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「SIMの英文法」その83

*** 線的勉強法は第2外国語にも有利 *** 
  

「SIMの発音習得法」、今日はその8回目です。
 さっそく前回の復習をしましょう。

 
 前回は、「点的勉強法と線的勉強法」のお話でした。

「点的勉強法」というのは、勉強している個々の事柄が
 ばらばらに散らばっている状態です。

 これでは、獲得している知識が、互いになんの関係もなく
 ただ頭に詰めこまれていきます。

 これが、「点的勉強法」です。



 これに対して、「線的勉強法」というのは、
 勉強している個々の事柄が、あるひとつの線の上で
 連続していくような勉強法を言います。

 たとえば、good-bye と Sydney というふたつの単語の場合、
「点的勉強法」では、これらの発音を何の関連性も持たせず
 ただ別々に暗記します。

 それに対して、「線的勉強法」は、これらの単語が
「音節リズムの法則」により、2拍のリズムであるという
 共通点を確認しながら勉強する、ということでした。


「線的勉強法」をしていると、非常なメリットがあります。

 それは「音節リズムの法則」という太い線の上で、
 発音を理解することができる、ということです。

 もし学習の過程で、知らない発音が出てきたとしても、
 音節の数で発音を推測しながら勉強を進めることができます。

 ですから、勉強がスムーズに、かつ無限に発展するのです。



 …前回のお話はここまで。

 今日は、ここからです。
 

 さて、線的勉強法をしていると、第2外国語の習得にも
 メリットがあります。

 英語の発音とドイツ語の発音は、「音節リズムの法則」という
 太い一本の線上に並んでいます。

 ですから、英語の発音を「音節リズムの法則」で勉強した人は、
 ドイツ語の発音も、日本語しか知らない人よりは容易に
 身につけられるのですね。


 同様に、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語など、
 すべてのヨーロッパの言葉を、この同一線上で習得することが
 できるのです。


 具体的に例を挙げてみましょう。

 例えば、土曜日はドイツ語で Samstag と言います。
 これは「ザ・ム・ス・ター・ク」と5拍のように見えますが、
 正しくは2拍で「ザムス・ターク」です。


 フランス語では、samediで、これも2拍で「サム・ディ」と
 発音します。
 つまり、2拍に発音していれば、フランス人にわかるのです。


 イタリア語では、sabatoで、「サ・バ・ト」と3拍のリズムで
 ゆっくり、はっきり発音すればよいのです。
 アクセントは最初のsa-にあります。


 スペイン語では、el sabadoで、最初の定冠詞 elを日本語式に
「エ・ル」と2拍にならないように注意すれば、
 全体を「エル・サ・バ・ド」と4拍に発音することができます。

 アクセントはイタリア語と同じで、sabadoのsa-にあります。


 このように、あらゆるヨーロッパの言語の発音は
 同じ一本の延長線上に捉えることができます。

 ですから、線的勉強法で学習を積み重ねていると、
 第2外国語を勉強するときにも、極めて有利であることが
 わかるでしょう。



      …この続きはまた次回。



                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-03-30 17:21 | SIMうんちく

今、日本にいちばん必要な知識

 私が非常に尊敬している人のひとりに、重田定義(しげたさだよし)
 という方がおられます。

 この方は、東海大学名誉教授で、医学博士であり、
 敬虔なクリスチャンでもあられます。

 その重田先生による講演を先日聞いて、私は非常に心打たれました。
 今、日本に必要なのは、このようなメッセージではないか、
 と思った次第です。


 大災害が日本を襲い、不安と恐れの中で悲しみ苦しんでいる人が
 大勢おられますが、それらの方々に今必要なのは、物資でしょうか?
 お金でしょうか? ボランティアでしょうか?

 もちろん、それらのものは必要でしょう。

 しかし、私が思うに、それに増して必要なのは、
 重田先生が語られたような知識ではないか、と痛感するのです。

 
 なぜなら、私も日本が一日も早く復興することを願っていますが、
 ただ、それだけではいけない、ということなのです。

 この大災害は、私たちに何を語っているのか?

