<   2010年 06月 ( 14 )   > この月の画像一覧

「SIMの英文法」その47

          スピーキング力UP法 その8
     


「SIMのスピーキング力UP法」も、いよいよ佳境に入ってきました。

 今日はイントネーションの活用というお話しをしますが、その前に

 前回の復習をしましょう。



 前回は、「来週は何か映画でも見に行こう」と思っているときの

 言い方でしたね。


 これを表現するためには、まずI want to goとか、I would like to go

 という語句がサッと頭に浮かばなければなりません。


 他の語句はまだ何も考えずに、ただこの部分(S+V)をパッと出す

 ことが最も重要です。


 この語句をもとにして、次にどんな語句が来るべきかを考えるのです。

 すると、必然的に to see a movie が思い浮かぶはずです。

 最後に「来週は」を考えて、next weekでまとめるのです。


 このように、最初に来るべき語句をまず言っておいて、それに基づいて、

 順次、次の語句を考えながら発話すると、その結果として、

 I would like to go…to see a movie…next week.という

 整った英文になります。



 …以上、前回の復習でした。

 今日は、この続きです。


 この程度の短文ならば、丸暗記して一気に言うことも可能でしょう。

 しかし、平易な段階でも「英語の思考法」を駆使して、センスグループ

 の句切りで多少時間をかけることが非常に大切なのです。


 そうすると、一文は一気に発話しなけれならないという思い込みから

 解放され、長文のスピーキングの場合でも、先を焦らず落ち着いて

 考える余裕を持つことができます。


 その際に、重宝するのがイントネーションです。

 センスグループごとにイントネーションを付けながら句切り、少し時間を

 空けてから、考え考え次の語句を発話するのです。


 特に、次の語句がすぐ思い出せない場合など、そこまでの語句の語尾に、

 ちょっと尻上がりのイントネーションをつけ、次の語句を探すように

 すると良いのです。


 これで、気持ちが落ち着いて、余裕を持って考えることができるようなり、

 相手もこちらの話を待っていてくれます。



 先ほどの例文で説明しましょう。

 まず、I would like to go で尻上がりのイントネーションを付けて、

 その後、充分に間を取ります。

 落ち着いて、次に話すべき事を考えましょう。


 この後の to see a movie と尻上がりのイントネーションを付けて発話し、

 間を取ります。


 そうして、次の next week を落ち着いて言うのです。

 イントネーションは、もちろん下がります。



 私は自己紹介をするときにも、My name is で切り、

 ここで一呼吸おいてから Dan Ueno junior と言うようにしています。


 ともかく発話をするときに、一文を一気に作れるとか、また

 作らなければならないということは絶対にないということです。


 もし、これとは逆に、一文は一気に作れるし、また作らなければ

 ならない、という前提に立って勉強すると、間違った目標に向かって

 努力していることになりますから、上達が妨げられます。


 これでは結局、その英文を丸暗記しようとしているだけで、

「英語の思考法」の養成になっていないからです。


       …この続きは、また次回!

     …お楽しみに! 


※この記事が参考になりましたらパソコンでツイッターにログインした状態で、
下のRTリンクをおしてRTしていただけるとうれしいです。

twitterへRTするこの記事をtwitterへRTする
[PR]
by danueno | 2010-06-30 15:03 | SIMうんちく

刺身とわさび

昔の映画に、「喜びも悲しみも幾年月(いくとしつき)」という

 タイトルの作品がありました。


 燈台守の夫婦の戦前から戦後に至る25年間の生活を描いた、

 木下恵介監督の映画です。 


 私はリメイク版のTVドラマで見た記憶がありますが、

 その内容はタイトルそのままで、まさに「人生は悲喜こもごも」

 という感想を持ちました。


 人生に喜びと悲しみはワンセット。喜びだけではなく、必ず

 悲しみや苦しみがついてまわる、ということですね。



 ところで私たちは、喜びや楽しみの時は、それを精一杯楽しみ、

 喜び尽くそうとしますが、悲しみや苦しみの時はどうでしょうか?


 なるべくそれに触れない、思い出さない、考えないようにして、

 やり過ごそうとしている場合が多いのではないでしょうか?

 

 しかし私はこう思うのです。


 私たちの人生に喜びや楽しみが与えられていると同じように、

 悲しみや苦しみも、私たちに等しく与えられているのでは

 ないでしょうか?


