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世界が美しいことの理由

 新緑の美しい季節となりました。

 目に鮮やかな若葉が、葉を光らせて春風の中でそよいでいます。

 そして、ハナミズキやつつじの花の美しいこと!

 
 それらの花びらをながめていると、私はいつも、

「どうして、このような形になったのだろう?」と思うのです。



 自然界に存在する動植物のヴァラエティー豊かな色、形を見る時、

 私はいつも不思議な気持ちになります。


 いつか私はTVで、枯れ葉のような形をした蛾を見ました。

 動かなければ全くこれは枯れ葉です。

 ところが、この「枯れ葉」はモゾモゾと動き出し、

 はたはたと空に飛び上がったのです!


「どうして、こんな形になったんだろう?」

 私は不思議でたまりませんでした。 



 動植物ばかりでなく、たとえば空から降ってくる雪の結晶も、

 複雑で美しい規則性を持っています。


 1550年、スウェーデンの大僧正、オラウス・マグヌスが、

 雪の結晶のスケッチを書き残して以来、数え切れないほどの人々が

 雪の結晶を観察し、論じてきました。

 
 しかし、まだ誰も「なぜ、このような形になるのか」

 明確に説明できた人はいません。



 デザイナーが存在する…

 結局、私の行き着く結論は、そこなのです。


 多くの人々は創造主の存在を否定するでしょうが、

 私は思うのです。

 私たちは被造物に過ぎない、と。


 私たち人間は、どこから来て、これからどこに行くのか、

 そのことさえも知りません。

 


   For since the creation of the world God's invisible

  qualities - his eternal power and divine nature - have been

  clearly seen, being understood from what has been made,

  so that men are without excuse.     

           Bible(Roma 1:20)


 〔神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、
世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、
はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地は
ないのです。〕
               聖書(ローマ書 1章20節)




※故湯川秀樹博士は「私はどこから来て、どこへ行くのか知りたい」
 と言われたそうです。その答は?
 http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SgFuneral1.html
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by danueno | 2009-04-28 14:56 | 編集後記

「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界 (16)

          SIM音読について その2



「SIMうんちく」では、「SIM同時通訳方式の素晴らしい世界」

 というシリーズが始まっています。


 今日はその16回目で、「SIM音読について その2」です。



 今日は「SIM音読」の実際のやり方について説明します。

 まず、前回あげた例文をご紹介しましょう。


-------------------------------------------------------------

 Muhammad Yunus won the Nobel Peace Prize in 2006
 ムハマド・ユヌス氏はノーベル平和賞を受賞しました、2006年に

 for setting up a bank
 銀行を設立したことで

 in his native Bangladesh
 母国バングラデシュで

 to provide small loans to impoverished women
 貧しい女性たちに少額融資を提供するために

 to help them become entrepreneurs.
 彼女たちが起業家になるのを手助けするために。

--------------------------------------------------------------


 これをどのようにSIM音読していくのかご説明しましょう。


 1)まず最初に、1段目の英文である、

  Muhammad Yunus won the Nobel Peace Prize in 2006

  を音読します。


  そして、それに対応するSIM訳を黙読してその意味、

 「ムハマド・ユヌス氏はノーベル平和賞を受賞しました、
                      2006年に」
  を確認します。


 2)次に、2段目の英文、for setting up a bank を音読し、

  同様に、対応するSIM訳「銀行を設立したことで」を

  黙読して意味を確認します。


 3)次に、3段目の英文、

  to provide small loans to impoverished women

  を音読し、同様に、対応するSIM訳「銀行を設立した

  ことで」を黙読して意味を確認します。


 4)順次、同じように1段ずつ読み進みます。

  その際、大切なことは、一段ごとにそのセンスグループの意味を

  確実に捉えることです。


  決して前の段に戻って確認するようなことのないように注意します。


 5)内容がひととおり頭に入ったら、次の段階に進みます。

   今度は、英文を音読した後にSIM訳を見ないで、

   その意味をすばやく頭の中で考える訓練をします。




 これが「SIM音読」の概要です。

 このトレーニング法により、日本人特有の「返り読み」のクセが

 解消されて、文頭からセンスグループごとに「英語の語順」で

 確実に読むリーディング力が養成されます。
 
 



   …この続きはまた来週!



