということなのです。

 1拍か2拍かわからないような中途半端な発音ではなく、
 充分に2拍分の時間をとって発音しなければなりません。


 このように「リズムを意識して発音する」ということが、
 通じる発音のためには、とても大切なのです。


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-04-06 16:24 | SIMうんちく

広い道と狭い道

 絵の好きな方でしたら、ご自分のお気に入りの絵を
 リビングなどに飾っておられることでしょう。

 我が家にも何枚かの絵がありますが、
 その中で、特別な意味を持つ1枚の絵があります。

 この絵は、我が家の何度かの引越にあたっても、
 リビングの一番良い場所に飾られています。


 その絵は非常にミステリアスで、
 引き込まれるような魅力があり、子供たちにも好評です。

 絵のタイトルは「広い道と狭い道」です。


 題名の通り、絵にはふたつの道があり、そこに通じる
 ふたつの門があります。

 ふたつの門のうちひとつは、広々と開けた立派な門で、
 そこから沢山の着飾った人々が、賑やかに談笑しながら
 入っていく様子が描かれています。

 広い門の内側は、大通りに通じています。

 そこには何やら楽しげな遊技場があり、ビヤホールがあり、
 人々が歓談したり遊びに興じています。

  
 もうひとつの門はと言えば、広い門の隣にひっそりと、
 つつましく開いています。

 門の前には牧師らしい男性が立っており、
 この「狭い門」から入るよう指し示しています。

 ふたつの門を前にして、人々はとまどっているようですが、
 広い門に入っていく人の数の方が圧倒的に多いようで、
 狭い門から入っていく人はまれです。


 広い門の中に目を転じてみると、そこから続く大通りには、
 けんかをしている人が見られます。

 大通りは先になればなるほど、賑やかさが消え失せ、
 ただならない雰囲気が漂っています。

 多くの人々が連行されており、
 銃で撃たれている人もいます。

 その先には、城壁で囲まれた街がありますが、
 戦争が起きているようで、建物は崩れ、
 火の手に包まれています。 

 空には不気味な暗雲と稲妻が見えます。


 狭い門の中を見てみましょう。

 そこには十字架と泉があります。
 教会があり、緑の野原が開けています。

 賑やかなもの、華々しいものはありませんが、
 静けさと平和に満ちているようです。

 道は山に通じており、山道はくねくねと上に続き、
 そして山頂で消えています。

 消えた先には輝かしい天の都がかいま見えます。

 絵を見る→



   Enter through the narrow gate. For wide is the gate and broad
 is the road that leads to destruction, and many enter through it.
 But small is the gate and narrow the road that leads to life, and
 only a few find it.
             BIBLE(Matthew 7:13)
           

〔狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広い
  からです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。いのちに
  至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。〕
   
             聖書(マタイ伝 7章13節)
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by danueno | 2011-04-06 16:23 | 編集後記