 これが正しいとすれば、私たちは苦しみに対して、それから逃げず、

 顔を背けず、真正面から受け止めて「苦しみを味わいつくす」、

 そんな態度こそが求められるのではないでしょうか。


 私は、苦しみや悲しみの中からこそ生まれる、人生の深い味わいがある、

 と感じています。


 卑近な例でいうと、刺身とわさびです。

 わさびだけだと、辛くて食べられないでしょう。

 しかし、そのわさびは、何と刺身の旨さを引き立たせ、

 その味わいを深く、美味しいものにしてくれることでしょうか。


 私たちが苦しみを正しく味わうとき、私たちの人格には、

 順風満帆なだけの人生を送った人が決して持ち合わせない、

 ある種の「深い味わい」が加わるのではないかと思っています。




 
   Those who sow in tears will reap with songs of joy.

 He who goes out weeping, carrying seed to sow, will

return with songs of joy, carrying sheaves with him.
        
      BIBLE(Psalm 126:5)       


 〔涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。
  種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、
  喜び叫びながら帰って来る。〕

            聖書(詩篇 126篇5節)
[PR]
by danueno | 2010-06-30 15:01 | 編集後記

「SIMの英文法」その46

          スピーキング力UP法 その7
     


 今日は「SIMのスピーキング力UP法」の7です。


 前回、私は、「応用力」が身につく英会話習得法ということで、

「SIM同時通訳方式の英会話への応用」

 というお話しをしました。


 つまり、丸暗記した英文を口から出すのではなく、

「英語の語順」でセンスグループ(意味のまとまり)ごとに、

そのつど考えながら話すということでしたね。


 具体的には、英語でまず最初に出るべき語句S+Vを、

 パッと投げ出すように言っておいて、次々と必要な語句を

 付け加えるという発想です。


 ですから、発話するときに、まずパッとS+Vが出て来るように

 ならなければなりません。


 今日は、この点をちょっと突っ込んでお話しします。



 いつも言っていることですが、日本人の多くは、

「英語の文章は常に最後まで一気に読まなければならない」

 と思っています。


ですから、もし文の途中でつまってしまうと、また最初にもどって

 やり直し、一気にすらりと読むまでやり直す癖がついてしまって

 います。

 このような読み方は、もちろん実際的ではありません。


 実は英会話でも、それと全く事情が同じなのです。

 発話する時に、文章の最初から最後までよどみなく一気に

 話さなければならない、という決まりはどこにもありません。


 それを一気に話さなければならない、と思いこんでいるから

 パニックになるのです。



 日本語の会話を考えてみましょう。

 私たちも日本語をしゃべる場合、全文を一気に話しているわけでは

 ありませんよね。


 内容のあることを話す場合には特にそうです。

 ワンフレーズごとに考えながら、言い足して行きます。

 英米人でもこの点は全く同じなのです。


 何かを言い表したいという desire(欲求)、またはintention(意図)

 があなたの頭の中にある場合、それはまだ整理された明瞭なものには

 なっていません。

 それを、ことばにすることによって明確にしていくのです。


 それも一瞬に整った文になるのではなく、まず最初の語句が決まり、

 次々に必要な語句を選んで徐々に具体的になっていくのです。


 このように日本語で話す場合も、また英語で話す場合も、最後まで

 文を作ってから話すのではなく、まず最初に来る言葉を発しておいて、

 順次、次のことばを考えていくのです。


 英語ではまず最初に発話しなければならない語句は、原則として

 S+V、つまり主語と述語動詞が結合した部分です。


 あのユダヤ人のジャック・ハルペンさんが言ったように、

 動詞が主語の次に来るというのが英語を母国語とする人には

 本能的というか、どうしてもそうしないではいられない

 言語習慣なのです。



 例えば、来週は何か映画でも見に行こうと思っているときに、

 これを言い表すには、まずI want to goとか、I would like to go

 という語句がサッと頭に浮かばなければなりません。


 他の語句はまだ何も考えずに、ただこの部分をパッと出すことが

 最も重要です。


 この語句をもとにして、次にどんな語句が来るべきかを考えるのです。

 すると、必然的に to see a movie が思い浮かぶはずです。

 最後に「来週は」を考えて、next weekでまとめるのです。


 このように、最初に来るべき語句をまず言っておいて、

 それに基づいて、順次、次の語句を考えながら発話すると、

 その結果として、I would like to go…to see a movie…

 next week. という整った英文になるのです。



 いかがでしょうか?

