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「自分のポジションを知る」

 今日は音楽の話題です。

 日本人はベートーヴェンが大好きなのだそうです。

 特に昔は、クラシックと言えば「ベートーヴェンが一番!」

 という人が多かったようです。



 なぜそうなのか、ものの本で調べて驚いたのですが、

 これは明治政府の国策だったのですね。


 時の政府は、富国強兵を柱とした日本近代化のモデルをドイツに求め、

 その音楽的象徴がベートーヴェンであったわけです。

 刻苦勉励、質実剛健の音楽は、日本人に大いにフィットしました。



 …しかし、ここでひとつの悲劇が生まれたのです。


 久野久(くの ひさ)というベートーヴェン弾きの草分けがいました。

 当時の国策がもしこれと違っていたら、彼女はウィーンの宿屋の窓から

 投身自殺をすることもなかったでしょう。
 


 久野 久は、明治19年に滋賀県の裕福な商家に生まれました。


 彼女は幼少の頃、神社の石段から転落して足が不自由になり、

 その後、両親ともに亡くなります。


 久をひきとった叔父は、障害を負った彼女の自活のため、

 琴、三味線、長唄など邦楽を習わせます。


 練習熱心な久は、みるみる上達するのですが、

 兄の勧めによって、今度は全く畑違いのピアノに転向します。


 現代なら不可能としか思えないピアニストへの転向でしたが、

 久の才能と血のにじむような努力が実を結び、東京音楽学校を

 優等の成績で卒業し、やがて助教授にまで登りつめます。


 しかし、このことは、洋楽を受け入れて日の浅い日本だから、

 可能なことだったのです。 つまり、井の中の蛙だったのですね。


 最悪の事態が待っていました。

 久はさらなる野心を燃やし、西欧進出をもくろみました。

 日本の音楽界もこれを応援し、久を大いにたきつけました。

 
 ところが、渡欧した久は、ウィーンの有名な教授に、

「基礎からやり直した方がよい」と言われ、立ち直れないほどの

ショックを受けるのです。


 思いあまった久は、ホテルの屋上から身を投げてしまいます。

 享年38歳でした。

 
 
 久野久の話を聞いて私は、

「自分のポジションを知ることの大切さ」を思いました。


 人間は努力を重ねて自分のポジションをどんどん高めますが、

 無限に上昇することはできません。 どこかで頭を打ちます。

 でも頭を打った地点が、等身大の自分のポジションなのです。


 立ち止まってしまった自分を温かく受け入れることも、

 ひとつの勇気ある行動なのではないでしょうか。
 
 本当の「へりくだり」はそこから生まれます。




      Better to be lowly in spirit and among

  the oppressed than to share plunder with the proud.

           BIBLE(Proverbs 16:19)

      
   〔へりくだって貧しい者とともにいるのは、
    高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのに
    まさる。〕
聖書(箴言 16章19節)
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by danueno | 2010-02-24 17:39 | 編集後記

「SIMの英文法」その30

        目に見えない英文法 補足9 



 今回も、前回に引き続いて、SIM同時通訳方式によるリスニング

 についてのお話です。


 ちょっと復習しましょう。

 前回、私は、最も効果的なリーディングの方法とは、

「英語の語順」で英語を頭からセンスグループ、

つまり意味のまとまりごとに理解していく

「SIM同時通訳方式」だ、というお話をしました。


 そしてこのことは、リスニングにも当てはまります。

 なぜなら、英語の根本的な構造は、書き言葉であろうが、

 話し言葉であろうが全く同じだからです。

  
 この点で、「わからなくても良いからAFN放送をひたすら聞く」

 という学習法は誤りだ、ということでしたね。


 わからない英語を100回聴いても、あるいは1万回聴いても、

 わからないものは、わかるようにならないからです。


 意味のわかるものを聴くからこそ、理解が成り立つのです。


 さらに言えば、「英語の語順」でセンスグループごとに、

 意味がわかる英語を聴く、ここにこそ、最も効果的な

 リスニング上達のカギが隠されているのだ、

 ということでしたね。



 …前回のお話は、ここまででした。

 今日は、この続きです。



 ところで、なぜ「英語の語順」で文頭から、

 センスグループごとに意味がわかる英語を聴くことが、

 そんなに大切なのでしょうか?


