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「SIMの英文法」その51

            形容詞句を覚える 


「SIMの英文法」シリーズは、今日から新しいテーマが始まります。

「形容詞句を覚える」です。



 さて、英語では様々な形容詞句の表現がありますが、皆さんはそれらを

 どのようにして覚えていますか?


 一般には、「とにかく覚える、そのまま丸ごと暗記する」という記憶法が

 中心だと思います。


 しかし、私はここで、英米人がしているような「ネイティブ思考法」

(英語の思考法)による形容詞句の記憶法を提案したいと思います。


 この方法で覚えると、従来の方法の数十倍も楽に記憶でき、

 しかも忘れにくい、という利点があります。

 それどころか、もし忘れても容易に思い出すことができます。


 なぜなら、そこに理論があるからです。

 これが、「基本をマスターして、どんどん応用していく」という

 確かな方法論に基づいた記憶法なのです。


「ネイティブ思考法」で記憶するとは、言い換えれば、「英語の語順」で

 覚えるということです。

 
 下記の例をご覧ください。


  ---------------------------------------------------

    the Statue of Liberty 「自由の女神」

  ----------------------------------------------------


 この語句を覚える際に、「自由の女神」という風に、

「日本語の思考法」で inputしてはいけません。


 これを効率よく「ネイティブ思考法」で記憶するには、まず真っ先に、

「像」the Statue だけを頭にinput しなければなりません。


 そうして、その後の of Liberty は、「像」the Statue というものが

 いったい何の像なのか、そのことを説明するための語句だ、

 というようなとらえ方ですね。


 これが「ネイティブ思考法」に基づく記憶法です。

 つまり、「像」+「自由の」という英語の語順でinputする、

 ということです。

 決して「自由の女神」と「日本語の語順」に翻訳して覚えないように

 注意しましょう。



 ところが、日本の多くの先生は、このような語句は丸ごと暗記しなさい

 と言います。


 でも、これを「像」「自由の」と分析しないで丸暗記すると、

 自力で思考する力、つまり応用力がつかないのです。


 丸暗記というものは、「原理原則を知ってそれを応用する」大人の勉強法

 ではないからです。


 暗記本位の勉強法はせいぜい高校くらいまでで、それ以後は

「考え方を学ぶ」という勉強法に切り替えなければなりません。


 覚えなければならないことが多いからといって、暗記する事だけに

 気を取られていると、頭が固くなってしまいます。


 SIM同時通訳方式は、応用力の根源である「ネイティブ思考法」を

 学ぶのですから、大人にふさわしい勉強法だと言えるのです。


 次回から、この要領で具体的にいろいろな形容詞句を覚えていきます。

 この練習で、「ネイティブ思考法」に基づいた記憶法を、

 徹底的に頭に刻み込んでください。


        …この続きは、また次回!


     …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-07-29 10:02 | SIMうんちく

日本語の中にある男尊女卑

 とあるサイトで、面白い記事を見ました。

 日本語の中にある「男尊女卑」的な表現が集めてあるのです。

 こんな感じです(↓)


------------------------------------------------------------------

 ●「主人」、「亭主」 … 男だけに言われるが、
              女性は主人になれないの?

 ●「家内」 … 女性は家に居なければならないの?

 ●「愚妻」 … 愚夫という言葉がないのは不公平では?

 ●「妻帯者」 … 夫帯者という言葉がないのは不公平では?

 ●「男女、夫婦、夫妻」 … 何で男が先なの?

 ●「女々しい」 … 男を侮辱するのに使われるが、「雄々しい」
           となると男の誉め言葉になる。これって何?