 一気に話さなければ、という強迫観念を捨てることが

 まず第一です。

 次に、S+Vをまず口から出す、ということです。


 その際、とても効果的な方法があります。

 前回もちょっと触れましたが、イントネーションの活用です。


       …この続きは、また次回!


     …お楽しみに! 

※この記事が参考になりましたらパソコンでツイッターにログインした状態で、
下のRTリンクをおしてRTしていただけるとうれしいです。

twitterへRTするこの記事をtwitterへRTする
[PR]
by danueno | 2010-06-23 14:08 | SIMうんちく

人間とストレスの関係

 この忙しい時代にストレスを感じない人はいないでしょう。

「ストレスのない所に行きたい」と願う人も多いかもしれません。


 ところが、ストレスについて、アメリカのボブ・コンクリンという人が

 面白いことを言っています。


 「人間とストレスの関係はハープと弦の関係に似ている。

  緊張が強ければ弦は切れるし、弱ければいい音色はでない。

  適度の緊張が素晴らしい音楽を奏でるのである。」



 うーん。これは実にわかりやすい比喩です。

 ハープは身近にないので、輪ゴムで試してみても良いでしょう。


 輪ゴムをゆるく張っている時は、ビヨーン、ビヨーンと鈍い音がします。

 これを次第に強く張っていくと、その度合いに比例して音が輝かしく
 
 なります。


 これを私たちの日常生活にたとえると、

 何も用事がない休日など、朝寝坊してダラダラと1日を過ごし、

 生産的なことは何一つしない、というようなことがあります。


 これに対して、仕事の緊張感がある平日は、体も頭もシャンとなって、

 充実した1日を送ることができます。 


 結局、適度な緊張感・ストレスというものは、私たちが有意義な生活を

 送る上で必要なものなのでしょう。


 
 ところが、輪ゴムが限界を超えるとプツンと切れてしまうように、

 ストレスも過度になると問題が生じます。
 

 特に忙しすぎる現代においては、過大なストレスに押しつぶされそうに

 なっている人も多いのではないかと思います。


 聖書はストレスについて、このように言っています。


 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに

  来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」

 
 これは一見すると、非常に不思議な言葉です。

 でも私自身には宝物のような言葉です。



 
    Jesus said, "Come to me, all you who are weary

  and burdened, and I will give you rest."

           BIBLE(Matthew 11:28)       


 〔すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、
  わたしのところに来なさい。
  わたしがあなたがたを休ませてあげます。」〕

           聖書(マタイ伝 11章28節)
[PR]
by danueno | 2010-06-23 14:07 | 編集後記

「SIMの英文法」その45

          スピーキング力UP法 その6
     


 今日は「SIMのスピーキング力UP法」の6です。

 前回、私は皆さんにひとつの質問をしました。


 それは、

 あなたは、暗記タイプですか?

 それとも、原理原則指向タイプですか?

 …という質問です。


 あなたの今までの学習法が暗記タイプなら、軌道修正をおすすめします。

 なぜなら、それでは英語力は伸びないからです。

 そのうち必ず限界が来ます。



 たとえば、本屋さんい行けば掃いて捨てるほどある英会話やCDは、

 いろいろなシーンに応じた様々の短文を覚えるものがほとんどです。


 でも、考えてみてください。

 日常の会話の場面で、その文の通りに言うことが、果たして

 どのくらいあるでしょうか。

 めったにない、と言わざるを得ません。


 結局、実際の役にあまり立たない、というのが暗記学習の現実なのです。

 そこに暗記主義の限界があります。


 では、どのような種類の能力が英会話に求められるかというと、

 それは「応用力」です。

 この「応用力」こそ、英会話の最大の秘訣なのです。


 では、「応用力」とは何かと言いますと、それは、まず原理原則を

 身につけて、そこから実際の場面に応じてバリエーションを

 展開することのできる力だ、ということができます。



 では、どうしたら「応用力」を身につけることができるのでしょう。

 そのひとつの答が、皆さんご承知の「SIM同時通訳方式」なのです。

 これを英会話に応用する、ということですね。


 つまり、丸暗記した英文を口から出すのではなく、「英語の語順」で

 センスグループ、意味の通る最小限のまとまりごとに、そのつど

 考えながら話すということです。


 具体的には、英語でまず最初に出るべき語句S+Vを、パッと

 投げ出すように言っておいて、次々と必要な語句を付け加える

 という発想です。


 ですから、発話するときに、まずパッとS+Vが出て来るように

 ならなければなりません。


 そのために、非常に有用なのが、

「イントネーションの積極的な利用」です。



       …この続きは、また次回!