 ちょっと考えてみてください。

 リスニングの時には、相手の話をさえぎって、もう一度、

 文頭に戻って確認することなどできるでしょうか?


 …できませんね。


 リーディングの場合なら、最悪の場合、「返り読み」で

 文頭に戻って内容を確認することができます。


 ところが、リスニングでは、それができません。
 
 相手の話は待ったなしに、どんどん先に進んでしまうからです。

 
 ですから、リスニングはリーディング以上に、「英語の語順」で

 センスグループごとに理解していかなければならないのです。



 実は、この点で私自身、思い知ったことがあります。

 それは、かつて私が、英語学習に本腰を入れはじめた頃の

 出来事でした。


 その頃、父、ダン上野は、SIM方式によるリーディング教材、

「スーパーSIM」をもとに、社会人向けのリスニング教材、

「スーパーエルマー」を開発中でした。


 ある日私は、その試作品を聴きました。

 センスグループ、つまり意味の取れるまとまりごとに、

 英語、そして日本語の音声が流れてきます。

 これが、いわゆる「Hop」でした。


 しかし、私はその時、思ったものです。

「これって、スーパーSIMの同時通訳方式を、

 ただ音声に置き換えただけではないの?」と。


 もちろん私は、リーディングの特効薬である「スーパーSIM」の

 素晴らしさは良く理解していました。


 でも、「スーパーSIM」の学習理論である「SIM同時通訳方式」が

 リスニングに応用できるなどとは考えてもいませんでした。


 ところが、これは私の完全な思い違いでした。

 完成したSIM方式リスニング教材「スーパーエルマー」の受講生から、

「TOEICリスニング満点」が続出し始めたのです。


 私は「SIM同時通訳方式」の真の凄さを、改めて思い知りました。

 それは主に、「Hop」「Skip」の底知れない力によるものでした。





     … この続きは、また次回!




           
    …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-02-24 17:32 | SIMうんちく

No.330 オリジナル英文

----------------------------------------
Avalanche Rescue Dogs at Vancouver Olympics on Alert
----------------------------------------
Eric Seelenfreund and his dog Murphy are unmistakable against the white snow of the Whistler Olympic venues.

Eric wears a bright red and black parka with a huge Maltese cross on the sleeve.

He wears a black cap with the same emblem and the words 'Squaw Valley K-9 Pro Patrol'.

Behind his sunglasses, his steel-blue eyes have the kind of focus that speaks of confidence and training.

Just a few meters away his golden retriever Murphy rolls happily in the snow next to the road.

But Murphy is in Whistler for very serious business.

He and Seelenfreund are part of the avalanche rescue team working the Winter Olympics.

Seelenfreund says that Murphy's nose could be the difference between life and death for someone under the snow.

A northern California native, Seelenfreund says that he used to ski at Squaw Valley and saw the ski patrol working and decided that's what he wanted to do.

The 42-year-old father of three has been a member of the Squaw Valley ski patrol for 20 years.

He is certified as an emergency medical technician, and outdoor emergency care technician, and is a member of the Canadian Avalanche Rescue Dog Association.

The training for rescue dogs starts early and the Squaw Valley team is considered an elite squad.

Among the stringent standards from the Canadian group is a requirement that dogs can find scented items buried overnight at 70 centimeters deep.

CARDA says that because of their super sensitive noses and stamina, search dogs will only need 30 minutes to cover one hectare of snow.

A human team probing the snow would take almost four hours to cover the same area.

With the difference between life and death down to a matter of minutes, the dogs can lead rescuers to a buried skier long before any other means would find them.

Because the ski patrol has to reach avalanche victims under several conditions, the dogs have to be able to ride on a chair lift, work out of a helicopter, and ride in a variety of vehicles.

It takes constant attention and a close relationship with their handlers.

Eric Seelenfreund and Murphy are one of four teams from Squaw Valley working these games.

Several other teams from Canada are also here to make sure that if they are needed, they can save lives.