 ●「男勝り」(女性)、「女の腐ったの」(男性)
              … まさに男尊女卑です 

 ●「女のくせにそんなかっこうして」「男のくせにめそめそしないの」
  「女は出しゃばるな」 … 典型的な「男尊女卑」的表現

 ●「女だてらに」「大の男が」 … これも男尊女卑だよね


------------------------------------------------------------------


 うーん、面白いですねー。

 確かに、日本語の中には男尊女卑的な表現が目に付きますが、

 これは、日本古来の社会のありかたが男性上位であった、

 ということなのでしょう。


 そしてさらに、これは日本だけの現象ではなく全世界的なもので、

 人類の歴史の始めからあらゆる場所で、女性はしいたげられてきた、
 
 ということが言えるのでしょう。


 その反動として、「性別による差別や区別の壁を取り払うべきだ」

 というウーマン・リブ運動が起こったわけです。


 これにより、極端な男尊女卑は是正される方向に世の中が向かいます。

 それはそれで良いことなのでしょう…。



 ところで、聖書では、男性と女性について興味深い記述があります。

 それは、男性も女性も「ふたりで一人前」ということです。


  “創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。
 
   それゆえ、人はその父と母を離れて、ふたりの者が一心同体に

   なるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。”

              (聖書 マルコ伝 10章6節)


「もはやふたりではなく、ひとりなのです」とは、

 男性も女性も配偶者の存在によって、はじめて一人前になる、

 ということです。


 むろん聖書は、「独身者は半人前だ」といった類のことを

 言いたいのではありません。


 そうではなくて、聖書は「男と女どちらが偉いのか」とか、

「どちらが優れているのか」といった不毛な議論から私たちが自由になり、

「夫の存在が妻を生かし、妻の存在が夫を生かす」という

本来の男女のあり方を知って、助け合い愛し合って欲しい、

 ということなのだと思います。

 
 もはやふたりではなく、ひとりなのです。
 
 つくづく良い言葉ですねー。




     At the beginning of creation God made them male and

 female. For this reason a man will leave his father and mother

 and be united to his wife, and the two will become one flesh.

 So they are no longer two, but one.

                Bible(Mark 10:6)


 〔創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。
  それゆえ、人はその父と母を離れて、ふたりの者が一心同体に
  なるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。〕
                 聖書 (マルコ伝 10章6節)
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by danueno | 2010-07-29 10:01 | 編集後記

「SIMの英文法」その50

         スピーキング力UP法 その11
     
 

 「SIMのスピーキング力UP法」、今日はその第11回で、

 イントネーションの活用の続きです。


 今回は、イントネーションの活用、その実践編ということで

 例題を2つ出します。



 例題を読んだら、SIM同時通訳方式で英訳してください。

 その際、イントネーションを付けるのをお忘れなく。

 少々おおげさなくらいつけると楽しいですし、その方が勉強になります。



 …では、どうぞ。



 例題1)
 ----------------------------------------------------------

  「スミス氏が、事業の新しい企画書をあなたに渡すため

   ロビーに来ていらっしゃいます」

 ----------------------------------------------------------


  …いかがでしょうか?




 はい、まずS+Vですね。

 「スミス氏がロビーに来ていらっしゃいます」の部分です。

 尻上がりのイントネーションを付けて言ってみてください。



 Mr. Smith is in the lobby…  ですね。


 次は、「あなたに渡すために」ですね。




 to give you… ですね。


 最後に、「事業の新しい企画書を」です。




 a new plan for the project. で、締めくくりましょう。



 ちょっと解説しますと、この英文を頭の中で最後まで英作文してから

 話し始めるのではなく「スミスさんがロビーに来ていらっしゃいます」

 という結論を、まずサッと言います。


 そして、何の目的で来ているのかを考えることが大切です。


 これをしなかったら、会話は絶対に上達しません。


 したがって、最初に出るべき語句をサッと言って、その意味を考えて、

 その内容から次にどんな語句が必要になるかを考える練習をするのが、

 会話の上達法なのです。




 では、次に、これを英語で言ってください。


 例題2)
 ----------------------------------------------------------

   鳥の歌声と鳥の呼び声の間に正確な線を引くことは、

   しばしば難しいものです。

  ---------------------------------------------------------

「正確な線を引く」は、draw a precise line でお願いします。




 …はい、いかがでしょうか?

