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“信じる勇気”を応援します!

 先日、電車に乗っていてギョッとしました。

 車内広告が、すべて同じなのです。

 いわゆる「メディアジャック」です。


 広告のキャッチフレーズは、このようなものでした。

「この夏、ディズニーは“信じる勇気”を応援します!」


“信じる勇気”という文言を見て、ちょっと感慨深いものがありました。

 なぜなら、現代社会においては「信じる」ということが非常に困難に

 なっているからです。


 いっこうに減らないオレオレ詐欺、ネットにつなげばフィシング詐欺、

 不用意に人を信じると大変な目にあうかもしれないこの時代です。

 しかし人は皆、心の奥底では人を信じたいのです。


 ディズニーの新作映画「ボルト」は、信じることに臆病な現代人に、

“信じる勇気”を与えてくれる作品かもしれません。


「ボルト」のストーリーを調べてみました。


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 捨てられた過去を持つ人間不信の野良猫、ミトンズなどの

 仲間との出会いを通して、様々なことを学んでゆくボルト。

 そうして、ボルトは“信じる心”を取り戻し、世界でただひとつ

 本物だと信じる“ペニーとの絆”を確かめる勇気をもらう。

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 ちょっと紹介文を見ただけですが、子供たちと一緒に見たい映画だなー、

 と思いました。


 
 信じることと、疑うことは、どちらが簡単かと言えば、

 それは、もちろん疑うことでしょう。

 疑って危うきに近寄らなければ、とりあえず安全かもしれません。


 でも、疑うことからは何も生まれてはきません。 
 
 信じるからこそ“絆”が生まれ“愛”が実るのだと思います。




    Then Jesus told him, "Because you have seen me,

 you have believed; blessed are those who have not seen and

yet have believed."
           Bible(John 20:29)


〔イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたの
ですか。見ずに信じる者は幸いです。」〕
              聖書(ヨハネ伝 20章29節)



  ※「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」
   http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SkTataku.html
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by danueno | 2009-07-29 16:13 | 編集後記

「SIMの英文法」その2

 
            翻訳の問題   


「SIMうんちく」では、前回から「SIMの英文法」という

 新しいシリーズが始まっています。


 第一回にあたる前回は、「英文法は不要?」というテーマで

 お話をしました。 

 …ちょっと復習しておきましょう。



 日本人は文法の勉強が好きで、学校英語でも文法の授業には、

 かなりの程度、力を入れている反面、

 実用英語を教える人の中には「英文法は不要だ」と言う人もいる、

 というお話をしました。


その言い分は、「文法など知らなくても会話はできる。

 現に日本語を考えてみても、私たちは文法など気にせずに

 日本語を話しているではないか」ということでした。


 もし、その人たちの言うとおりならば、文法を苦労して勉強するのは、

 確かに馬鹿げたことでしょう。


 なぜなら、それでは「試験のための英文法」「規則のための文法」に

 なってしまうからです。



 このように、英文法の学習については非難されることも多いですが、

 私は一概にそうとばかりは言えない、と思います。


 その理由は、とかく問題視されがちな英文法ですが、

 英文法は使いようで有効利用できるのではないか、と考えるからです。



 ですから、私がこれからお話ししようとする英文法は、

「試験対策としての英文法」ではありません。


 そうではなくて、英語をより早く確実に習得する上で、

「道具として役立てるための英文法」です。


 言ってみれば「英文法を武器にする!」ということです。

 効果的に英語を習得する上で、英文法も使いようによっては、

 不要どころか、またとない武器になりうる、ということですね。



 しかし、話を進めるにあたって、

 前もって注意しておきたいことがあります。

 それは、今までも口を酸っぱくして言ってきましたが、

「翻訳の弊害」という問題です。



 …前回は、ここまででした。

 今日はここからです。


 
 前回ふれました「翻訳の弊害」とは何でしょうか?


 今までの学校英語では、「英語を日本語に訳すこと」、

 つまり「翻訳」が英語を学ぶ第一の目的でもあるかのような

 教授法がなされてきました。


 これについては批判も多く、だいぶ是正されてきていますが、

 しかし、大方は最終的に日本語に翻訳することをゴールと

 しているように見受けられます。


 その翻訳のための道具として、英文法が用いられています。


 いわば、翻訳を上手にするための「うまい訳をするための英文法」

 になっているのです。


 言い換えると、良い日本語にすることばかりに力が注がれ、

 肝心の英語を理解することがないがしろにされている、

 ということですね。


 実は「英語を理解すること」と、「日本語をうまく練り上げること」

 とは、全く別のことです。


 これについては、「名訳の問題」というのがあります。


 皆さんに中にも、「名訳をものにしたい」という野望(?)

