<   2010年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

「SIMの英文法」その71

          「関係代名詞」その4

 

今日は、関係代名詞は怖くない、その4です。

 さっそく、前回の復習をしましょう。
 まずは例文を見てみましょう。


 --------------------------------------------------------

    These are rhymes which have been passed on for
  generations from parents to children.

 --------------------------------------------------------


 まず、These are rhymes まで読んだら、パッと
 「これらは詩です」と訳します。

 ここが非常に大切でしたね。

 次にwhichが来ていますから、これは代名詞と考え
 which=rhymes ということでした。


 これを代名詞にするとtheyまたはthemです。

 したがって、whichは「それらは」か「それらを」になるはずです。

 
 どちらになるかは、もう少し先を読んで、
 この後の、have been passed on が動詞ですから、whichはthey
 だったということがわかります。


 さらに、その内容は「引きつがれてきた」ですが、
 現在完了形ですから、現在も「引きつがれている」という内容も
 含んでいることに注意、でしたね。


 for generations は副詞句で「何世代もの間」。

 最後の from parents to children は「親たちから子供たちへ」
 という意味の副詞句です。
 

 すなわち、この文全体をSIM訳すると下記の通りです。


 ------------------------------------------------------------------

  これらは詩です/それらは引き継がれてきました/何世代もの間/

  親たちから子供たちへと。

 ------------------------------------------------------------------


 いかがですか?

 非常にすっきりとしていますね。


 ところで、今回のシリーズである関係代名詞や、
 この他にも、たとえば現在完了形などは、
 英語独特の表現をするものの代表格でしょう。


 これらを含む英文をSIM訳で読む醍醐味は、
 訳すというより、
「日本語には訳しきれない内容まで読みとっている」
 ところにあります。


 したがって、最初の通読で一応内容がわかっても、
 SIM音読をするたびに、それまで気がつかなかったことを、
 その英文から発見することがしばしばあるのです。

 これが、ゾクゾクするほどの快感なのです。



 つまり、SIM音読によって、その英文に隠されている内容を
 深く読みとり、また、最初は気づかなかった文法事項なども、
 改めて確認することにもなるのです。


 特に読解力を養成している段階では、一読ではその英文に
 含まれている思想内容、文法事項などすべてを汲みつくせる
 ものではありません。


 ですから、英文に密着して読み進むSIM音読を繰り返す
 ことが非常に重要なんですね。


 また、英語を読むたびに、形容詞句、副詞句がたくさん
 用いられていることに気がつきます。


 この文章にも for generations, from parents, to children と
 3つの副詞句が使われています。


 そのような点にも注意を払って、SIM音読することが
 とても大切ですよ。


     … 続きは、また次回!


           … お楽しみに!
[PR]
by danueno | 2010-12-22 15:55 | SIMうんちく

欠点は長所の裏返し

 今日は音楽の話題です。

 皆さん、カール・エンゲルというピアニストをご存知ですか?

 あまりメジャーな人ではないので、知っている方は少ないでしょう。
 1923年、スイスに生まれたピアニストです。


 この人の演奏を最初に聴いた時、ちょっと驚きました。

 モーツァルトのピアノソナタを聴いたのですが、
「ちっともモーツァルトらしくない」と感じたのです。
 (…ファンの方、ごめんなさい)


 モーツァルトらしい演奏とは、一般的には「典雅で優美」、
 ある意味、女性的な音楽、ということになるかもしれませんが、
 エンゲルの演奏はまるで正反対です。

ちょっとゴツゴツしており、「質実にして剛健」という感じで、
 典型的に男性的な音楽なのです。

 ですから、通常、モーツァルトに期待される芸風からは
 少しはずれており、私は最初、そこがエンゲルの「欠点」だ、
 と感じていました。


 ところが、聴いているうちに良さがわかってきました。

…誠実なのです。
 …余計な粉飾はしないのです。

 この人の演奏は、噛めば噛むほど味が出るスルメのように、
 聴けば聴くほど、味のある音楽だったのです。

 そして、そのような彼の音楽の「長所」は、
 最初に「欠点」と感じた、あの「質実にして剛健」な芸風が
 大いにものを言っているのです。


 うーん。これって深いぞ…、と思いました。

 これは仮の話として、エンゲルさんが自分のモーツァルトの
「欠点」を直そうと、女性的な要素を取り入れたとしたら、
 どうでしょう。

 おそらく、彼の「長所」も消えてしまったでしょう。
 つまり、「欠点は長所の裏返し」なのです。

 ですから、私たちも自分の欠点を見つけ出して、
 あれこれ悩むものですが、「これあっての私」なのであり、
 その多くは、直す必要すらないのかもしれません。


 自分という個性を、
「長所」も「短所」もひっくるめて、ありのまま受け入れる…、
これって結構、人生の勘所なのではないでしょうか。

 もちろん、自分だけではなく、他の人の個性も受け入れる、
 ということになりますが。



    Accept one another, then, just as Christ accepted
  you, in order to bring praise to God.