    …お楽しみに! 
[PR]
by danueno | 2010-06-16 15:22 | SIMうんちく

すべて時にかなって美しい

 時間とは不思議なものです。

 楽しい時間はアッという間に過ぎてしまいます。

 たとえば、眠い目をこすりこすりのサッカー観戦などは、

 アッという間に時間が経ってしまいます。


 それに対して、いやな時の時間の進み方は意地悪なほど遅く、

 たとえば、ランチタイムの行列の待ち時間などは、

 じれったくて気が遠くなるほどです。
 

 同じ時間なのに、こうも違って感じるなんて、

 時間とは何と不思議なのでしょう。



 ところで、時間についてフランスの思想家ヴォルテールが、

 実に意味深い詩を残しています。

ちょっとご紹介しましょう。


-----------------------------------------------


         「時間」


   これ以上に長いものはない。

   それは永遠を測る物差しなのだから。


   これ以上に短いものはない。

   それは願望を実現させるにはあまりにも短い。


   これ以上に遅いものはない。

   明日を心待ちにしている者にとっては。


   それは無限に広がり、

   無限小にせばめることができる。


   それは皆が皆、ないがしろにし、

   皆が皆、後ろ姿を惜しむ。


   それは存在していなければ、

   誰も何も行うことができない。


   それは後の世のために、

   価値とはならないものを忘却の海に沈め、

   真に偉大な行為に永遠の命を与える。

 
 -------------------------------------------------


 さすがに含蓄のある言葉です。


 そして聖書も時間について凄いことを言っています。

 
   My times are in your hands.

   私の時は、御手の中にあります。

              (詩篇31:15)


 時間というものは神様の御手の中にある、

 つまり、神様は時間を支配しておられる、

 ということです。


 また別の箇所には、

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」

 と記されています。


 私たちは日常生活に追われてあくせくしがちですが、

 宇宙には悠久の時間の流れがあり、

 私たちの生活は、その中の小さなひとこまに過ぎません。


 このような大きな観点から自分を見ると、

 ホッと肩の力が抜けるかもしれませんね。




  There is a time for everything,

and a season for every activity under heaven:

 a time to be born and a time to die,

 a time to weep and a time to laugh,

a time to mourn and a time to dance,

a time to embrace and a time to refrain.

 He has made everything beautiful in its time.

     BIBLE(Ecclesiastes 3:1-11)       


 〔天の下では、何事にも定まった時期があり、
  すべての営みには時がある。
  生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
  泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。
  嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
  抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
  神のなさることは、すべて時にかなって美しい〕

     聖書(伝道者の書 3章1-11節)
[PR]
by danueno | 2010-06-16 15:21 | 編集後記

谷垣総裁の涙

 人が涙を流す場面は衝撃的です。

「泣く」って何だろう? 人はどうして泣くのだろう?

 最近、そんなことをよく考えます。


 先日も、谷垣自民党総裁が加藤紘一議員にすがりついて、

 泣きながら慰留する場面を見ました。これは2000年「加藤の乱」の

 有名なシーンなのだそうですが、私ははじめて見ました。


 私自身は、政治に対してやや不信感を持っており、

 谷垣総裁に対しても冷めた目でながめていたのですが、

 この涙を見て印象が変わりました。
 
 やっぱり谷垣さんも人の子なのだ、と…。



 人はなぜ泣くのでしょうか?