 を持っておられる方がいらっしゃると思いますが、

 これについて私は、「名訳もほどほどに」と言いたいのです。


 それはなぜかというと…?







    …この続きはまた来週!


             …お楽しみに!
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by danueno | 2009-07-29 16:04 | SIMうんちく

No.302 オリジナル英文

----------------------------------------
Graffiti Not Always 'Sneaky Art'
----------------------------------------
It used to cost the Chicago mass transit authority $20 million a year to clean up graffiti or rude decorations, that people had spray-painted on subway cars, buses and station signs.

Then the agency got smart.

Instead of just chasing and prosecuting taggers, as graffiti artists are called, it began encouraging and rewarding them.

Wall scratching and unauthorized cave paintings go back to ancient Greece and Rome and beyond.

And keeping one step ahead of the law, while spray-painting messages such as "Freddie Loves Linda" or "Paco Was Here," is a thrill for today's taggers and their friends.

But these painted flourishes infuriate property owners, offend many passersby and make a bus or a subway system or a neighborhood seem unsafe.

When Chicago transit police caught some of these graffiti artists, they found them to be decent kids who were just showing off.

And since it cost a lot of time and money to take them to court, the agency chose seven spots around Chicago, erected huge walls and said, "OK, kids, go at it."

It didn't stop all illegal tagging for sure, but it nurtured an entire community of legal artists who proudly show off their work on the street and online.

Some of their work is even judged by experts, with paid commissions and scholarships to art academies as rewards.

Very few of the legal taggers have been arrested for vandalizing property elsewhere, and the approved walls are almost never defaced by illegal graffiti.

So in Chicago, and now in many other American communities as well, there's a place where you can go and spray "Paco Was Here" - not in the dead of night with one eye out for the cops, but in the middle of the day if you feel like it, with the police looking on, approvingly.

I’m Ted Landphair.
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by danueno | 2009-07-29 15:59 | オリジナル英文

No.302 SIM音読用英文

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Graffiti Not Always 'Sneaky Art'
----------------------------------------

It used to cost the Chicago mass transit authority $20 million a year

to clean up graffiti or rude decorations,

that people had spray-painted

on subway cars, buses and station signs.


Then the agency got smart.


Instead of just chasing and prosecuting taggers,

as graffiti artists are called,

it began encouraging and rewarding them.


Wall scratching and unauthorized cave paintings go back

to ancient Greece and Rome and beyond.


And keeping one step ahead of the law,

while spray-painting messages

such as "Freddie Loves Linda" or "Paco Was Here,"

is a thrill for today's taggers and their friends.


But these painted flourishes infuriate property owners,

offend many passersby

and make a bus or a subway system or a neighborhood seem unsafe.


When Chicago transit police caught some of these graffiti artists,

they found them to be decent kids

who were just showing off.


And since it cost a lot of time and money

to take them to court,

the agency chose seven spots around Chicago,

erected huge walls

and said, "OK, kids, go at it."


It didn't stop all illegal tagging for sure,

but it nurtured an entire community of legal artists

who proudly show off their work

on the street and online.


Some of their work is even judged by experts,

with paid commissions

and scholarships to art academies

as rewards.


Very few of the legal taggers have been arrested

for vandalizing property elsewhere,

and the approved walls are almost never defaced

by illegal graffiti.


So in Chicago, and now in many other American communities as well,

there's a place where you can go and spray "Paco Was Here" -

not in the dead of night

with one eye out for the cops,

but in the middle of the day

if you feel like it,

with the police looking on, approvingly.


I'm Ted Landphair.
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by danueno | 2009-07-29 15:58 | SIM音読用英文

ゴーギャンの問い

 ゴーギャン展の案内をあちこちで見かけます。

 先日TVで特集をやっていた際、絵にはとんと興味のない息子が、

「あの絵は新宿駅のポスターで見た」と言うほどです。

  http://www.gauguin2009.jp/



 あの絵とは、ゴーギャンの最晩年の大作、

「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか」

 です。


 およそ絵のタイトルとして似つかわしくありませんが、

 これは異様なほど強いインパクトを持つタイトルです。


 なぜ、これほどのインパクトを持つのか?