In Whistler, Canada, I’m David Byrd, VOA Sports.
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by danueno | 2010-02-24 17:27 | オリジナル英文

No.330 SIM音読用英文

----------------------------------------
Avalanche Rescue Dogs at Vancouver Olympics on Alert
----------------------------------------
Eric Seelenfreund and his dog Murphy are unmistakable

against the white snow of the Whistler Olympic venues.


Eric wears a bright red and black parka

with a huge Maltese cross on the sleeve.


He wears a black cap

with the same emblem and the words

'Squaw Valley K-9 Pro Patrol'.


Behind his sunglasses,

his steel-blue eyes have the kind of focus

that speaks of confidence and training.


Just a few meters away

his golden retriever Murphy rolls happily in the snow

next to the road.


But Murphy is in Whistler

for very serious business.


He and Seelenfreund are part of the avalanche rescue team

working the Winter Olympics.


Seelenfreund says that Murphy's nose could be the difference

between life and death

for someone under the snow.


A northern California native, Seelenfreund says

that he used to ski at Squaw Valley

and saw the ski patrol working

and decided that's what he wanted to do.


The 42-year-old father of three has been a member

of the Squaw Valley ski patrol for 20 years.


He is certified as an emergency medical technician,

and outdoor emergency care technician,

and is a member of the Canadian Avalanche Rescue Dog Association.


The training for rescue dogs starts early

and the Squaw Valley team is considered an elite squad.


Among the stringent standards from the Canadian group is a requirement

that dogs can find scented items buried overnight

at 70 centimeters deep.


CARDA says that because of their super sensitive noses and stamina,

search dogs will only need 30 minutes

to cover one hectare of snow.


A human team probing the snow would take almost four hours

to cover the same area.


With the difference between life and death

down to a matter of minutes,

the dogs can lead rescuers to a buried skier


long before any other means would find them.


Because the ski patrol has to reach avalanche victims

under several conditions,

the dogs have to be able to ride on a chair lift,

work out of a helicopter,

and ride in a variety of vehicles.


It takes constant attention

and a close relationship with their handlers.


Eric Seelenfreund and Murphy are one of four teams from Squaw Valley

working these games.


Several other teams from Canada are also here

to make sure

that if they are needed,

they can save lives.


In Whistler, Canada, I’m David Byrd, VOA Sports.
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by danueno | 2010-02-24 17:26 | SIM音読用英文

春の来ない冬はない

 先日、仕事帰りにステキな体験をしました。

 何やらフッとすごくいい匂いがしたので、
 
 闇に目をこらすと、そこに白い点々が浮き出していました。

 よく見ると梅の花でした。


 まだまだ肌寒い日が続いていますが、

 春の便りは確実に、私たちのもとに届いているのです。


 
 毎年この季節になると思うことがあります。

 それは、「春は必ずやってくる」ということです。

  
 どんなに冬が長く厳しかろうとも、

 それでも毎年、必ず春はやってきます。
 
 朝の来ない夜がないように、春の来ない冬はありません。



 これと同じように、たとえ私たちの人生の歩みの中で

 厳しい冬のような試練に見舞われたとしても、

 それは永遠に続くものではありません。

 試練は、いつか必ず終わるのです。

 
 春の来ない冬がないように、

 試練は必ず終わり、安らかな喜びの時が巡ってきます。
 


 ところで、いったい何のために、私たちの人生には、

 苦しい試練が付いてまわるのでしょうか?


 私たちの人生には楽しい出来事ばかりが起こるのではなく、

 時として耐えがたいような、苦しく、悲しく、辛い体験が

 もたらされます。それはいったい、なぜなのでしょうか?



 これは私の答ですが、

 試練とは、私たちがより大切なことに目が開かれ、

 本当の意味で幸せになるための天の配剤ではないでしょうか。


 私たちが何不自由ない生活をしている時、

 私たちはなかなか自分の問題に気づきません。
  
 うまくいっていれば、気づく必要もないのです。


 ところが、私たちが試練の中で行き詰まり、

 孤独と悲しみの中で立ちすくむ時、はじめて私たちは、

 自分自身に直面して、自分の問題に目が開かれるのです。


 そこにおいて、私たちは、かけがえのない人生の宝を

 つかむことができるのではないでしょうか。




  “God keeps his promise, and he will not allow you to

  be tested beyond your power to remain firm, at the time

  you are put to the test, he will give you the strength

  to endure it, and so provide you with a way out.”