 その視点が非常に大切だと思うのです。


 ★重田先生のメッセージ→
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by danueno | 2011-03-30 17:20 | 編集後記

重田定義先生の講演

では、重田定義先生のメッセージをご紹介したいと思います。

この日、重田先生はメッセージの中で、ひとつの手紙を読まれました。
実は、私はこの手紙に大変感動したのです。

手紙は、重田先生の研究や教育を手伝ってくれた人たちが2年前、先生の82歳の誕生日を祝って集まった折りに、ひとりひとりに渡されたと言います。

以下は、その手紙です。

----------------------------------------------------------------

今日は久しぶりで会うことができ、心から喜んでいます。
この機会にぜひ伝えたいことがあり、このように文章にしました。
君に直接話した事として読んでくれるように願います。


今日の世界は、まさにどんどんと暗さを濃くする闇の状態にあると言って良いと思います。

この世が闇であることは、すでに地球の温暖化による気候の激変と、それに伴う大雨や大洪水、大干魃などの大きな自然災害の増加や原油価格の高騰と、それに伴って生じた物価の高騰や食糧不足などが、地球規模でしかも急速に進み、それらが世界中の人々の生活に深刻な影響を及ぼしている状況から、実感することができるのではないでしょうか。

また、いつまでたっても解決されることのないイスラエルとパレスチナの間における悲惨な戦い、そして世界中で起こる絶えることのない民族間の血で血を洗う争いによっても知ることが出来ます。

しかし、さらに新しい問題が発生しました。
それはご存知のように、アメリカに端を発した金融破綻によって生じた経済的な危機が、またたく間に世界中に波及し、世界的な大企業をはじめとして、数多くの企業が経営破綻したり、倒産寸前に追い込まれたりしているということです。

そのために多くの人々は解雇され、職を失い、住まいを出て行くことを余儀なくされたり、日々の生活にも困窮するなど、世界中の人々はこの先、どうなるのか、どうして生きていったら良いのかと、恐れと不安にかられた日々を過ごしています。

この未曾有ともいえる地球規模で起こった不況を憂慮して、世界各国の政府や首脳は、何度となく会合を重ねて、いろいろと打開策を講じていますが、いっこうに効果が上がらず、ますます闇は濃さを増す一方です。

聖書のイザヤ書に、「見よ闇が地をおおい、暗闇が諸国の民をおおっている」と記されている通りです。

そして私たちは今、世界的な規模で起こっているこの現象も、聖書に書かれている「世の終わり」を示す前兆のひとつであることを知るのです。

「世の終わり」とは、神様が、自分の欲を満たすことだけを考え神様に逆らい続ける人間をさばかれ、穢れたこの世を滅ぼされることであります。

今のような世界的な経済危機をもたらした原因も、もとただせば、飽くことを知らない人間の欲望から出たものであり、その欲望は人間の生まれつきの本性であることを思う時に、私たちは、これはまさに人間の作った宗教の神(偶像の神)ではなく、天地万物の創造主にして、支配者なる生ける神様のみこころに逆らった人間のむさぼりの罪が招いた報いである、と認めざるを得ません。

今、人類の歴史は、この「世の終わり」の時に向かって、神様のご計画通りに進んでおり、その時が近づくにつれて、この世界が全地球的な規模で窮地に達することを聖書は予告しております。

いつの時代でも、いくつかの危機的要素は存在するものですけれども、「世の終わり」の兆候は、いくつもの危機が累積し、重なり合って、しかも急速に起こるのが特長であり、これはまさしく現在の世界の状況を現しています。

ここで誤解のないように申し上げたいのは、聖書はキリスト教という宗教の教典でも、道徳の書でもなく、生ける唯一まことの神によって語られた過去現在将来にわたる人類の歴史の書であるということです。

聖書では、闇とは神様に敵対し、人間を神様から離れさせて自分の支配下に置くことをたくらむ悪魔(サタン)が支配する罪に満ちたこの世と、そこに住む人々の心の状態を指しております。そしてそこには、混乱と不安と恐れと絶望と悲しみがあるのみです。

しかし、生けるまことの神様は、ご自分にそむき、悪魔(サタン)にあやつられて欲望を満たすままに生きてきた結果、恐れ苦しみながら 闇の中を手探りで歩かなければならなくなった私たち人間を、なお見捨てずに愛してくださり、私たち人間が闇の中に留まることのないように、光の方に来るようにと、神の御子イエス様を人として、この闇の世に光としてつかわしてくださいました。