 それは、このゴーギャンの問いが、人間にとって最も根元的な問い

 だからではないでしょうか。


  我々はどこから来たのか…

   我々は何者なのか…

 我々はどこへ行くのか…


 私たちは、その答を知りたくてたまりません。

 しかし、誰もこの問いに答えることができず、問いを発した者は、

 むなしく沈黙の前にたたずむことになります。

 
 それで、ほとんどの人はこの問いにフタをして忘れたふりをします。

 沈黙の向こうには、何か恐ろしいものの気配があり、

 まともに探求しようとする者を不安に陥れます。

 実際、この絵を描いた後、ゴーギャンは自殺をはかりました。



 ですからこの問いは、神様しか答えることができない問いである、

 と私は思うのです。


 旧約聖書の登場人物であるヨブは、全財産と10人の子供を

 1日のうちに奪い去られた時、こう語りました。


  「私は裸で母の胎から出て来た。

   また、裸で私はかしこに帰ろう。

   主は与え、主は取られる。

   主の御名はほむべきかな。」


 ヨブの言葉は、ゴーギャンの問いの答を知った者にしか言えない、

 深い確信と、静かな安らぎに満ちています。



   "Naked I came from my mother's womb, and naked I will

depart. The LORD gave and the LORD has taken away;

may the name of the LORD be praised."

           Bible(Job 1:21)


〔私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。
主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」〕
              聖書(ヨブ記 1章21節)



  ※我々はどこへ行くのか?
   「残された命の日数を正しく数える」東海大学名誉教授、
重田定義氏のメッセージです。
   http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SgHikazu.html
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by danueno | 2009-07-22 17:07 | 編集後記

「SIMの英文法」 その1

            「英文法は不要?」  



「SIMうんちく」では、今回から「SIMの英文法」という

 新しいシリーズが始まります。


 今日はその第一回で、「英文法は不要?」というテーマで

 お話をいたします。 



 さて、英文法というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

 穴埋め問題や書き換え問題などに代表される、試験によく出てくる

 文法問題でしょうか。


 確かに、英検などでは英文法のセクションがありますので、

 その対策のためにせっせと文法問題をやっている人もいるでしょう。


 日本人は文法の勉強が好きで、学校英語でも文法の授業には、

 かなりの程度、力を入れています。


 しかし、一方で、英会話などの実用英語を教える人の中には、

「英文法など必要ない」と言う人もいます。


その言い分をきいてみると、

「文法など知らなくても会話はできるし、現に日本語を考えてみても、

私たちは文法など気にせずに日本語を話しているではないか」

ということのようです。


 もし、その人たちの言うとおりならば、文法を苦労して勉強するのは、

 確かに馬鹿げたことでしょう。


 なぜなら、それでは「試験のための英文法」「規則のための文法」に

 なってしまうからです。


 また、日本人が英会話を苦手とする理由として、

 あまりに文法にこだわり、間違いを恐れるあまりに緊張してしまい、

 スムーズに会話ができないのだ、という人もいます。



 このように、英文法の学習については非難されることも多いですが、

 私は、一概にそうとばかりは言えないと考えます。


 とかく問題視されがちな英文法ですが、英文法は使いようで

 有効利用できるのではないか、と思うからです。



 というわけで、これから何回かに分けて、「SIMの英文法」という

 シリーズで話を展開していくつもりです。


 ただし、私がこれからお話ししようとする英文法は、

「試験対策としての英文法」ではありません。


 そうではなくて、英語をより早く確実に習得する上で、

「道具として役立てるための英文法」です。


 言ってみれば「英文法を武器にする!」といった感じでしょうか。

 効果的に英語を習得する上で、英文法も使いようによっては、

 不要どころか、またとない武器になりうる、ということですね。



 ここで、英文法とは何かを考えるうえで、前もって注意しておきたい

 ことがあります。


 それは、今までも口を酸っぱくして言ってきましたが、

「翻訳の弊害」です。



「翻訳の弊害」とは何でしょうか?

 そのことに関しては次回、ご説明することにします。

    




    …この続きはまた来週!


             …お楽しみに!
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by danueno | 2009-07-22 17:00 | SIMうんちく

No.301 オリジナル英文

----------------------------------------
Leaner General Motors Hopes to Win Over Consumers
----------------------------------------
After 40 days of bankruptcy, Chief Executive Fritz Henderson told a news conference in Detroit, Michigan, that a new, leaner and more competitive General Motors is now emerging, with the help of $50 billion in U.S. government loans.