           BIBLE(1 Corinthians 10:13)

      
   〔神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることの
    できないような試練に会わせるようなことはなさい
    ません。
    むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、
    脱出の道も備えてくださいます。〕

聖書(コリント人への手紙 10章13節)
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by danueno | 2010-02-18 10:05 | 編集後記

「SIMの英文法」その29

        目に見えない英文法 補足8 



 前回は、SIM同時通訳方式によるリスニングについて

 お話をしました。


 今回から数回にわたって、リスニングについて少し突っ込んだ

 お話しをいたします。



 最も効果的なリーディングの方法は、「英語の語順」で英語を読むこと、

 つまりSIM同時通訳方式によって英語を頭からセンスグループ、

 意味のまとまりごとに理解していくことである、ということでした。


 この原則はリスニングにも、そっくりそのまま当てはまります。


 なぜなら、英語の根本的な構造は書き言葉であろうが、

 話し言葉であろうが全く同じだからです。


 リスニングの時はなおさら、英語を最後まで聴いて頭に戻って

 確認することができませんので、「英語の語順」で

 センスグループごとに理解していくSIM同時通訳方式でなければ、

 上達はおぼつかないでしょう。



 さて、昔のリスニング学習法に、「わからなくても良いから、

 AFN放送をひたすら聞く」というのがありました。


 門前の小僧よろしく、英語音声を浴びるように聴いていると、

 そのうちわかるようになる、というのがその理屈でした。


 しかし、これはあまり科学的な理論ではありません。

 わからない英語を100回聴いたらわかるようになるのでしょうか?

 それとも1万回聴いたらわかるようになるのでしょうか?


 結論から言えば、意味のわからない英語はいくら聴いても、

 わからないままなのです。



 私たち日本人が日本語を習得した経緯を考えてみると、

 私たちも、意味がわからない日本語を聴いているうちに

 判るようになったのではありません。


 子供というものは、大人に対してうるさいくらいに質問するものです。

「これはなあに?」「あれはなあに?」と、その意味を、

 周りの大人にきいたり、あるいは幼稚園や学校で先生から教わったり、

 長じては自分で意味を調べたりしながら、少しずつ自分の日本語を

 完成させていったはずです。



 これは英語でも全く同じです。

 意味のわかるものを聴くから理解が成り立ちます。


 しかも、「英語の語順」でセンスグループごとに意味がわかる英語を聴く、

 ここに最も効果的なリスニング上達のカギが隠されていたのです。






     … この続きは、また次回!




           
    …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-02-18 10:01 | SIMうんちく

No.329 オリジナル英文

----------------------------------------
US Women Eye Hockey Gold Medal in Vancouver
----------------------------------------
Forward Julie Chu is the first player of Asian descent on the U.S. Women's Hockey Team, and is competing in her third Olympics.

"We're really young.

Um, we have six returning Olympians out of the 23-person roster, so with that youth, I think, brings a lot of energy and excitement."

Since the team began competing together last year, one of the challenges for Coach Mark Johnson is getting his young first-time Olympians ready for the world stage.

"It's definitely different, you know.

When you step on the ice, and you know, the entire world is watching you.

You can talk about those things, but you don't know how kids are gonna react until they’re actually put in that setting."

Johnson speaks from experience.

He played on the U.S. Men's Team at the 1980 Lake Placid Olympics and scored two goals to help the U.S. defeat the Soviet Union in what became known as the "Miracle on Ice."

That paved the way to a Gold medal win against Finland.

"You've just got to eliminate all the distractions, and the most important thing is what happens on the ice."

There will be plenty of distractions in Vancouver, and a lot of fans rooting against the Americans.

Jesse Vetter, the team's goaltender, says she welcomes the attention.

She's making her Olympic debut.

"It doesn't matter if the fans are screaming against you, you know or for you.