 まずSとVを探してみましょう。


 Sを「鳥の歌声と鳥の呼び声の間に正確な線を引くこと」

 としてしまうと、えらく長ったらしくなります。


 これを考えている間に、話の相手はじりじりしてしまうかも

 しれません。


 そこで、仮主語 it を使います。


 It is often difficult …(それは、しばしば難しいものです)
                 

 これなら、特に考えることなく、すぐ言えますよね。

 最後の方はちょっと尻上がりのイントネーションを付けましょう。



 次に、何が難しいのか考えましょう。

 イントネーションを付けていますので、あわてる必要はありません。


 すると、「正確な線を引くことは」ですね。


 ですから、to draw a precise line… となります。

 ここでも、尻上がりのイントネーションを付けて、相手に待って

 もらいましょう。


 最後に、「鳥の歌声と鳥の呼び声の間に」ですから、

 between bird songs and bird calls. とまとめます。

 センテンスの最後ですから、イントネーションは下げてください。



 このように仮主語を使うと、早くS+Vを出すことができるので、

 相手に安心して待ってもらうことができ、その間に、実質的な主語を

 考える時間をかせぐことができます。


         
        …この続きは、また次回!


     …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-07-21 16:47 | SIMうんちく

冷静な婦人

今日も読者の皆様に、ちょっといいお話をご紹介します。

 ある時、ヨーロッパから太平洋を渡ってニューヨークへ向かう客船が、

 大シケに遭ったのだそうです。


 船の中はパニックになり、乗客は大騒ぎしていたのですが、

 ひとりの女性だけが落ち着いて、周りの人たちに声をかけて、

 励ましていました。


 幸いにも船はシケを乗り越えて、ようやくニューヨークに着きました。

 その時、船長がその女性に尋ねた、というんですね。


「あなたは、船が沈むかもしれないという大シケの中で、

 どうしてあんなに冷静でいられたのですか?」


 すると女性は、こう答えました。


「私には二人の娘がいます。一人はニューヨークにいて、

 もう一人は天国にいます。

 私はシケの中で、神様はいったいどちらの娘のところに

 私を導いてくださるんだろうかと、ずっと考えて、

 どちらにしても、娘との再会を楽しみにしていました」




 私がこの話を聞いて思ったことは、「本当の平安」です。

 本当の平安は、「今はお金があるから」とか「今は健康だから」

 というような、「私たちの状況」からもたらされるものでは

 ありません。


 この世の状況は、日々はかなく移ろい過ぎて行きます。

 お金も、いつかはなくなるかもしれないし、

 健康も、いつかは脅かされるでしょう。


 しかし、たとえ周囲がいかなる状況になったとしても、

 それらに左右されない絶対的な平安、それこそが「本当の平安」

 であり、今の私たちが最優先的に追求してゆかなければ

 ならないものではないでしょうか?




     Peace I leave with you; my peace I give you.

 I do not give to you as the world gives.  Do not let

 your hearts be troubled and do not be afraid.

             Bible(John 14:27)



 〔わたしは、あなたがたに平安を残します。
  わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。
  わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。
  あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。〕

             聖書(ヨハネ伝 14章27節)
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by danueno | 2010-07-21 16:46 | 編集後記

「SIMの英文法」その49

         スピーキング力UP法 その10
     

 

 「SIMのスピーキング力UP法」、今日はその10回目です。

 このところ、イントネーションの活用の話をしていますが、

 いかがでしょうか?