"This is an exciting day for General Motors.

Today marks the beginning of a new company - our company - one that will allow every single employee, including me, to return to the business of designing, building and selling great cars and trucks and serving our customers."

GM was able to move out of bankruptcy more quickly than many analysts had predicted.

In an effort to remake the company, GM officials announced some big changes including a 35 percent cut in its executive work force and the dropping of some car and truck brands that had long been staples in automotive showrooms including Saab, Saturn, Opel, Pontiac and Hummer.

GM chief Henderson says the focus of the new General Motors will be giving consumers products that they will want to buy, including more efficient hybrid fuel vehicles, and a re-emphasis on core brands like Chevrolet and Cadillac.

"At the new GM, we need to make the customer the center of everything, and we’re gonna be obsessed with this, because if we don't get this right, nothing else is gonna work.

It's that simple."

Henderson says that among the innovations GM will experiment with is a partnership with eBay, the U.S. auction and commerce Internet site, so that customers can buy their cars on-line.

"Consumers will be able to actually bid on vehicles just like they do in an eBay auction, including the option of choosing a predetermined 'buy it now price.'

Think of it as a physical auction for dealers reinvented for the on-line consumer."

The emergence of the new General Motors from bankruptcy is the culmination of an unprecedented effort by the U.S. government to shore up the faltering American auto industry.

The Obama administration has spent nearly $80 billion to help automakers, including $50 billion earmarked for GM.

GM Chief Henderson says the company intends to pay back those government loans long before the repayment deadline of 2015.

Jim Malone, VOA News, Washington
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by danueno | 2009-07-22 16:55 | オリジナル英文

No.301 SIM音読用英文

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Leaner General Motors Hopes to Win Over Consumers
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After 40 days of bankruptcy,

Chief Executive Fritz Henderson told a news conference

in Detroit, Michigan,

that a new, leaner and more competitive General Motors is now emerging,
with the help of $50 billion

in U.S. government loans.


"This is an exciting day for General Motors.


Today marks the beginning of a new company - our company -

one that will allow every single employee, including me,

to return to the business

of designing, building and selling great cars and trucks

and serving our customers."


GM was able to move out of bankruptcy more quickly

than many analysts had predicted.


In an effort to remake the company,

GM officials announced some big changes

including a 35 percent cut in its executive work force

and the dropping of some car and truck brands

that had long been staples in automotive showrooms

including Saab, Saturn, Opel, Pontiac and Hummer.


GM chief Henderson says

the focus of the new General Motors will be giving consumers products

that they will want to buy,

including more efficient hybrid fuel vehicles,

and a re-emphasis on core brands like Chevrolet and Cadillac.


"At the new GM,

we need to make the customer the center of everything,

and we're gonna be obsessed with this,

because if we don't get this right,

nothing else is gonna work.


It's that simple."


Henderson says that among the innovations GM will experiment with

is a partnership with eBay,

the U.S. auction and commerce Internet site,

so that customers can buy their cars on-line.


"Consumers will be able to actually bid on vehicles

just like they do in an eBay auction,

including the option of choosing a predetermined 'buy it now price.'


Think of it as a physical auction for dealers

reinvented for the on-line consumer."


The emergence of the new General Motors from bankruptcy

is the culmination of an unprecedented effort

by the U.S. government

to shore up the faltering American auto industry.


The Obama administration has spent nearly $80 billion

to help automakers,

including $50 billion earmarked for GM.


GM Chief Henderson says the company intends to pay back

those government loans

long before the repayment deadline of 2015.


Jim Malone, VOA News, Washington
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by danueno | 2009-07-22 16:54 | SIM音読用英文

お金の持つパワー

 先日、ある有名な宝くじが全国一斉発売になりました。

 賞金は、1等が2億円、前後賞が各5,000万円で、1等・前後賞合わせて

 3億円が当たるのだそうです。


 私はくじ運が悪いのか、お年玉年賀ハガキさえ当たらないので、

 宝くじは買ったことがありません(笑)。



 ところで、この宝くじ、たとえば1万円や10万円が当たるのは、

 ささやかな楽しみの範囲内なのでしょうが、

 物のはずみで3億円当たってしまったらどうでしょうか?


 宝くじを買う人は、なるべく高額な賞、できれば3億円当たれ!