           …お楽しみに!
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by danueno | 2009-04-28 14:48 | SIMうんちく

No.290 オリジナル英文

----------------------------------------
Americans Getting Bigger from Head to Foot
----------------------------------------
Perhaps you've heard of the never-ending search for Bigfoot, the elusive, hairy humanoid that some people swear they've seen tramping through the brush in the northwest United States.

Well this just in!: Bigfoot is everywhere across the country.

There's proof of it in those floor-level mirrors at the shoe store.

We've often told you that Americans are getting fatter, thanks to fast-food diets, larger food portions and the ever-increasing amounts of sedentary time people spend in front of their TVs and computers, at the expense of exercise.

And along with a frightening rise in obesity-related diseases like diabetes, one of the consequences is bigger and bigger feet.

A century ago, the average American man wore a size 6.5 shoe.

The average American woman, a 4.5.

Today's averages are four sizes larger!

Our feet are one full size larger than they were just 15 years ago.

Podiatrists point out that our heavier weight is literally collapsing our arches and flattening our feet.

According to industry sources, some of the most successful footwear companies anticipated the bulging of Americans' feet and brought out successful new lines of products.

But big shoes are not exactly high fashion.

Many style-conscious women, especially, insist upon squeezing into shoes that are far too small.

That invites a whole new set of foot problems.

"Call it vanity; call it pride; call it painful," the Sacramento Bee newspaper wrote.

Most large-size shoes still have an industrial look and feel.

As Jennifer Howard wrote in the online magazine Slate, "A lot of retailers apparently cling to the idea that the big-shoe buyer is either a fashion-blind biddy with corns or a hard-luck case who couldn't afford expensive shoes."

To which a Slate reader replied, "I'm perfectly happy to shower my money on the few retailers who care to stock my size in styles I would actually want to wear."

I’m Ted Landphair.
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by danueno | 2009-04-28 14:41 | オリジナル英文

No.290 SIM音読用英文

----------------------------------------
Americans Getting Bigger from Head to Foot
----------------------------------------

Perhaps you've heard

of the never-ending search for Bigfoot,

the elusive, hairy humanoid

that some people swear they've seen

tramping through the brush

in the northwest United States.


Well this just in!:

Bigfoot is everywhere across the country.


There's proof of it

in those floor-level mirrors

at the shoe store.


We've often told you

that Americans are getting fatter,

thanks to fast-food diets,

larger food portions

and the ever-increasing amounts of sedentary time

people spend in front of their TVs and computers,

at the expense of exercise.


And along with a frightening rise

in obesity-related diseases like diabetes,

one of the consequences is bigger and bigger feet.


A century ago, the average American man

wore a size 6.5 shoe.


The average American woman, a 4.5.


Today's averages are four sizes larger!


Our feet are one full size larger

than they were just 15 years ago.


Podiatrists point out

that our heavier weight is literally collapsing our arches

and flattening our feet.


According to industry sources,

some of the most successful footwear companies anticipated

the bulging of Americans' feet

and brought out successful new lines of products.


But big shoes are not exactly high fashion.


Many style-conscious women, especially,

insist upon squeezing into shoes

that are far too small.


That invites a whole new set of foot problems.


"Call it vanity; call it pride; call it painful,"

the Sacramento Bee newspaper wrote.


Most large-size shoes still have

an industrial look and feel.


As Jennifer Howard wrote

in the online magazine Slate,

"A lot of retailers apparently cling to the idea

that the big-shoe buyer

is either a fashion-blind biddy with corns

or a hard-luck case

who couldn't afford expensive shoes."