 これといった答は思い浮かばないのですが、

 泣くという行為は、何か真実なものの表出だと感じます。


 もちろん計算された涙もあるでしょうが、

 それはこの際、論外。


 人が涙を流す時、そこには何か真実なものがあると思います。

「心の奥底にある真実」が、普段のバリヤーを突き破って、

 表にあふれ出てくる…、それが涙ではないでしょうか。


 そして、人は涙を見ると、ある時は驚き、ある時は感動します。

 それは、「心の奥底にある真実」にふれたからなのでしょう。



 ところで聖書には、「イエスは涙を流された」という

 有名な記述があります。


 私たちは神様というと、全知全能で、超然としており、

 涙を流すなどということはないように思いがちですが、

 はっきりと「神の涙」について書かれています。


 ここに私は「真実の愛」を感じるので、

 この箇所が大好きです。



  Jesus wept.

 Then the Jews said, "See how he loved him!"

BIBLE(Jhon 11:35)



 〔イエスは涙を流された。
  そこで、ユダヤ人たちは言った。「ご覧なさい。
主はどんなに彼を愛しておられたことか。」〕
 
           聖書(ヨハネ伝 11章35節)
[PR]
by danueno | 2010-06-10 10:10 | 編集後記

「SIMの英文法」その44 

          スピーキング力UP法 その5
     


 今日は「SIMのスピーキング力UP法」の5です。


 これまで、スピーキング力UP訓練法のひとつとして、

「日本語語順組み替え法」をご紹介してきましたが、

 今日からは、少し別なことをお話しいたします。


 それはスピーキングにもからんできますが、もっと基本的な事柄、

 つまり「英語学習の勘どころ」というか、「基本的な方向性」

 について、お話したいと思います。



 さて、ここで、皆さんにひとつの質問をしましょう。

 
 あなたは、英語学習において「暗記タイプ」ですか?

 それとも、「原理原則指向タイプ」ですか?


 
「暗記タイプ」とは、要するに暗記中心に勉強を進めるタイプの人で、

 理屈抜きに、ただひたすら覚えることが学習の中心です。


 これに対して、「原理原則指向タイプ」とは、学習の中に何らかの

「原理原則」を見いだして、その法則性、ないしは理論に従って、

 学習を進めるタイプの人です。



 なぜこのような質問をするかといいますと、英語学習というものは、

 学習の基本的な方向性が学習成果に直結してくるからです。


 あなたの英語学習が「暗記タイプ」であるのか、それとも

「原理原則指向タイプ」であるのかによって、これからの英語力の伸びが

 決まって来るのです。



 ことばの習得は、根本的には慣れです。

 たとえ母国語であっても、何年かの経験を積まなければ、使いこなせる

 ようにはなりません。


 英会話を習得するにも、長い期間の学習が必要です。

 毎日、しかも一日中接している日本語でさえ、何年もかかることを

 考えると、どこかの広告にあるように、3か月や6か月で英会話が

 マスターできるなどということはありえないのです。


 長い期間の努力を持続させることが必要です。

 それだけに、単なる努力や、忍耐、根性だけで、学習を持続させることは

 難しいですね。


 その努力の中に、何の法則や理論も発見することができなかったとしたら、

 おそらく努力は持続しないでしょう。

 ましてや、一国の外国語をマスターすることはできないでしょう。



 人間は、本来、理性を持っていますから、物事の法則性を追求する欲求を

 持っています。

 この欲求に応える法則が発見できたら、苦しい中にも「学ぶ喜び」を

 感じることができるのです。



 ところが、英会話の習得は、「習うより慣れろ」と言われて、

 理屈ぬきに慣れることだと思っている人がほとんどです。


 そして、たいていの英会話教材は、易しい短文をたくさん覚えるのが

 英会話の勉強だと勧めます。

 しかし、どうもそれでは上達しないと、皆が感じています。


 つまり、どんなに多くの短文を覚えても、実際の会話の場面で、

 その文の通りに言うことはめったにないため実際の役にはたたない、

 ということなのです。


 せっかく覚えた英語の語句も、臨機応変に応用する力がついていなければ、

 その場に応じた会話はできません。

 いかに柔軟に応用するかが最大の課題です。

 つまり、「応用力」ですね。


 これを言い替えると、考えながら語句を選び、ひととおり話し終えると、

 結果として整った英語になっている、ということでなければなりません。


 暗記することだけに気をとられて勉強していると、この応用力は

 身につきません。

「暗記主義」「詰め込み主義」の弊害はここにあります。


 覚えなければならないことが多いからと言って、暗記一辺倒になると、

 考えながら話すという「応用力」がつきません。


 では、どうしたら応用力がつくかを考えてみましょう。

   

          
       …この続きは、また次回!