イエス様ご自身が言われました。「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者は誰も闇の中にとどまることのないためです。」

光とは何でしょうか?
闇は、今申しましたように、サタンとサタンの支配によってもたらされた恐怖と悲しみと絶望と死を意味しているのに対して、光とは生けるまことの神様と、御子イエス様ご自身、そしてその方によって与えられる平安と、喜びと、希望と、永遠のいのちを現します。

イエス様は、サタンの支配下にあって、恐れと悲しみと絶望と死の闇の中で苦しんでいる私たち人間に、平安と、希望と、喜びと、永遠のいのちを与えてくださる光として、この世に来てくださいました。

しかし、それは主なる神様が、私たちの罪を身代わりに御子イエス様に負わせ、十字架にかけて裁かれるという、私たちの頭では到底考えられないご計画、すなわち一人一人の人間が、自分の力では解決することのできない問題であるところの自己中心、いつも自分を第一にして、まことの生ける神様を恐れず従わないという自己中心の傲慢の罪の代価を、替わってイエス様の十字架の死によって支払ってくださり、私たちを罪から救い出してくださるというその救いのご計画を実行するためであったのです。

そのことは聖書のイザヤ書に、「まことに彼(すなわちイエス様)は、私たちの罪(すなわち自己中心の罪)を負い、私たちの痛みを担った。だが私たちは思った、彼は罰せられ、神に打たれ苦しめられたのだと、しかし彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちは癒された。罪を癒された」とあります。

また、聖書のヨハネの福音書には、「神は実に、そのひとり子をお与えになるほどに世、すなわち闇の世に生きる私たち一人一人を愛された。それは、御子を信じる者がひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」と書いてあります。

さらにまた、聖書のローマ人への手紙には、「罪から来る報酬は死です。しかし、神のくださるたまものは私たちの主、キリストイエスにある永遠のいのちです」とある通りです。

神様は、それほどの大きな犠牲を払ってまで、私たち人間を愛してくださるのです。

神様は、聖書のテモテの手紙第一に、「神はすべての人が救われて、真理(すなわち神様の真実なる愛)を知るように望んでおられる」とありますように、「世の終わり」が来る前に、すべての人がご自分の愛を知ることを望んでおられるのです。

しかし悲しいことに、自分中心に、自分の欲望を満たすことを第一に生きるという罪のために、霊の目が閉ざされている多くの人たちは、その神様のみこころをはかり知ることができずにおります。

そしてまた、イエス様が私たち人間を救うために、人としてこの世に神様から遣わされた神の御子であることも、そしてまた、十字架と自分の関係もわからずに、相変わらずこの世の闇の中を、不安と恐れにおののきながら、あるいはそれに目をつぶり見えないように、考えないように装いながら、終わりの日の近いのも知らずに、破滅に向かって歩んでいるのであります。

イエス様は、そのような人々に次のようにおっしゃっています。「まだしばらくの間、光はあなたがたの間にあります。闇があなたがたを襲うことのないように、あなたがたは光がある間に歩きなさい。闇の中を歩く者は、自分がどこに行くのかわかりません。あなたがたに光がある間に、光の子供となるために、光を信じなさい。」

「世の終わり」が迫っている今の時にあって、あなたが救われるよう、神様が忍耐をもって、その時を伸ばしておられうちに、手遅れにならないうちに、今の恵みの時の間に、光である神様、御子イエス様をただ素直に信じて光の子となり、死への恐れから解放されて、永遠のいのちに生きる希望と喜びをもって生きていただきたいと、心からお祈りしています。

----------------------------------------------------------------
(重田先生のメッセージは下記のように続きます)


私が彼らに、この手紙を出してから2年が経ちました。
そして今回、3.11が起きました。

世界にいまだ類がないほどの巨大地震と、それに伴う大津波が東北関東地方を襲いました。原子力発電所、放射性物質が外部に漏れ出し、私たちの生活を脅かしています。

また目を外に転ずれば、中東のイスラム諸国には次々にネット革命と呼ばれるクーデター
が連続して起こっています。

このような時にあって、改めて彼らが2年前に手渡した手紙に書かれたことを思い出し、これこそ「世の終わり」の前兆ではないかと恐れて欲しいと願います。

そして、まことの神様であり、救い主である神様の前に、悔い改めをもってひざまずき、イエス様を心から信じて、永遠のいのちをいただき、この「世の終わり」にあっても、平安と、喜びと、希望をもって日々を過ごして欲しいと、心から切に祈っている次第であります。