To which a Slate reader replied,

"I'm perfectly happy to shower my money

on the few retailers

who care to stock my size

in styles I would actually want to wear."


I'm Ted Landphair.
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by danueno | 2009-04-28 14:40 | SIM音読用英文

永遠を思う心

 先日インターネットで、チンパンジーの雄が狩猟をして、

 雌に肉をプレゼントする話を読みました。


 普段肉を食べないチンパンジーにとって、肉はごちそうで、

 このプレゼントによってデートの確率が2倍に高まるのだそうです。

 チンパンジー君もなかなかやるな、と思いました(笑)。



 ところで、動物と人間の違いって何だろうと考えるとき、

 私が一番先に思いつくのは、「永遠を思う心」です。


 人間には「永遠を思う心」がありますが、動物にはそれがない、

 ということです。


 なぜ、人間は永遠を思うのだろう?
 
 聖書にその答があります。


 「神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。」
               (伝道者の書 3章11節)



 人は永遠を考えると、その途方もない長さに呆然とします。

 そして、その永遠の時間に比べると、自分の人生があまりに短く、

 限りある事に気付き、ある種の無常観を覚えます。

 これに関して、私の知人がこう話していました。


 人生80年としても、永遠に比べれば限りなくゼロです。

  80 ÷ ∞ = 限りなくゼロ

 だから人は自分の人生を思う時に無常観を感じるのです。


 …なるほどー、と私は思いました。

 その方は、続けて言いました。


 ですから、私たちも神様から永遠の命をいただけば良いのです。

 永遠を永遠で割れば答は1です。100%です。

   ∞ ÷ ∞ = 1

 ここを境に、ゼロの無常観が、100%の喜びに変わります。

 では、どうすれば永遠の命をいただけるのでしょうか?


 …答は、聖書にあるようです。



   For God so loved the world that he gave his one

  and only Son, that whoever believes in him shall not

  perish but have eternal life.      

           Bible(John 3:16)


 〔神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、
   世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして
   滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」〕
               聖書(ヨハネ伝 3章16節)

     ※世を愛された = 世にあるあなたを愛された 
                (注:ダン上野Jr.) 


 もっと知りたい方はこちらへ
 http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SgHikazu.html
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by danueno | 2009-04-23 10:16 | 編集後記

「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界(15)

            SIM音読について



「SIMうんちく」では、「SIM同時通訳方式の素晴らしい世界」

 というシリーズが始まっています。


 今日はその15回目で、「SIM音読について」です。



 前回は、SIM訳をしながら英文を読むと、

「返り読み」をしていた時とは、全く違う感じを持つはずだ、

 というお話をしました。


 例として、このような英文をあげました。


 -----------------------------------------

    Gone with the Wind

 -----------------------------------------
 


 これはもちろん Margaret Mitchell の有名な小説のタイトル

 ですが英語上達のためには、このような短文も

「英語の語順」で感じ考えることが大切だ、というお話でした。


 Gone「去りぬ」には、「一つの時代が終わった」という感慨が

 込められています。


 その寂しさのようなものを、Goneの一語で表現した後で、

 with the Wind「風と共に」と、状況が説明されています。


 Gone … with the Wind.

「去りぬ … 風と共に」ですね。


 このように「英語の語順」で捉えるからこそ、

 この文章が持つ寂寥感を感じ取ることができるのです。



 ところが、これを通常の日本語で表現すると、

「風と共に去りぬ」となります。


 これでは、当たり前すぎて、寂寥感を感じ取ることができません。

 このように「返り読み」をして、「英語の語順」を

「日本語の語順」にすると、英語のインパクトが失せてしまうのです。


 ここはやはり、Gone … with the Wind.