 復習を兼ねて、下記の例題を考えてみましょう。



 ■ 英語で言ってください(↓)
 ---------------------------------------------------------

  「社長にお会いするために、私はここに来ています」

 ---------------------------------------------------------



 まずは、S+Vを言うということですので…

 「私はここに来ています」ですから、

 I am here …  ですね。


 その時に、尻上がりのイントネーションを付けて、

 十分に間を空けます。


 そして、次は「社長にお会いするために」です。

 「社長」は the company president よりも、

 the president of the company の方がベターだ、ということ

 でしたね。


 すると、to see the president ですね。


 ここも、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に

 間を空けましょう。


 最後に  … of the company. です。

 これはセンテンスの最後ですから当然イントネーションは

 下がります。



 …これが前回の内容でした。

 今日はここからです。



 ともかく発話をするときに、一文を一気に作れるとか、

 また作らなければならないということは絶対にありません。


 もし、これとは逆に、一文は一気に作れるし、

 また作らなければならないという前提に立って勉強すると、

 間違った目標に向かって努力していることになり、

 上達が妨げられるのです。


 その場合、英文を丸暗記しようとしているだけで、

 私たちが目指している、英米人のような「ネイティブ思考法」

 (英語の思考法)の養成にはなっていないからです。


 最初から長い文をすらすら最後まで言えるものではありません。

 ところが「英語で考える」訓練は、学習の初めからしなければ

 なりません。



 私たちは、このSIM方式の基本的な考え方として、

 英語の習得には「未完成から完成へ」という段階があると考えます。


 英米人のような「ネイティブ思考法」が身につくのも、

 この「未完成から完成へ」という段階を通してなされます。


 初歩の段階ではまだ一気に一文が作れなくても、つまり、

 未完成であっても、それが完成への軌道に乗っている、

 ということが大切なのです。


 そのために、初級の段階でも絶対に守らなければならないことは、

 まず最初のS+Vを言った後、どんなに時間がかかっても、

 暗記ではなく、自分の頭で次の語句を考える、ということです。

 これが「ネイティブ思考法」の訓練になるのです。


 初級の段階ではスピーキング力はいまだ未完成ですが、

 この段階でも「英語の語順」で考がえていく「ネイティブ思考法」を

 訓練する必要があります。

 そのために有用なのが、イントネーションの活用だ、

 というわけですね。

         
       …この続きは、また次回!


     …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-07-14 15:50 | 編集後記

音楽の不思議

 私は小さい頃から音楽が大好きでした。

 音楽を聴くと魂が奪われたようになって、まさに「全身が耳」

 の状態になったものです。


 私たちが優れた音楽に接した時に受ける感動は、

 ジャンルを問わず、また古今東西を問わず、

 非常に大きく深いものがありますね。


 その感動は、美術、文学といった音楽以外の芸術からは

 なかなか得られない、特別に「直接的なもの」だと思います。


  …なぜなのでしょうか?


 なかにし礼さんの音楽エッセイ「天上の音楽・大地の歌」の中に、

 この問いに対する答の手掛かりとなるような文章がありました。


  「神の存在を否定したら音楽なんて内容空疎なものだ。」



 音楽とは本当に不思議な芸術です。

 音楽の元になっているのは音階ですが、

 音階はご承知の通り、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シの
 
 7つの音からできています。

 
 さらに、半音を含めると、ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、

 ソ、ソ#、ラ、ラ#、シという具合に、12の音から成っています。


 7というのは聖書で言うと、神を現す数字です。

 一週間が7日だったり、ラッキー7という言葉があったり、

 7という数は、私たちの生活において特別な数になっています。

 
 それに対して、12は人間を現す数字と言われています。

 1ダースが12個だったり、時計の文字が12時までだったり、

 これも私たちの生活に密接に関連しています。

 
 つまり音階の中では、神様を現す数字と人間を現す数字が、

 仲良くドッキングしているんですね。 


 これはあたかも、音楽を通して神様が人間に、

 「わたしはあなたを愛しているよ」と

 呼びかけておられるように思えるのです。


 音楽を通して受ける心震える直接的な感動の根拠は、

 この辺にあるのではないだろうか…、などと、

 つらつら考える私でありました。




    Since you are precious and honored in

  my sight, and because I love you.