聖書 コリント人への手紙第2 6章1節より

私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みをむだに受けないようにしてください。神は言われます。「わたしは、恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。」確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。
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by danueno | 2011-03-30 17:17 | 編集後記

「SIMの英文法」その82

           音節リズムの法則 
       
      *** 点的勉強法と線的勉強法 ***

       

 新シリーズ「SIMの発音習得法」、今日はその7回目です。

 どんどん、発音学習の深みをさぐっていきます。
 ご期待ください!

 
 前回は、「発音・学習の順序」というお話でした。
 ちょっと復習しましょうね。

 発音の習得の目標を重要なものから順番にあげてみると、
 下記のようになる、ということでした。


 -----------------------------------------------------------------

 (1)発音のリズムが正しくなること

 (2)アクセントが正しくなること

 (3)RやL、THなどの子音や、微妙な母音の発音が正しくなること

 -----------------------------------------------------------------



 まず何より、「リズムありき」でしたね。

 リズムが正しくなければ、いくら難しい子音や、
 微妙な母音の発音ができたとしても、それでは決して通じる発音には
 なりません。

 このことは「音節リズムの法則」で達成できます。

 まずは「音節リズムの法則」で、リズムを正しく訓練を積むことが、
 他の何よりも最優先されるべきです。


 その次に、アクセントや、難しいR、L、THなどの子音、
 そして、微妙な母音の発音の習得が続きます。

 
 まずリズムさえ押さえておけば、後は、少しずつ完成に向かって
 進めばよいのです。

 逆に、いくら細部の難しい発音が完璧になったとしても、
 リズムが間違っていたら絶対に通じません。

 
 …今日は、この続きです。


 学習には、「点的勉強法」と「線的勉強法」がある、
 というお話をします。


「点的勉強法」というのは、勉強している個々の事柄が
 ばらばらに散らばっている状態です。
 
 これでは、獲得している知識が互いになんの関係もなく
 ただ頭に詰めこまれていきます。

 これが、「点的勉強法」です。


 これに対して、「線的勉強法」というのは、
 勉強している個々の事柄が、あるひとつの線の上で
 連続していくような勉強法を言います。

 発音の勉強で言うと、たとえばここに
 good-bye と Sydney というふたつの単語があるとします。

「点的勉強法」では、これらの発音を何の関連性も持たせず
 ただ別々に暗記します。

 かたや、「線的勉強法」は、これらの単語が
「音節リズムの法則」により、2拍のリズムであるという
 共通点を確認しながら勉強します。


「線的勉強法」をしていると、どんなメリットがあるのでしょう。

 それは「音節リズムの法則」という太い線の上で
 発音を理解することができる、ということです。

 もし学習の過程で、知らない発音が出てきたとしても、
 音節の数で発音を推測しながら勉強を進めることができます。

 ですから、勉強がスムーズに、かつ無限に発展します。


 ところが、「点的勉強法」をしている人は、
 日常会話だけでも約3000語の英単語の発音を、
 英米人の物真似で覚えなければならないことになります。

 これは実に大変な作業です。

 そんな学習をしていてはいけません。 


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-03-23 17:36 | SIMうんちく

Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree

 第1回日本アカデミー賞を受賞した山田洋次監督の有名な映画、
『幸福の黄色いハンカチ』をご覧になった方は多いでしょう。

 高倉健と倍賞美津子(夫婦役)が主演で、
 当時、映画初出演であった武田鉄矢や、桃井かおり、渥美清が
 脇役で登場します。

 ストーリーは皆さんご承知でしょうからここには書きませんが、
 とても感動的な映画で、ラストシーンの黄色いハンカチを見て、
 私も涙した記憶があります。


 ところが、実はこの映画、アメリカにあった実話(伝承)が
 元になっています。

 タイトルは、Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree
 と言い、いろんなバージョンがあるようです。