「去りぬ … 風と共に」と「英語の語順」で捉えるべきです。


 それでこそ、英語特有のインパクトを正しく感じ取ることができます。

 ここに、英語を読む醍醐味がある、ということでしたね。



 …前回はここまででした。

 今日は、この続きです。



 私たち日本人がこのような「英語の語順」で感じるようになるためには

 ちょっとした訓練が必要です。


 それが第13回で予告した「SIM音読」です。

「SIM音読」こそ、ネイティブのように「英語の語順」で

 英語を文頭からセンスグループごとに理解するという

「英語の思考法」を身につける上で切り札になります。


 SIM音読とは何でしょうか?

 それは「SIM同時通訳方式」による音読です。


 音読の効用はいろいろな所で言われていますが、

 実は単なる音読では、あまり効果が出ないのです。


 なぜなら、そのような音読では、英語の内容とは関係なく、

 ただ英語の音声を再現しているに過ぎないからです。


 発音は多少良くなるかもしれませんが、英語を理解する力、

 つまり読解力はあまり身に付きません。


 音読は、「英語の語順」に句切ってセンスグループごとに

 意味を考えながら読む方法、すなわち「SIM音読」だからこそ

 効果が発揮されます。


「SIM音読」でトレーニングすると、大幅なリーディング力UPが

 期待できます。


 具体的に例文を読んでみましょう。


 例文は、今回とりあげたニュースストーリーの一節です。

 まず、英文とそのSIM訳を私が読んでみましょう。


-------------------------------------------------------------

 Muhammad Yunus won the Nobel Peace Prize in 2006
 ムハマド・ユヌス氏はノーベル平和賞を受賞しました、2006年に

 for setting up a bank
 銀行を設立したことで

 in his native Bangladesh
 母国バングラデシュで

 to provide small loans to impoverished women
 貧しい女性たちに少額融資を提供するために

 to help them become entrepreneurs.
 彼女たちが起業家になるのを手助けするために。

--------------------------------------------------------------


「SIM音読」では、これをどのように音読していくのか、

 それはまた次回、詳しく説明しましょう。




 
   …この続きはまた来週!



           …お楽しみに!
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by danueno | 2009-04-22 13:14 | SIMうんちく

No.289 オリジナル英文

----------------------------------------
Nobel Laureate Develops Low-Cost Health Care System for Bangladesh
----------------------------------------
Muhammad Yunus won the Nobel Peace Prize in 2006 for setting up a bank in his native Bangladesh to provide small loans to impoverished women to help them become entrepreneurs.

In recent years, he has expanded the work of his Grameen Bank to focus on improving health care for the 40 percent of Bangladeshis who live on less than a dollar a day.

On a visit to Washington this week, Yunus told an international health conference that Grameen Health, an affiliate of Grameen Bank, has 51 clinics that offer low-cost treatment to villagers who pay an insurance premium of just $2 a year.

But he says many doctors who run the rural clinics want to stay only a few months before returning to the cities, which forced him to rethink the operation.

Yunus says he is working with U.S. medical experts to create health care centers that allow villagers to transmit their medical information over the Internet using cellular telephones to a far-away doctor's computer.

Yunus began his partnership with the U.S. health care providers last September to help make his Bangladeshi clinics more cost-efficient and self-supporting.

One of his partners, Pfizer - the world's biggest pharmaceutical maker - is helping to evaluate Grameen's health care delivery systems.

Another is General Electric, the world's top maker of medical imaging devices such as ultrasound machines.

GE is working with villagers to make diagnostic equipment less complex and easier to carry to people's homes.

And the Mayo Clinic, a leading nonprofit medical provider, is training village doctors and nurses how to use state-of-the-art medical equipment.

If Yunus's health care system succeeds in Bangladesh, he says he hopes the model can be replicated to help millions of people throughout the developing world.