              Bible(Roma 15:7)


 〔こういうわけですから、キリストが神の栄光のために、
  私たちを受け入れてくださったように、あなたがたも
  互いに受け入れなさい。〕

             聖書(ローマ書 15章7節)
[PR]
by danueno | 2010-12-22 15:53 | 編集後記

「SIMの英文法」その70

          「関係代名詞」その3

 

 今日は、関係代名詞は怖くない、その3です。
 さっそく、前回の復習をしましょう。


 前回は、実例をあげてSIM方式による関係代名詞の理解法を
 説明しました。

 ちょっと例文を見てみましょう。


 ---------------------------------------------------------

    A baby boy was playing with a rattle beside

  an armchair in which his mother was sitting.

 ----------------------------------------------------------


 まず、A baby boy was playing なので、
 「男の子が遊んでいた」ですね。

 with a rattle ですので、
 「ガラガラで」、です。

 問題はその後だ、ということでした。

 日本人は、次の beside an armchair のあとに、in which が
 見えると、ついつい学校英語の「返り読み」のクセが出て
 しまいます。


 すなわち、beside an armchair を訳さずに置いておき、
 in which 以下の in which his mother was sitting.を
「その母親が座っているところの」と訳して、その前の
beside an armchair と関係づけて、
「その母親が座っているところの肘掛け椅子のそばで」と
 翻訳してしまうのです。


 これではいけません。
 作業が非常に複雑になり、読むスピードが落ちます。


 これに対して、SIM同時通訳方式では、
 すごく簡単に読めます。


--------------------------------------------------------

   A baby boy was playing (男の子が遊んでいた)

   with a rattle     (ガラガラで)

   beside an armchair   (肘掛け椅子のそばで)

--------------------------------------------------------


 ここまで訳したら、
 SIM方式では、whichは代名詞として捉えます。

 whichが何の代わりをしているのか瞬間的に考えて、
 which = an armchair だろうと見当をつけます。

 したがって、in which = in the armchair = in it
 であることが分かりますので、
 in which を「その中に」と訳す、ということでした。


 最後に、his mother was sitting in it. ですから
 彼のお母さんが座っている、と訳し終わります。 


 整理してみましょう。


---------------------------------------------------------

  A baby boy was playing(男の子が遊んでいた)

   with a rattle    (ガラガラで)

    beside an armchair (肘掛け椅子のそばで)

    in which      (その中に)

     his mother was sitting.(彼のお母さんが座っている)

----------------------------------------------------------



 …以上が、前回の復習でした。


 このように、SIM同時通訳方式では非常にすっきりと
 理解できます。


 これは建築にたとえれば、「平屋」ということです。
 階が同じなのでスムーズに進めます。


 これに対して、関係代名詞を関係詞と捉える「返り読み」は
 「2階建て」の建物にあたります。


 構造が複雑で、違う階に上ったり降りたりするために時間が
 かかります。
 


 では、違う例を見てみましょう。

 --------------------------------------------------------

    These are rhymes which have been passed on for

  generations from parents to children.

 --------------------------------------------------------


 まず、These are rhymes まで読んだら、パッと
「これらは詩です」と訳してください。

 ここが非常に大切です。


 次にwhichが来ていますから、これは代名詞と考え which=rhymes
 とします。

 これを代名詞にするとtheyまたはthemです。

 したがって、whichは「それらは」か「それらを」になるはずです。

 どちらになるかは、もう少し読んでみるとわかります。


 この後の、have been passed on が動詞ですから、
 whichはthey だったということがわかります。


 さらに、その内容は「引きつがれてきた」ですが、
 現在完了形ですから、現在も「引きつがれている」という内容も
 含んでいることに注意します。

 for generations は副詞句で「何世代もの間」とします。


 最後の from parents to children は「親たちから子供たちへ」
 という意味の副詞句です。
 

 では、この文にSIM訳を付けてみましょう。


 ------------------------------------------------------------------


   These are rhymes (これらは詩です)

    which have been passed on (それらは引き継がれてきました)

    for generations (何世代もの間)

from parents to children. (親たちから子供たちへと。)
 
 ------------------------------------------------------------------


 いかがですか?