 今日はその中のひとつをご紹介します。
 夫婦ではなくて、親子の物語になっています。


-----------------------------------------------------------

  ひとりの受刑者が刑期を終えて家に帰る途中のことだった。
  彼は、家に近づくに連れて、次第にそわそわしだした。
 そして、バスの窓から、しきりに外を見るのだった。

  彼の落ち着きのなさには理由があった。

  家に帰るにあたり、もし父親が自分を受け入れてくれるなら、
目印として庭の樫の木に黄色いハンカチを結ぶように
頼んでいたからだ。

  ハンカチが結んでなければ、彼は家に帰らず、そのまま
  遠くに旅立つつもりだった。

 バスはついに家の前にさしかかった。
  その時、彼は驚きのあまり目を見張った。
  車窓の外は黄一色であったからだ。

  父はただ1枚のハンカチを結ぶだけではなく、
  農園すべての木に黄色いハンカチを結んで息子の帰りを
  待っていたのだった。

 -------------------------------------------------------------

 
 これも非常に感動的な話です。

 ところが、これも元になる話があります。
 それは、聖書に記された「放蕩息子の物語」です。
 聖書のストーリーはこうです。


 父親の財産を分けてもらった一人の息子が異郷で放蕩三昧のあげく
 食べるにも困り果て、「父のもとに帰ろう」と決意します。
 彼は、「父の家の使用人になっても構わない」と思いました。

 ところが、父親は一日千秋の思いで息子を待っていたのです。
 尾羽打ち枯らして、とぼとぼと歩いてくる息子を遠くから見つけ、
 父親は走り寄って抱擁するのでした。

 聖書から引用しましょう。


     So he got up and went to his father. But while
 he was still a long way off, his father saw him and was
filled with compassion for him; he ran to his son, threw
his arms around him and kissed him.

             BIBLE(Luke 15:20)

〔こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。
  ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、
かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした〕
    
             聖書(ルカ伝 15章20節) 


注)ここに書かれた「放蕩息子」の姿は、
  神様から離れ、自分を神として歩んでいる私たち人間を、
 「父親」は、そのような放蕩息子の帰還を一日千秋の思いで
  待っておられる神様を現しています。



待っておられるイエス様の優しい呼びかけ
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by danueno | 2011-03-23 17:35 | 編集後記

「SIMの英文法」その81

           音節リズムの法則        
       
             