           Bible(Isaiah 43:4)


   〔わたしの目には、あなたは高価で尊い。
    わたしはあなたを愛している。 

          聖書 イザヤ書 43章4節〕
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by danueno | 2010-07-14 15:48 | 編集後記

「SIMの英文法」その48

          スピーキング力UP法 その9




 「SIMのスピーキング力UP法」、今日はその第9回です。

 ちょっと前回の復習をしましょう。



 「来週は何か映画でも見に行こう」と思っているとき、どのように言うか

 ということでした。


 ここで、イントネーションを活用すると、非常にスムーズに発話ができる、

 というお話しをしました。



 まず、I would like to go で尻上がりのイントネーションを付けて、

 その後、充分に間を取ります。

 落ち着いて、次に話すべき事を考えましょう。


 この後の to see a movie とイントネーションを付けて発話し、

 間を取ります。 そうして、次の next week を落ち着いて言うのです。


 こうすると、落ち着いて話すことができるばかりか、それは

 「英語の語順」で考える「英語の思考法」から言っても理にかなっている、

 ということでした。


 ともかく発話をするときに、一文を一気に作れるとか、また

 作らなければならない、ということは絶対にありません。

 イントネーションを付けながら十分に間を取って話す、

 これが秘訣ですね。


 …これが前回のお話しでした。

 今日は、この続きです。



 さあ、それでは具体的に例題を出してみましょう。

 答を、実際に声に出してスピーキングしてみてください。


 あえて簡単な例題にしますが、くれぐれも一気に言うことなく、

 センスグループ(意味のまとまり)ごとに句切りながら、

 イントネーションを付けて発話するように気を付けてください。



 <例題> これを(↓)英語で言ってください
 ----------------------------------------------------------

  「社長にお会いするために、私はここに来ています」

 ----------------------------------------------------------



 … いかがでしょうか?


 はい、まずS+Vを言いましょう。

 「私はここに来ています」ですから、


 I am here …  ですね。


 その時に、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けます。

 そして、次は「社長にお会いするために」です。


 「社長」は  the company president でも、もちろん良いのですが、

 「英語の思考法」としては、the president of the company の方が

 望ましいですね。


 はい、するとまず…

 to see the president … ですね。


 ここも、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けましょう。

 最後に  … of the company. です。

 これはセンテンスの最後ですから当然イントネーションは下がります。



 ポイントは、充分にイントネーションをつけ気持ちを落ち着けて、

 そこまでの語句の内容を感じ、考えることです。


 このように、まず I am here「私はここにきています」と言っておいて、

 何の目的でここに来ているのかを言い表す語句を探します。


 すると相手は、あの英語独特の h'm…「フムフム」という音を発して

 待ってくれます。


 文章全体を一気に言わなければならないと思っていると、

 話し始めるまでに時間がかかり、その間は無言になってしまうので、

 相手は思考停止と取ってしまう恐れがあります。



 そうではなく、I am hereと言っておいて、相手の反応を見ながら、

 to see Mr. Youngなどと、そのときに応じて多様に応用することが

 大切です。

         
       …この続きは、また次回!
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by danueno | 2010-07-14 15:48 | SIMうんちく

ロシアの人体冷凍保存施設

 先日、「永遠の命を手に入れられる場所、ロシアの人体冷凍保存施設」

 という記事をインターネットで見ました。


 その施設では、脳を冷凍保存してくれるのだそうです。

 料金は1万ドル(約90万円)!



 利用を考えている顧客の一人、投資銀行家のオサドシーさん(35)は、

 こう語ります。


 「僕は永遠に死にたくありません。百万年は生きたいです。」

 
 いずれ蘇生医学が発達した頃に脳を解凍して、新しい体に移植する

 という計画なのでしょう。


 果たして、このような方法が有効なのかどうかはわかりませんが、

 それほど人間の不老不死への願望は強い、ということなのでしょう。


 でも、そのようにして生き続けることが、人間にとって、

 本当に幸せなことなのかと言えば、それはまた別問題だと思います。


 多くの人は、確かに今すぐ死にたくはないでしょう。

 とはいえ、現在送っている生活がずーっと未来まで延々と続き、

 永遠に終わらないとしたら、「それもまた嫌だ」と感じる人も

 多いのではないでしょうか。


 …なぜでしょうか?