It's gonna be against us when we’re in Vancouver, but I just love having people on the stands."

The road to the Gold medal in Vancouver could very well run through team Canada.

The U.S. women faced off against the Canadians in December, losing 2-1.

But Angela Ruggerio, one of four team captains, says she believes there will be more pressure on Canada at the Olympics.

"They're hosting the Olympics, they're the defending gold medalist, and hockey is their national sport.

So in a way, we're the underdogs."

Win or lose, Coach Johnson is more concerned about the journey that brought the team together.

"When we get all said and done and get on a plane to leave Vancouver, you know the group and the support staff can look back on these previous six months and look back and have a smile on their face and really have enjoyed the process they’ve enjoyed the journey, they’ve developed great friendships, and they have wonderful memories of how they not only got to Vancouver but their experience during also Olympics."

The U.S. Women's team hits the ice for their first Olympic match on Sunday February 14th, against China.

Kane Farabaugh, VOA News, Chicago, Illinois
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by danueno | 2010-02-18 09:59 | オリジナル英文

No.329 SIM音読用英文

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US Women Eye Hockey Gold Medal in Vancouver
----------------------------------------

Forward Julie Chu is the first player of Asian descent

on the U.S. Women's Hockey Team,

and is competing in her third Olympics.


"We're really young.


Um, we have six returning Olympians

out of the 23-person roster,

so with that youth,

I think, brings a lot of energy and excitement."


Since the team began competing together last year,

one of the challenges for Coach Mark Johnson

is getting his young first-time Olympians

ready for the world stage.


"It's definitely different, you know.


When you step on the ice,

and you know, the entire world is watching you.


You can talk about those things,

but you don't know how kids are gonna react

until they're actually put in that setting."


Johnson speaks from experience.


He played on the U.S. Men's Team

at the 1980 Lake Placid Olympics

and scored two goals

to help the U.S. defeat the Soviet Union

in what became known as the "Miracle on Ice."


That paved the way to a Gold medal win

against Finland.


"You've just got to eliminate all the distractions,

and the most important thing is what happens on the ice."


There will be plenty of distractions in Vancouver,

and a lot of fans rooting against the Americans.


Jesse Vetter, the team's goaltender,

says she welcomes the attention.


She's making her Olympic debut.


"It doesn't matter

if the fans are screaming against you,

you know or for you.


It's gonna be against us

when we're in Vancouver,

but I just love having people on the stands."


The road to the Gold medal in Vancouver

could very well run through team Canada.


The U.S. women faced off against the Canadians in December,

losing 2-1.


But Angela Ruggerio, one of four team captains,

says she believes

there will be more pressure on Canada

at the Olympics.


"They're hosting the Olympics,

they're the defending gold medalist,

and hockey is their national sport.


So in a way, we're the underdogs."


Win or lose, Coach Johnson is more concerned

about the journey

that brought the team together.


"When we get all said and done

and get on a plane to leave Vancouver,

you know the group and the support staff can look back

on these previous six months

and look back and have a smile on their face

and really have enjoyed the process

they've enjoyed the journey,

they've developed great friendships,

and they have wonderful memories

of how they not only got to Vancouver

but their experience during also Olympics."


The U.S. Women's team hits the ice

for their first Olympic match

on Sunday February 14th, against China.


Kane Farabaugh, VOA News, Chicago, Illinois
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by danueno | 2010-02-18 09:58 | SIM音読用英文

「欲しいもの」と「必要なもの」

 大学受験のシーズンとなりました。

 すでに合否の発表をうけた受験生は、「悲喜こもごも」

 といったところでしょう。


 しかし、世の中とは一筋縄ではいかないものです。

 子供の頃から猛勉強を積み、めでたく目指す大学に合格したは良いが、

 受験勉強に気力を使い果たして学校に行けなくなった、
 
 という人も中にはいるようです。 

 いわゆる、「燃え尽き症候群」ですね。



 機知に富んだ警句の名手であるバーナード・ショーは、

 次のように言っています。


-------------------------------------------------------
 
  There are two tragedies in life.

  One is not to get your heart's desire.