 新シリーズ「SIMの発音習得法」、今日はその6回目です。
 
 前回は、「物まね主義からの脱却」というお話でした。
 ちょっと復習しましょう。


 発音の要点は、「音節の数によって拍数が決まる」という
 「音節リズムの法則」にある、ということでしたね。

 日本人は発音にナマリがあるということを、
 必要以上に気にします。

 実は、そのことは、
 「正しい発音は、英米人の発音とそっくりになることだ」
 という、「物まね主義」のあらわれにすぎないのです。

 日本人は、英米人の発音とそっくりに発音できないので、
 「自分の発音はまだ駄目なのだ」と考えています。

 つまり、「英米人の発音が正しくて、自分の発音は偽物だ」
 という偽物意識に悩まされているのです。


 日本人の英語の先生でさえ、
 「自分の発音は本物ではあり得ない」、という
 偽物意識に悩みながら教えています。

 その原因が、日本の英語教育界を支配している
 「物まね主義」なのです。


 早くこの「物まね主義」から脱却しなければいけません。

 そして、私たち日本人の発音も、
 「音節リズムの法則」という基本さえきっちり押さえておけば
 十分通用するという意識を、しっかり持つことが必要です。


 …前回はここまででした。
 今日はこの続きです。


 今まで、このシリーズで話してきたことを、ちょっと整理して
 みましょう。

 「発音・学習の順序」ということです。

 発音の習得の目標は「英米人の発音とそっくりになること」ではない、
 と言いましたが、その目標を重要なものから順番にあげてみましょう。



(1)リズムが正しいこと


 まず何より、「リズムありき」です。

 リズムが正しくなければ、いくら難しい子音や、
 微妙な母音の発音ができたとしても、それでは決して通じる発音には
 なりません。

 このことは「音節リズムの法則」で達成できます。
 まずは「音節リズムの法則」で、リズムを正しく訓練を積むことが、
 他の何よりも最優先されるべきです。


(2)アクセントが正しいこと


(3)日本人には難しいRやL、THなどの子音や、微妙な母音の発音
   が正しいこと


 アクセントの問題と、難しい子音や微妙な母音の発音については、
 2番目と3番目に来ます。

 
 まずリズムの習得が最も大切です。
 それからアクセントが来て、最後に子音や母音の微妙な発音と続きます。

 ところが、日本の英語学習では(1)リズムの習得の段階がないので、
 いつまでたっても日本人の発音は通じないままなのです。


      …この続きはまた次回。


                … お楽しみに!
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by danueno | 2011-03-17 10:18 | SIMうんちく

方々にききんと地震が起こります

 言うまでもないことですが、私たちが信じようと信じまいと、
「事実」は厳然と存在します。

 たとえば、富士山という山が存在するというのは「事実」です。
 富士山は、私たちが信じれば存在し、信じなければ存在しない、
 というものではありません。


 富士山は、人間が信じようと信じまいと、事実、存在しているのです。
 同様に、私たちクリスチャンは、聖書に書いてあることを、
 紛れもない「事実」として認識しています。

 つまり、人間が信じようと信じまいと、神様は存在し、天国は存在する、
 ということです。 


 その聖書には、次のようなことが書かれています。

  「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、
   方々にききんと地震が起こります」

 この箇所は、弟子たちのイエス様に対する問いかけ、
「この世の終わりには、どのようなことが起きるのでしょうか?」 
に対してのイエス様の答です。

 この箇所の前後を、聖書から抜粋してみましょう。

 
-------------------------------------------------------------------

  イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかに
  みもとに来て言った。

  「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。
   あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう」

   そこで、イエスは彼らに答えて言われた。

  「戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょう。
  民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、
  方々にききんと地震が起こります。
  また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
  不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
  御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、
  それから、終わりの日が来ます。」 (マタイ伝 24章3~14節)

-------------------------------------------------------------------


 まず、「至る所で戦争がある」と書いてあります。

 特長は、単なる国家間の争いではなく、「民族間の争い」です。
 世界の紛争の火種は、中東問題にあると言われ、
 世界中がアラブ民族とユダヤ民族間の軋轢に注目しています。

 それから、「方々に飢饉と地震が起こる」と書いてあります。
 現在、世界人口の16%にあたる10億人もの人々が飢えています。

「地震の多発」は言うまでもありません。
 数の増加もさることながら、未曾有の大地震が頻発しています。

 次に、「にせ預言者が多く出る」とあります。
 事実、「私こそ救世主だ」といって多くの人々が惑わされています。

 また世界に「不法(違法行為、無慈悲、不道徳)が横行」しているので、
 人々の間の愛は冷め切っています。

 そして、「福音が全世界に宣べ伝えられる」とあります。
 いまや聖書は世界の2,508の言語に翻訳され、
 世界中のほとんどすべての国民に伝えられつつあります。

 「それから、終わりの日が来ます」と書いてあります。
 これは、「イエス・キリストがこの世に再臨される」という意味です。


 …何のために?

 聖書では、はっきりと、「信じない者へのさばきのため」と書いて
 あります。


 でも、まだ希望があります。

 なぜなら、今はまだ「救いの時、救いの日である」からです。
 しかし、もう時間が余り残されていません。

 このチャンスを無駄にされませんことを…。



    For He says:"In an acceptable time I have heard you,
  And in the day of salvation I have helped you." Behold,
now is the accepted time; behold, now is the day of
salvation.
          BIBLE(2 Corinthians 6:2)


  〔神は言われます。「わたしは、恵みの時にあなたに答え、
   救いの日にあなたを助けた。」確かに、今は恵みの時、
   今は救いの日です。〕

          聖書(コリント人への手紙 第二 6章2節)


「救い」とは?(↓)
http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SkTataku.html
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by danueno | 2011-03-17 10:18 | 編集後記