 それは、この世がユートピアではない、ということを、

 多くの人がうすうす知っているからだと思います。


 この世を生きることは大変なことです。

 若い時はともかく、歳を取れば取るほど、楽しいことより

 苦労の方が増える傾向にあります。


 つまり、「この世はとうていユートピアではありえない」、

 ということです。


 そのようなこの世を、重い足取りで永遠に生きていかなければならない

 としたら、それもまた苦痛だと言わざるを得ません。



 聖書は人生について何と言っているのでしょうか。

 ちょっとご紹介したいと思います。



    The length of our days is seventy years

  or eighty, if we have the strength;

   yet their span is but trouble and sorrow,

  for they quickly pass, and we fly away.


  〔私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。
   しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。
   それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。〕
          
               聖書(詩篇 90篇10節)


 人生は労苦に満ちている、ということです。

 これは非常にリアルに実感できますね。


 ところがまた聖書は、「人生は天国への準備期間である」とも

 言っています。



   Prepare to meet your God.
 
   〔あなたはあなたの神に会う備えをせよ。〕

             アモス書4章12節



 神様に会う準備のできた人は、あらゆる労苦から解き放たれ、

 永遠のユートピアである天国に入ることができます。

 私たちの人世は、そのための大切な準備期間だ、

 と聖書は語っているのですね。



  ※参考
   ゴットホルド・ベック宣教師によるメッセージ
   「死を恐れない平安」
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by danueno | 2010-07-14 15:47 | 編集後記

「SIMの英文法」その48

          スピーキング力UP法 その9




 「SIMのスピーキング力UP法」、今日はその第9回です。

 ちょっと前回の復習をしましょう。



 「来週は何か映画でも見に行こう」と思っているとき、どのように言うか

 ということでした。


 ここで、イントネーションを活用すると、非常にスムーズに発話ができる、

 というお話しをしました。



 まず、I would like to go で尻上がりのイントネーションを付けて、

 その後、充分に間を取ります。

 落ち着いて、次に話すべき事を考えましょう。


 この後の to see a movie とイントネーションを付けて発話し、

 間を取ります。 そうして、次の next week を落ち着いて言うのです。


 こうすると、落ち着いて話すことができるばかりか、それは

 「英語の語順」で考える「英語の思考法」から言っても理にかなっている、

 ということでした。


 ともかく発話をするときに、一文を一気に作れるとか、また

 作らなければならない、ということは絶対にありません。

 イントネーションを付けながら十分に間を取って話す、

 これが秘訣ですね。


 …これが前回のお話しでした。

 今日は、この続きです。



 さあ、それでは具体的に例題を出してみましょう。

 答を、実際に声に出してスピーキングしてみてください。


 あえて簡単な例題にしますが、くれぐれも一気に言うことなく、

 センスグループ(意味のまとまり)ごとに句切りながら、

 イントネーションを付けて発話するように気を付けてください。



 <例題> これを(↓)英語で言ってください
 ----------------------------------------------------------

  「社長にお会いするために、私はここに来ています」

 ----------------------------------------------------------



 … いかがでしょうか?


 はい、まずS+Vを言いましょう。

 「私はここに来ています」ですから、


 I am here …  ですね。


 その時に、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けます。

 そして、次は「社長にお会いするために」です。


 「社長」は  the company president でも、もちろん良いのですが、

 「英語の思考法」としては、the president of the company の方が

 望ましいですね。


 はい、するとまず…

 to see the president … ですね。


 ここも、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けましょう。

 最後に  … of the company. です。

 これはセンテンスの最後ですから当然イントネーションは下がります。



 ポイントは、充分にイントネーションをつけ気持ちを落ち着けて、

 そこまでの語句の内容を感じ、考えることです。


 このように、まず I am here「私はここにきています」と言っておいて、

 何の目的でここに来ているのかを言い表す語句を探します。


 すると相手は、あの英語独特の h'm…「フムフム」という音を発して

 待ってくれます。


 文章全体を一気に言わなければならないと思っていると、

 話し始めるまでに時間がかかり、その間は無言になってしまうので、

 相手は思考停止と取ってしまう恐れがあります。



 そうではなく、I am hereと言っておいて、相手の反応を見ながら、

 to see Mr. Youngなどと、そのときに応じて多様に応用することが

 大切です。

         
       …この続きは、また次回!
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by danueno | 2010-07-07 15:41 | SIMうんちく