Michael Lipin, VOA News, Washington
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by danueno | 2009-04-22 11:48 | オリジナル英文

No.289 SIM音読用英文

----------------------------------------
Nobel Laureate Develops Low-Cost Health Care System for Bangladesh
----------------------------------------

Muhammad Yunus won the Nobel Peace Prize in 2006

for setting up a bank

in his native Bangladesh

to provide small loans to impoverished women

to help them become entrepreneurs.


In recent years, he has expanded the work of his Grameen Bank

to focus on improving health care

for the 40 percent of Bangladeshis

who live on less than a dollar a day.


On a visit to Washington this week,

Yunus told an international health conference

that Grameen Health, an affiliate of Grameen Bank,

has 51 clinics

that offer low-cost treatment

to villagers who pay an insurance premium

of just $2 a year.


But he says many doctors

who run the rural clinics

want to stay only a few months

before returning to the cities,

which forced him to rethink the operation.


Yunus says he is working with U.S. medical experts

to create health care centers

that allow villagers to transmit their medical information

over the Internet

using cellular telephones

to a far-away doctor's computer.


Yunus began his partnership

with the U.S. health care providers last September

to help make his Bangladeshi clinics more cost-efficient and
self-supporting.


One of his partners, Pfizer -

the world's biggest pharmaceutical maker -

is helping to evaluate Grameen's health care delivery systems.


Another is General Electric,

the world's top maker of medical imaging devices

such as ultrasound machines.


GE is working with villagers

to make diagnostic equipment less complex

and easier to carry to people's homes.


And the Mayo Clinic, a leading nonprofit medical provider,

is training village doctors and nurses

how to use state-of-the-art medical equipment.


If Yunus's health care system succeeds in Bangladesh,

he says he hopes the model can be replicated

to help millions of people

throughout the developing world.


Michael Lipin, VOA News, Washington
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by danueno | 2009-04-22 11:47 | SIM音読用英文

自由と不自由

 ある時、小学生の息子がポツリとこう言いました。

「あーあ、自由になりたいなー!」



 思いがけない言葉に驚いた私は、「エーッ!○○○は自由じゃないの?」

 ときき返しました。


 すると息子は、「だって、学校に行かなきゃダメだし、

 勉強しなきゃダメだし…。」


 フンフン、そういうことね。

 しばらく考えて、息子にこう答えました。


「○○○は、早く結婚して子供が欲しいんだろー。

 そして子供をかわいがったり、一緒に遊んだりしたいんだろー。

 そのために、学校に行って勉強するんだよ。」

 
 息子は「フーン」と納得したようでした。


 
「人間の自由って何なのだろう?」

 このやりとりの後、私は考えたものでした。


 人間が自分の欲することだけをして暮らせる環境にあったなら、

 そこに本当の自由はあるのでしょうか?

 私は、それは不自由だ、と思うのです。


 なぜなら、いくら自由と思える環境に置かれても、

 依然として人間は自分というものの奴隷であり、

 自我の支配下にある不自由な存在に過ぎないからです。


 酒を飲む自由は、酒に支配される危険と隣り合わせですし、

 たばこを吸う自由は、止めたいのに止められない、

 という不自由をもたらす可能性が大です。



 ならば、なおさらのこと、自制心の弱い子供に対して、

 大人が制限を設けるのは当然でしょう。


 子供の頃から適切な制限を受けなかった人間がどうなるか、

 悲惨な例が、毎日のようにTVや新聞をにぎわせています。



 新幹線が速く走るためにはレールが必要です。

 レールという制限がなければ、新幹線はかえって不自由に

 なってしまいます。


 結局、制限こそが守りであり、人間に本当の自由と安全を

 もたらすのではないでしょうか。



  ※子供の教育について非常に参考になるページがあります。
    http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/




     Jesus said,"If you hold to my teaching, you are

really my disciples. Then you will know the truth, and

the truth will set you free."
      