  The other is to get it.


  人生には二つの悲劇がある。

  一つは、心の欲するものが手に入らないということ。

  もう一つは、手に入れてしまうことである。 
 
---------------------------------------------------------


 まさに、言い得て妙です。 


 私たち人間は、さまざまな願望を持ち、
 
 それを得るために邁進します。


 必死に努力しても得られなければ不幸でしょうし、

 幸いにして得られたとしても、それが幸福とは限りません。

 実際手に入れてみて、「何だ、こんなものだったのか…」と、

 失望に終わることすらあるのです。



 結局、私たちの「欲しいもの」と「必要なもの」とは違う、

 ということではないでしょうか。


 私の知人のお嬢さんは、昨年の入試に失敗し一浪しました。

 その時は落ち込みましたが、しかし「この一年間は予想以上に

 素晴らしかった」、ということでした。


 彼いわく、「娘はこの一年で、おばあちゃんの世話をしたりなど、

 家族と愛し合い、支え合って生きることを学び、

 人間的にも大きく成長することができた」と、

 大いに喜んでいるのです。


 つまり、お嬢さんにとって、浪人は、

「欲しいもの」ではなかったのですが、

「必要なもの」だったのです。

 
 ※ちなみに、お嬢さんはめでたく今年、念願の大学に
  合格したそうです。





     In his heart a man plans his course,

but the LORD determines his steps.

Bible(Proverbs 16:9)


〔人は心に自分の道を思い巡らす。
  しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。〕
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by danueno | 2010-02-10 14:36 | 編集後記

「SIMの英文法」その28

        目に見えない英文法 補足7 



 前回は、英語はSIM同時通訳方式でなければ、

 つまり「英語の語順」でなければ、本当には意味が

 わからないようにできている、ということをお話ししました。


 それは、とりもなおさず、SIM同時通訳方式とは

 英語の本質から生まれてきた、ということを意味している、

 ということですね。


 ですから、必要以上に英文法に振り回されることは、

 学習の妨げにしかなりません。


 私たちは、文法をことさら意識することなく、

 SIM同時通訳方式によって、「英語の語順」でどんどん

 英語を読み、聴くような勉強を続けることがベストなのです。



 このことに関して、岩波新書「日本人の英語」で有名な、

 マーク・ピーターセン教授の卓抜なコメントがあります。

 ちょっと紹介しますね。


 ---------------------------------------------------------------------

  「なぜこのような表現になっているかのカギは、文法書や辞書の中に

   あるのではない。その英語自身の中にあるからである。

   そうでなければ、今ほど優れた文法書や辞書のない時代に、

   たとえば夏目漱石が書いたようなきちんとした英語が生み出された

   はずがない。」

 ---------------------------------------------------------------------


 …いかがでしょうか。

 さすがに含蓄に富む言葉ですね。


 日本人が社会人になって英語を習得しなければならない場合には、

 大学受験のような英文法を勉強しなければならない、

 と考える必要はありません。


 英語そのものを、もっと身につけるような勉強をしなければ

 なりません。


 それには、このSIM同時通訳方式で多くの英文を読み、

 その英文を頭に蓄積する方法をお勧めします。



 つまり、「心に響く英文」をSIM同時通訳方式で読むことです。

 心に響く英文でなければ、頭に蓄えるほどの情熱はわきません。


 そして、自分の頭の中で英文を再現する(Reproduction)能力を

 身につけることです。


 SIM同時通訳方式で英語を読み、音読して、そのまま自分の頭の中に

 蓄えることで、この英文再現(Reproduction)能力が身に付くはずです。


 このSIM同時通訳方式では、リーディング力ばかりでなく、

 リスニング力も身に付きます。


 なぜなら、「英語の思考法」は、リスニングにも有効だからです。

 ですから、まずその前提として、「英語の語順」で英語を文頭から

 理解していく姿勢がぜひとも必要です。


 そのレールの延長線上で、SIM同時通訳方式のリスニング教材を

 用いて、リスニング力を身につけるのがベストの英語学習法である

 と言えます。



     … この続きは、また次回!

           
     …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-02-10 14:16 | SIMうんちく