 非常にすっきりとしていますね。



     … 続きは、また来週!


           … お楽しみに!
[PR]
by danueno | 2010-12-15 15:32 | SIMうんちく

本当のクリスマスプレゼント

今年もクリスマスシーズンが近づいてきました。

 街では、あちこちにイルミネーションが美しく飾られています。
 オフィスのある多摩センターでも、パルテノン多摩から駅にかけて、
 見事なイルミネーションを見ることができます。


 …ところで、クリスマスって、いったい何でしょうか?
 本来は何の行事なのでしょうか?
 
 改めて問われると、「これだ!」と言える人は少ないと
 思います。

 というわけで、ウィキペディアで調べてみました。


 ------------------------------------------------------------

  クリスマス(英語: Christmas)とは、イエス・キリストの
  降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日である。
  「神が人間として産まれてきたこと」を祝うことが本質である。

 ------------------------------------------------------------


 最後の一行に注目しましょう。

「神が人間として産まれてきたことを祝う」とあります。

 つまり、本来クリスマスとは、神様であるイエス様が、
「人としてお産まれになったこと」を祝う行事なのです。


 ではなぜ、神様が「人間として」産まれたのでしょうか?

 その答を知る人は少ないでしょう。

 …答はただひとつ。

 イエス様は、「死ぬために」人間としてお産まれになりました。
 神様のままでは死ぬことができないので、人間の姿を
 とられたのです。

 …いったい、何のために?


 聖書によれば、数千年前のユダヤでは人間の罪をあがなうために、
 罪のない動物が身代わりとしてほふられていました。

 同じようにイエス様も、全人類の罪をあがなうために、
 十字架の上で血を流してくださった、と聖書に記されています。


 …では「罪」とは、いったい何なのでしょう?

「私は罪人なんかじゃない」
 とおっしゃる人が多いかもしれません。

 でも、聖書によれば、神様によって造られた人間が、
 神様を無視して自分中心に生きていること、
 そのこと自体が「罪」なのだ、と書いてあるのです。

「罪」の結果、人間は本来の人生の目的を失い、
 自分の思いを満たすことが中心となった生き方になり、
 そこから沢山の不幸が生まれます。

 
 イエス様は、そのような人間の「罪」を赦すために、
 地上にお産まれになり、十字架にかかられました。 

 ですから、
「イエス様の十字架の死は自分のためであった」、
 と信じる人は「罪の赦し」が提供されます。

 そして、ゆるぎない「心の平安」と「永遠のいのち」が
 プレゼントされます。

 これが、本当のクリスマス・プレゼントです。




    For God so loved the world that he gave
  his one and only Son, that whoever believes
  in him shall not perish but have eternal life.

            Bible(Jhon 3:16)


 〔神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、
  世を(世にあるあなたを)愛された。それは御子を
  信じる者が、ひとりとして滅びることなく、
  永遠のいのちを持つためである。〕

           聖書(ヨハネ伝 3章16節)    



 ※ゴットホルド・ベック宣教師によるクリスマスメッセージ
  http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/BcOtozure.html
[PR]
by danueno | 2010-12-15 15:30 | 編集後記

「SIMの英文法」その69

          「関係代名詞」その2
 

 今日は、関係代名詞は怖くない、その2です。
 さっそく、前回の復習をしましょう。


 関係代名詞を難しいと思ってしまう理由は、学校英語にある
 と前回書きました。


 結局、あの悪しき「返り読み」が、関係代名詞の理解を
 非常に困難にしているのです。
 


 そもそも、関係代名詞は文中で、二つの働きをしており、
 一つは「関係詞」としての働き、
 そしてもう一つは「代名詞」としての働き、
 ということでしたね。


 ところが、学校英語の「返り読み」では、この二つのうち
 関係詞としての働きに重点を置いて、「~するところの」
 と訳します。


 これは、代名詞としての働きを完全に無視しています。

  
 しかし、関係代名詞は、関係詞としての働きよりも
 代名詞としての働きの方が重要なのです。


 そして、「関係代名詞は代名詞だ」と考えるほうがはるかに
 易しいのだ、ということでした。


 …前回は、ここまででした。



 今日は例文を使って、そのことをご説明しましょう。


 ---------------------------------------------------------
 
    A baby boy was playing with a rattle beside

  an armchair in which his mother was sitting.