忘れてくださるお方

 我が子を失う、というのは悲しいものです。
 もちろん私にはその経験がないですが、知人の奥さんが、
 その辛さと、そこからの「解放」の体験を語られました。


 仮にこの方をAさんと呼びましょう。
 Aさんのお子さんは、生後11か月で、日本にはまだ症例の少ない
 新しい種類の白血病に冒されました。

 Aさんの不安は日々、高まっていきました。
 ふと、「子供は死んだらどこにいくのだろう?」という疑問が
 湧き上がりました。

 Aさんの苦悩を知った担当のお医者さんは、きっぱりと言いました。 
「子供が亡くなったら全員、天国に行きます」。
 担当医はクリスチャンだったのです。

 そして、ある宣教師の書いた本を渡してくれました。
 その本には、不思議な言葉が書かれていました。

「人間は病気では死にません。神の時が来なければ死にません。
そして、神の時は最善です」

 Aさんは、この言葉を読んで心が軽くなりました。
 また、この本には「人間の罪」についても書かれていました。

「聖書で言う罪とは、人間の犯す一つ一つの具体的な罪を
  指しているのではありません。 そうではなくて、
  人が神様に背を向けて、自分を神として生きていること、
  そのことが最も大きな罪なのです」

 この言葉は、Aさんの心に深く残りました。


 その2か月後、治療の甲斐なくお子さんは天に召されました。
 Aさんは、お子さんの死を、「自分が自分しか愛してこなかった
 罪の生き方の結末」として受け止めたそうです。

 そして、「これから先、そのことが忘れられず、一生自分を
 責め続けるだろう」と恐れました。

 Aさんは思い切って、担当医からもらった本の著者である、
 ベック宣教師に会いに行き、心の悩みを打ち明けました。
 そして、宣教師の次の一言によって解放されたのです。

「神様は赦して、忘れてくださるよ」。

 …以下は、Aさんの言葉です。


---------------------------------------------------------------

  私は、自分が忘れることのできない自分の罪を忘れてくださる
  というイエス様が、ただただ有り難く、心の扉を開いて、
  この方を受け入れました。

  すると、悲しみで真っ暗だった心の中に、ぽつんと光が入り、
  その光が波紋のように心の中に広がり、暗闇がなくなりました。
  その光は、驚いたことに「喜び」でした。

  それからの日々は、苦しい中にも喜びがいつもともにあり、
  悩む代わりにいつも祈って、イエス様に助けていただきました。
  気がつくと、心の傷には、かさぶたができていました。

  召された子供は、私たちが将来行く予定の天国で、
  涙もなく、毎日ニコニコと笑い、永遠に続く喜びに
  満たされているのかと思うと心から安心です。

  あれ以来、私が恐れていたように、
  過去を振り返ったことは一度もありませんでした。

  神様の前に、罪を精算した後、私を責める声は、
  もう聞こえてきませんでした。

  ただ一方的な神様の赦しでした。

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 I will forgive their wickedness and will remember
 their sins no more.
             BIBLE(jeremiah 31:34)


〔わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さない。〕

             聖書(エレミア書 31章34節)



「新しい契約」罪の赦し
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by danueno | 2011-03-09 16:10 | 編集後記

「SIMの英文法」その80

           音節リズムの法則 その5        
       

 新シリーズ「SIMの発音習得法」、今日はその5回目です。
 例によって、ちょっと前回の復習をしましょう。


 前回は、「発音は英米人の発音とそっくり同じでなくとも良い」
 というお話でした。

 だって、ナマリのあるドイツ人の発音も、インド人の発音も、
 アフリカ人の発音も、国連の本会議場で立派に通用して
 いますよね。

 立派に通用している以上、ある意味、これらはみな、
「正しい発音」と言うことができるのです。


 結局、「音節リズムの法則」に沿って、正しい英語のリズム
 という基本さえ身につけておけばOKなのです。

 英米人とそっくり同じでなくとも国際的に立派に通用する、
 ということなのです。


 …今日はこの続きです。



 これまで4回のシリーズでお話ししてきたとおり、
 発音の要点は、「音節の数によって拍数が決まる」という
「音節リズムの法則」にあります。

 この真実を理解することによって初めて、
 発音のあらゆる謎が解明できます。


 日本人は発音にナマリがあるということを、
 必要以上に気にします。

 実は、そのことは、
「正しい発音は、英米人の発音とそっくりになることだ」
 という、「物まね主義」のあらわれにすぎないのです。

 日本人は、英米人の発音とそっくりに発音できないので、
「自分の発音はまだ駄目なのだ」と考えています。

 つまり、「英米人の発音が正しくて、自分の発音は偽物だ」
 という偽物意識に悩まされているのです。

 日本人の英語の先生でさえ、
「自分の発音は本物ではあり得ない」、
 という偽物意識に悩みながら教えています。


 その原因が、日本の英語教育界を支配している「物まね主義」
 なのです。

 このことに気づいている先生が、いったい幾人いるでしょうか?