 と思って買うのでしょうが、それが本当に良いことかどうかとなると、

 また別の話かもしれません。



実は、高額当選者に限定して配布されるハンドブックがあって、

 そこにはこんな事が書いてあるのです。


  ・興奮の後に訪れる不安は、以前の自分に戻るための通過点

  ・後で後悔するような軽はずみな言動に注意する

  ・ひとりでも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう


 思わぬ大金が転がり込んでくるのですから、それは興奮するでしょう。

 そして、興奮の後には不安が訪れると…。

 ちょっとでも人にもらせば、あっという間にうわさが広まります。

 
  ・知らせる必要のある人を全てリストアップ

  ・当せん金の分与者リストを作る

  ・もしもの時のために遺言状を作る


 分与の問題や友人知人からの嫉妬など、人間関係のトラブルは

 避けられないでしょう。「お金貸して」と言われたらどうするのか?

 …そんなことも考えておかねばなりません。

 
 さらには、遺言状まで用意せよとは…!

 ふと、2億円当たった女性が、親しかった男性に殺された事件を

 思い出してしまいました。



 ハンドブックを読んで私が思ったことは、

「お金はパワーを持つ」ということです。 


 身の丈にあったお金は人を幸福にするパワーを持つが、

 大金は人生を破壊するパワーを持つ、ということですね。



   An inheritance quickly gained at the beginning

will not be blessed at the end.

Keep falsehood and lies far from me; give me

neither poverty nor riches, but give me only my

daily bread.
          Bible(Proverbs 20:21,30:8)


〔初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない。
  不信実と偽りとを私から遠ざけてください。貧しさも富も
私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で私を養って
ください。〕
          聖書(箴言 20章21節、30章8節 )
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by danueno | 2009-07-15 14:20 | 編集後記

「熟語」といわれている語句について その3

 このところ「SIMうんちく」では、「英語学習の全般的な注意」、

 ということでお話ししています。 


 前回は、「熟語」といわれている語句について その2を

 お話ししました。

 ちょっと復習しましょう。



 熟語と呼ばれているものの中には、むしろ「連語」と呼ぶべき

 ものが数多く存在している、ということでした。


 例えば be aware ofです。


 一般的に be aware of は、熟語だから「…を知っている」

「…に気づいている」とひとまとめにして覚えなければならない

と教えられます。


でも、このような覚え方は「英語の思考法」を身につける時に、

大きな妨げとなる、ということでしたね。


 そのような覚え方は、諸悪の根元である「返り読み」を促すことに

 なるからです。


 SIM方式では、まず be aware を「知っている」「気づいている」と

捉えます。


すると当然、次に何を知っているのか、何に気づいているのか

期待しながら読むことができます。

 前回の例文をもう一度見てみましょう。


------------------------------------

  I was aware of the danger.

------------------------------------


 SIM同時通訳方式では、まず、I was aware を

「私は知っていた」と訳します。


 そして、「何を知っていたのかな」と先を期待しつつ、

 of the danger.「その危険を。」と訳します。



 これを、be aware of は熟語だから「…を知っている」と

 ひとまとめにして覚えていたなら、

「私はその危険を知っていた。」と「返り読み」するより他に

 方法がないことになります。


 これではいけませんね。


 …前回は、このようなお話をしました。

 今日は、ここからです。



 前回は、be aware of を熟語として「…を知っている」と、

 ひとまとめに覚えるのは危険だと言いましたが、そもそも、

 be aware の後には常に of が来るとは限りません。


 be aware の後に that が来る場合もあります。

 that節で「知っている」内容を表現する場合があるんですね。


 ですから be aware of とひとまとめにして丸暗記していると、

 上のような応用が難しくなります。



 ところで、be aware の後で「~について」「~のことに」と

 表現しようとする場合に、なぜ about ではなく of という前置詞が

来なければならないのでしょうか。


 でも、これは慣用的に of でないと不自然なのです。

 その理由は英米人でもわからないようです。


 ですから私たちは、be aware と ofが極めて相性の良い関係にあることを、

 様々な英文を多読することによって習得する必要があるんですね。


 では最後に、このような連語のSIM訳の例をあげておきます。


----------------------------------------------------------- 

  1. lose sight (見失う) / of… (…を)

  2. take pride (自慢する) / in… (…を)

  3. be independent (独立している) / of… (…から)

  4. find fault (あらを捜す) / with… (…の)

  5. in front (前に) / of… (…の)

  6. be similar (似ている) / to… (…に)

------------------------------------------------------------





    …この続きはまた来週!


             …お楽しみに!
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by danueno | 2009-07-15 14:07 | SIMうんちく