 ----------------------------------------------------------


 文頭からセンスグループごとに読んでみましょう。


 はい、まず、A baby boy was playing なので、男の子が遊ん
 でいた、ですね。

 with a rattle ですので、ガラガラで、です。

 
 問題はその後です。


 日本人は、次の beside an armchair のあとに、in which が
 見えると、ついつい学校英語の「返り読み」のクセが出て
 しまいます。


 すなわち、beside an armchair を訳さずに置いておき、
 in which 以下の in which his mother was sitting.を
「その母親が座っているところの」と訳します。

 それから、その前の beside an armchair と関係づけて、
「その母親が座っているところの肘掛け椅子のそばで」と
 翻訳してしまうのです。


 これは、非常に複雑な作業になり、読むスピードも
 当然落ちます。



 これに対して、SIM同時通訳方式では、すごく簡単です。


   A baby boy was playing (男の子が遊んでいた)

   with a rattle     (ガラガラで)

   beside an armchair   (肘掛け椅子のそばで)


 ここまで訳したら、
 SIM方式では、whichは代名詞として捉えますから、
 whichが何の代わりをしているのか瞬間的に考えます。


 代名詞は原則として直前の名詞の代わりをしていますから、
 which = an armchair だろうと見当をつけます。


 したがって、in which = in the armchair = in it
 であることが分かりますので、
 in which を、その中に、と訳すのです。


 最後に、his mother was sitting in it. ですから
 彼のお母さんが座っている、と訳し終わります。 


 以上を整理してみましょう。


---------------------------------------------------------


 A baby boy was playing(男の子が遊んでいた)

  with a rattle    (ガラガラで)

   beside an armchair (肘掛け椅子のそばで)

    in which      (その中に)

     his mother was sitting.(彼のお母さんが座っている)

----------------------------------------------------------


 いかがでしょうか?

 非常に平明にすっきりと理解できると思いませんか? 


 では、続きは、また来週!


           … お楽しみに!
[PR]
by danueno | 2010-12-08 15:56 | SIMうんちく

人間性が崩壊する時

 最近の世の中は、ますます「何でもあり」状態です。

 少々のことでは驚きませんが、
 そんな私がぶっ飛ぶような記事が新聞にありました。

 タイトルは、「卵子ビジネス米浸透」です。


-----------------------------------------------------

「子どもがほしい」という夫婦の思いを
 他人からの卵子提供でかなえる。

 日本では家族関係が複雑になるなどの懸念から
 ほとんど取り組まれていないが、米国では保険もきく
 一般的な不妊治療として定着している。

「他の女性が妊娠できるよう助けてあげてください」

 ニューヨークにある名門大学、コロンビア大のキャンパスには、
 こんなポスターが張られている。

 謝礼は8千ドル(約66万円)。
 有名大の学生相手には3万5千ドル(約290万円)という
 広告さえあった。

(朝日新聞 12/6朝刊より)
-----------------------------------------------------


「他の女性が妊娠できるよう助けてあげてください」
 というと、きこえはいいですが、実際として、
 いろいろな問題が心配されています。


 まず、「家族関係が複雑になる」ということ。

 日本ではこの理由のゆえに、卵子提供にはほとんど
 取り組まれていません。

 次に、「子供にどう告知するか」という問題。

 事実を告げられた子どもはショックでしょうね。
 6~7割が、子どもには告げないと言いますが、
「隠し通せるものではない」という報告もあります。


 しかし、私が一番ひっかかるのは、
 そのような外面的な問題ではありません。
 もっと、人間存在の根本の所です。


「生命の根元にかかわるところの『卵子』を、
 売買の対象にしてもいいのか」
 …ということです。


「お前は古い」と言われるかもしれませんが、
 最も古く、そしていつも新しい永遠のベストセラー、
 聖書は何と言っているのでしょう。


  それはあなた(神)が私の内臓を造り、
  母の胎のうちで私を組み立てられたからです。
         (詩篇 139篇13節)


 私たちは神様により、母親の胎内で造られた、
 と聖書にはっきりと書いてあります。

 ならば、
 生命の誕生にかかわることは神様の領域であり、
 人間が手を出すべきものではない、
 ということにはならないでしょうか。

 そのような胎の実を、金銭で売買することに、
 私は言いようもない恐ろしさを感じます。


 「今月はちょっと金欠だから、
  卵でも売ろうかしら」

 こんな言葉が、若い女性から普通に出てくる時代に
 なるのかもしれません。

 誇張ではなく、これは人間性の崩壊です。




   For you created my inmost being;
you knit me together in my mother's womb.