  


    …お楽しみに! 
[PR]
by danueno | 2010-06-10 10:06 | SIMうんちく

No.344 オリジナル英文

----------------------------------------
Tutoring Students Might Lower Dementia Risk in Older Americans
----------------------------------------
Chaniya Anderson is a second grader at Whittier Elementary School in Washington.

She’s a little behind in math and reading.

She gets one-on-one tutoring twice a week from 62-year-old volunteer Shirley Mickel.

"I really love it.

It gives me an opportunity to give back.

It’s my way of giving back.

And also, it helps me to stay alert and stay involved with children.

I love children.

I love to see them learn."

Mickel retired from federal government as an employment discrimination investigator.

Gloria Pendleton worked for the U.S. Navy as a computer systems programmer.

She also tutors students at Whittier.

"I feel much better.

I feel like I’m learning.

So I’m constantly trying to learn along with the children."

Mickel and Pendleton are members of Experience Corps, a national program that engages people over 55 in helping students of low-income families.

Experience Corps' 2000 volunteers tutor and mentor elementary students in 23 cities across the country.

Recent research at Johns Hopkins University in Baltimore, Maryland indicates that the volunteers do benefit from their efforts.

Michelle Carlson is the associate director of the Center on Aging and Health at Johns Hopkins.

"By volunteering through this particular program, Experience Corps, what it may be showing preliminary is that volunteering and exercising your brain to help problem solving and to help children read may actually be improving areas of the brain such as frontal lobes.

And, by improving these parts of the brain, we may be reducing the risk for dementia such as the most common form of dementia being Alzheimer's disease."
Carlson says that older adults are growing in numbers around the world, and there are mutual benefits to pairing them with children who need help.

"The beauty of it is that we are not asking you to take a pill.

We are asking you to get back, you know, to engage with...uh, with…, with other people in need, so that at the same time that you are helping others, you are helping yourself."

The volunteers say they feel rewarded by looking at children and seeing them grow, and enjoy being able to contribute and being part of the community.

For Producer June Soh, I’m Carol Pearson, VOA News.
[PR]
by danueno | 2010-06-10 10:03 | オリジナル英文

No.344 SIM音読用英文

----------------------------------------
Tutoring Students Might Lower Dementia Risk in Older Americans
----------------------------------------

Chaniya Anderson is a second grader         

at Whittier Elementary School in Washington.


She's a little behind

in math and reading.


She gets one-on-one tutoring twice a week

from 62-year-old volunteer Shirley Mickel.


"I really love it.


It gives me an opportunity

to give back.


It's my way of giving back.


And also, it helps me to stay alert

and stay involved with children.


I love children.


I love to see them learn."


Mickel retired from federal government

as an employment discrimination investigator.


Gloria Pendleton worked for the U.S. Navy

as a computer systems programmer.


She also tutors students at Whittier.


"I feel much better.


I feel like I'm learning.


So I'm constantly trying to learn

along with the children."


Mickel and Pendleton are members

of Experience Corps,

a national program

that engages people over 55

in helping students of low-income families.


Experience Corps' 2000 volunteers

tutor and mentor elementary students

in 23 cities across the country.


Recent research

at Johns Hopkins University in Baltimore, Maryland

indicates that the volunteers do benefit

from their efforts.


Michelle Carlson is the associate director     

of the Center on Aging and Health at Johns Hopkins.


"By volunteering

through this particular program, Experience Corps,

what it may be showing preliminary

is that volunteering and exercising your brain

to help problem solving and to help children read

may actually be improving

areas of the brain

such as frontal lobes.


And, by improving these parts of the brain,

we may be reducing the risk for dementia

such as the most common form of dementia

being Alzheimer's disease."


Carlson says that older adults are growing in numbers around the world,

and there are mutual benefits

to pairing them with children

who need help.


"The beauty of it

is that we are not asking you to take a pill.


We are asking you to get back, you know, to engage

with...uh, with…, with other people in need,

so that at the same time that you are helping others,

you are helping yourself."


The volunteers say they feel rewarded

by looking at children and seeing them grow,

and enjoy being able to contribute

and being part of the community.


For Producer June Soh, I’m Carol Pearson, VOA News.
[PR]
by danueno | 2010-06-10 10:02 | SIM音読用英文