 私たち日本人の発音も、「音節リズムの法則」という基本さえ
 きっちり押さえておけば十分通用する、という意識が必要です。

 このような、はっきりとした意識革命が、
 今の日本の英語教育界に必要ではないでしょうか?


      …この続きはまた次回。


              … お楽しみに!
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by danueno | 2011-03-09 16:10 | SIMうんちく

「SIMの英文法」その79

          音節リズムの法則        
       

 新シリーズ「SIMの発音習得法」、今日はその4回目です。
 例によって、ちょっと前回の復習をしましょう。

 
 前回は、英語の発音を個々にバラバラに覚えていくといった
 帰納法の学習ではなく、演繹法による発音学習ということで、
「音節リズムの法則」をご紹介しました。

「音節リズムの法則」とは何かというと、
「音節の数で拍子をとって発音する」ということでしたね。

 具体例をあげましょう。


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   ● handsome は、2音節の単語なので
    「ハン・サム」と2拍で発音。
 
   ● MacDonald は、3音節の単語なので、
    「マク・ドー・ノー」と、3拍で発音。

   ● milkは、1音節の単語なので、
    「ミゥク」と、1拍で発音。


  これは文章になっても同じ、

   ● Look at this. は、母音が3つあるので、
     「ルッ・カッ・ディス」と、3拍で発音。

 ------------------------------------------------


 いかがですか?

 …今日は、この続きです。



 結論から言いますと、発音はこのように、
 基本的な原理原則である「音節リズムの法則」にのっとって
 覚える学習法が最も効率的です。


 ところが、実際には、この「音節リズムの法則」が
 学校などで教えられていないために、
 いろいろと間違った常識がはびこることになりました。


 よく「常識のウソ」ということが言われますね。

 日本人の間で英語の常識になっていることの中にも、
「常識のウソ」があるようです。


 例えば、「発音は英米人とそっくりに発音しなければならない」
 という考え方です。
 
 これでは、英語の発音は英米人を物真似して習得していく以外に
 道はない、ということになってしまいます。


 …本当にそうでしょうか?

 実はこれこそ、「常識のウソ」なんですね。


 日本のほとんどの学校の先生は、
「英米人の真似をして、そっくりになるまで練習するように」
 と勧めています。


 物真似主義で発音の勉強をするということは、
 あるひとつのモデルを正しいと判断し、
「それとそっくり同じになること」を目標にしているのです。

 だとしたら、「その正しいとしたモデル以外は正しくない」、
 ということになります。

 しかし実際には、皆さんご承知のように、英米人の発音にも
 様々なナマリがあります。

 さらには、ヨーロッパ、アジア、アフリカの人々も、
 それぞれナマリのある英語を堂々と話しています。


 ところが、ナマリのあるドイツ人の発音も、
 インド人の発音も、アフリカ人の発音も、
 国連の本会議場で立派に通用しているではないですか。

 立派に通用している以上、これらは皆、「正しい発音」
 と言えないでしょうか。

 それならば「発音は英米人とそっくりに発音しなければならない」
 という日本の英語教育の方針は、明かに「常識のウソ」
 ということになってしまいます。


 結局、英米人の発音とそっくり同じでなくとも良いんです。

「音節リズムの法則」に沿って、
 正しい英語のリズムを身につけさえすれば、
 日本人の発音も国際的に立派に通用します。


 このことは、私たち日本人にとっての光明です。

 発音は「音節リズムの法則」によって、
 基本さえ押さえておけばOK!

 その他の細かい部分は、後でゆっくり時間をかけて、
 磨きをかけていけば良いのです。


      …この続きはまた次回。


             … お楽しみに!
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by danueno | 2011-03-02 11:53 | SIMうんちく