           Bible(Psalm 139:13) 


 〔それはあなた(神)が私の内臓を造り、
  母の胎のうちで私を組み立てられたからです。〕

             聖書(詩篇 139篇13節)
[PR]
by danueno | 2010-12-08 15:54 | 編集後記

「SIMの英文法」その68

          関係代名詞
 

前回まで、五文型のシリーズを展開してきましたが、
今日は、がらりと変わって関係代名詞の話題です。


関係代名詞といえば、「これで英語学習につまずいた!」
という人が割と多いですね。

文法の時間でもまたリーダーの時間でも、
関係代名詞が出てくると非常に難しいという印象から、
関係代名詞と聞いただけで、
「もうだめだ!」と思ってしまう人が大勢います。


ところが、英米人には、関係代名詞は、特別難しいものでは
ありません。

幼児向きの絵本でさえ関係代名詞が多く使われています。


実は、日本の英語教育では「返り読み」式で
関係代名詞を学びますが、これが関係代名詞の理解を
困難にしている元凶なのです。

「英語の語順」に沿って理解するSIM方式で、
関係代名詞を捉えると、あっけないほど、すっきりと
理解できてしまいますよ。



では、さっそくご説明しましょう。
「SIM方式による関係代名詞の捉え方」です。


そもそも、関係代名詞は文中で、二つの働きをしています。

一つは「関係詞」としての働き、
そして、もう一つは「代名詞」としての働きです。


ところが、学校英語の「返り読み」では、この二つのうち
関係詞としての働きに重点を置いて教えられています。

ですから、「~するところの」と訳します。
これでは、代名詞としての働きが訳に現れません。

すなわち、関係代名詞には代名詞としての働きもある、
ということが完全に無視されているのです。

  
しかし、関係代名詞は、関係詞としての働きよりも
代名詞としての働きの方が重要なのです。

そして、「関係代名詞は代名詞だ」と考えるほうが、
はるかに易しいのです。


次回は例文を使って、そのことをご説明しましょう。


      …続きはまた来週!


            …お楽しみに!
[PR]
by danueno | 2010-12-01 15:40 | SIMうんちく

秋の大シンフォニー

今日も紅葉について書きます。

大チェリストであるカザルスは、
「同じ色形をした木の葉は1枚もない」と言いましたが、
この際、私も散歩しながらじっくり見てみました。


果たしてその通り、紅葉の1枚1枚を見ると、
全部違います。

色にしても、鮮やかな深紅色から黄金色まで様々で、
それぞれの間に、無限のグラデーションがあります。

葉っぱの形状も、完全無欠と言っていいものから、
シワシワのものまで様々な形をしています。


これら沢山の葉が集合して、錦の織物のような紅葉を
形づくっているのです。

それはまさに「秋の大シンフォニー」とでも呼べるような、
壮大な美しさです。


ところが、目にもあでやかな紅葉の1枚1枚を見ると、
先ほど言ったように色んな葉っぱがあり、キレイなものから
ちょっと虫食いだったりする葉っぱもあります。

私は、そこが素晴らしい!と思うのです。

そこには、多様性がもたらすハーモニーがあるのです。


人間の世界も全く同じで、
「色んな人がいるから素晴らしい」

…と言えるのではないでしょうか。


みんな同じような健康優良児が、目の前にずらりと勢揃いしたら、
ちょっと恐い世界です。

痛んでいたり、病んでいても良いんです。
それもまた個性なんです。


これらの木の葉たちが、一斉に風にそよいで、
ピカピカ光っている様を見ていると、感動のあまり、
大きなため息が出てしまいます。
 
…自然って、なんて美しいんだろう!


 
 
 In the beginning God created the heavens and the earth.
Then God said, “Let the land produce vegetation:
seed-bearing plants and trees on the land that bear fruit
with seed in it, according to their various kinds.”
And it was so.
           Bible(Genesis 1:1,11) 


 〔初めに、神が天と地を創造した。神が「地は植物、種を生じる草、
  種類にしたがって、その中に種のある実を結ぶ果樹を地の上に
  芽生えさせよ。」と仰せられると、そのようになった。〕

             聖書(創世記 1章1、11節)
[PR]
by danueno | 2010-12-01 15:39 | 編集後記