        Bible(John 8:31,32)


 〔イエスは言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばに
   とどまるなら、あなたがたは本当に私の弟子です。そして、
あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」〕
               聖書(ヨハネ伝 8章31,32節)
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by danueno | 2009-04-15 17:32 | 編集後記

「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界 (14)

          「英語を読む醍醐味」その2



「SIMうんちく」では、「SIM同時通訳方式の素晴らしい世界」

 というシリーズが始まっています。


 今日はその14回目で、「英語を読む醍醐味 その2」です。



 前回は、SIM訳をしながら英文を読むと、

「返り読み」をしていた時とは、全く違う感じを持つはずだ、

 というお話をしました。


 例として、このような英文をあげました。

----------------------------------------------------

  Perhaps it had grown tired of us,

  as we later grew tired of ourselves.

----------------------------------------------------


 前半のセンスグループを読んだだけでは、

 読み手は何の衝撃も受けません。


「猫が私たちに飽きてきた」という日常的にありふれた出来事を、

 伝えているに過ぎないからです。
 

 ところが、そこに後半のセンスグループが付け加わると、

 ありふれた日常性がひっくり返ります。


----------------------------------------------------

  as we later grew tired  /  of ourselves.

----------------------------------------------------


「私たちもあとで飽きてきたように、自分たちに」
 

 このセンスグループは、ちょっとしたショックを

 私たちに与えます。

 
 ここでは、猫がどうこうという問題をはるかに超えて、

 倦怠期を迎えてしまった二人の重い現実が、

 強いメッセージ性をもって語られているから、

 ということでしたね。


 ここに英語ならではのドラマがあるのです。

 
 ですから、この文章の核心は当然ながら、

「猫が私たちに飽きてきた」という部分にあるのではなく、

「私たちが自分たち自身に飽きてきた」という部分が、

 この文章の一番言わんとするところであり、

 それを猫にかこつけて象徴的に語っているところに

 この文章の醍醐味がある、ということでした。



 ところが、この文章を「返り読み」して、

 通常の日本語にまとめてみると、こうなりました。


--------------------------------------------------------- 
 
私たちもあとで自分達に飽きてきたように、

   多分それ(猫)は私たちに飽きてきたのよ。

---------------------------------------------------------


 これでは、英語の持つドラマ性が消え失せて、

 インパクトが弱くなっています。

 
 このように、「返り読み」で英語を読むと、

「英語の思考法」が「日本語の思考法」に置き換わってしまい、

新鮮な印象がなくなってしまう、ということでしたね。



 …前回はここまででした。

 今日は、この続きです。
 


 今回も前回と似たような例を考えてみましょう。


 Margaret Mitchell (1900-49) の有名な唯一の小説に

“Gone with the Wind”というものがあります。


 ちなみに、この場合、Gone with the Wind. では、

 It has gone with the wind. のIt hasが

 省略されています。


 英語上達には、Gone with the Wind.のような短文も

「英語の語順」で感じ考えることが大切です。


 Gone「去りぬ」には、「一つの時代が終わった」という感慨が

 込められています。


 その寂しさのようなものを、Goneの一語で表現した後で、

 with the Wind「風と共に」と、状況が説明されています。


 Gone … with the Wind.

「去りぬ … 風と共に」ですね。


 このように「英語の語順」で捉えるからこそ、

 この文章が持つ寂寥感を感じ取ることができるのです。



 ところが、これを通常の日本語で表現すると、

「風と共に去りぬ」となります。


 これでは、当たり前すぎて、寂寥感を感じ取ることができません。

 このように「返り読み」をして、「英語の語順」を

「日本語の語順」にすると、英語のインパクトが失せてしまうのです。


 ここはやはり、Gone … with the Wind.

「去りぬ … 風と共に」と「英語の語順」で捉えるべきです。


 それでこそ、英語特有のインパクトを正しく感じ取ることができます。

 ここに、英語を読む醍醐味がある、と言えるでしょう。


 
   …この続きはまた来週!



           …お楽しみに!
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by danueno | 2009-04-15 17:23 | SIMうんちく