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SIM方式の英会話習得法 その18

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の18回目です。


 日本人である私たちが英語に触れる楽しさは何でしょうか?

 それは、どこかの会話学校のセリフではないですが「異文化コミュニケー
 ション」です。

 もっと正確に言うと、自分達が普段接しているタイプの人とは全く違う
 人々の考え方、発想に触れ、それに触発される経験をすることです。

 たとえば、欧米人の友人と話をしているとき、彼らの裏表のない正直な
 発言に、私はとても居心地の良さを感じます。
 
 彼らは、「はい」は「はい」であり、「いいえ」は「いいえ」なんです。

 私たちは同胞の日本人に対して、なかなか率直に「いいえ」と言うことが
 難しいですね。だって、あまり直接的に「No」を言うと、相手を傷つけ
 る場合が非常に多いですから…。

 ですから、なるべく婉曲にもってまわった言い方で「いいえ」を言わざる
 を得ないんです。これは「人に優しい文化」とも言えますが、その反面、
 とても神経を使い、疲れてしまうことがあります。

 しかし、欧米では「No」は、はっきり「No」と言えばいいんです。

 ある意味、とてもすがすがしい文化です。
 何よりストレスがたまりません。

もちろん「No」の理由をきちんと説明する必要があることは言うまでも
ありませんが。

 ところで、欧米では、なぜこのようなことが通用するのでしょうか?
 ズバッと「No」言っても許される文化は、どこに由来するのでしょう。

 それは、英語をはじめとするヨーロッパ言語の「論理性」にあると、私は
 思うんです。

 つまり英語は、まずはじめに「No」と言っておいて、その理由を順次説明
 することが容易な構造になっているんですね。

 前回の例文を思い出してみましょう。
 英語の「論理性」というものがよく出ています。


----------------------------------------------------------------------

 One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが 

   will become diabetic …
     糖尿病になります
 
     unless many more people start eating less …
      より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

     and exercising more, …
       そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

        a scientist with the Centers for Disease Control
        and Prevention warns.
      と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告
         します。


-----------------------------------------------------------------------


 まず最初に…

 One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic … 
 「2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になります」

 …と、ズバッと言い切ります。

 これがこの文章のテーマですね。
 英語ではこのように、文章の根幹でありテーマである「S+V」を真っ先に
 言います。

 いつかも言いましたが、読む人はここで「ドキッ!」とします。

 
       (エッ!子供が糖尿病になる…?)
          


 しかし、これには後の続くフレーズによってある条件が付くんです。    

 unless many more people start eating less and exercising more, …
 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎりそして、より多くの
  運動を(し始めないかぎり、)」

 読み手はここで少しばかりホッとします。

 
  (なーんだ、食べる量を減らして、運動をすればOKなんだ!)



 そして、今までの主張が次のフレーズで強化されます。

 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention
warns.
「と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。」

 読み手は専門家の意見と知って、次のように納得するでしょう。


   (そうか、これは確かな意見なんだな…。なるほど。)


 
 とまあ、以上のように、この文章はフレーズごとに「テーマ→ 条件付け→
 権威付け」という極めて論理的な意味の流れにそって展開しているんです。

 そして、フレーズの各段で、読み手は「驚き」を感じたり、「ホッ」と
 したり、「納得」したりします。

 つまりここには、フレーズの展開に伴って起こるドラマがあるんですね。

 この「フレーズごとのドラマ」を充分に感じて読むためには、フレーズの
 自然な流れに逆らわない読み方をする必要があります。

 そうした読み方で読むときに、英語は面白く、手応えがあり、喜びをもた
 らしてくれます。



 これを実証するために、試しにそれと正反対の読み方、「返り読み」で、
 同じ英文を読んでみましょう。


----------------------------------------------------------------------

  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic
unless many more people start eating less and exercising more,
 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention
warns.

  より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。

----------------------------------------------------------------------


 …面白くも何ともないですね。 (^_^;)


 なぜ、つまらないんでしょう?

 それは、このような「返り読み」では、「フレーズごとのドラマ」が見事に
 壊れてしまうからなんです。
 
 これは、ドラマに欠けた「予定調和」の世界です。

 何だか先が見えています。

 冒険を嫌い、何より安定を求めるという農耕民族的な発想ですね。

 このような読み方をしていては、英語に興味が持てなくなるのは当然です。

 私たちは、学校で「返り読み」を習いますが、それこそ英語をつまらなく
 している元凶なんです。



 では、「フレーズごとのドラマ」を最大限に感じ、楽しみ、味わう読み方
 とは何でしょう?

 …それはもちろん、何度も言ってますが「SIM同時通訳方式」です。

 私たちが「SIM同時通訳方式」で英語を読むときはじめて、英語の持つ
 深い味わいの根本、「英語のいのち」に触れることができるんです。



 ただし、この「SIM同時通訳方式」には、絶対に欠かせないあるひとつの
 条件があります。

 それをしなければ「SIM同時通訳方式」も意味をなさないという…。

 それは何でしょう…?




                …この続きはまた次回。

                     お楽しみに! \(^o^)/


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by danueno | 2005-11-28 11:43 | SIMうんちく

秋の日の喜び

秋はいいものです。

おいしい果物が食べられたり、自然がとても美しかったり…

私はこの錦秋の季節になると、山々の木々や街路樹が色づくのをとても
楽しみにしています。

特に好きなのは紅葉したモミジで、今日などはモミジ色のネクタイをして
出勤したほどです。

先日も近くの公園に行って紅葉を堪能しました。

ひとしきり子供たちとサッカーをした後で、ベンチに座って黄金色に色づ
いた木々をながめました。

風が吹くとはらはらと落ち葉が舞うのです。
う~ん、実に気分がよろしい。

自然の中にいるとホッとします。

普段は、コンクリートと鉄、それにプラスティックでできた造形物の間で
暮らしているのですが、これは本当に疲れます。

あまりに規則的でかっちりしているものは、人間を疲れさせるようです。
所詮、人間の造ったものはその程度なんではないでしょうか。

それに比べると木々や草花は originality にあふれ、どれひとつとして
同じ造形はありません。

やはり神様の造った自然は素晴らしい!
…そう痛感する今日この頃です。


   “初めに、神が天と地を創造した。” 創世記1:1

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by danueno | 2005-11-24 14:18 | 編集後記

SIM方式の英会話習得法 その17

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の17回目です。


 前回もお話ししましたが、英語というのは本当に「構築的」な言語です。

 ですから、そのような英語を「返り読み」で読むと、日本語としては何
 だかよくわからない文章になる場合があります。

 ちょっと前回の例文を見てみましょう。



----------------------------------------------------------------------
  
  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic

unless many more people start eating less and exercising more,

 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention

warns.

              ↓  ↓  ↓
  

 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。」


----------------------------------------------------------------------

 
 これは日本語としては、あまりにゴテゴテした言い回しですね。

 日常的にはこんな翻訳調の言い方はしません… (^_^;)

 同じ内容を、より普通のくだけた日本語で表現すると下記のようになるで
 しょう。


 「2000年に生まれたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になる
  そうだよ…。

  食べる量を減らしたり、運動をし始めない限りそうなんだって。

  これは疾病予防センターのある科学者が警告している話なんだけど。」


 …とまあ、日本語では3つくらいのセンテンスで表現されるのが自然です。
 
 つまり、これはどういうことかと言うと、英語というものは一文の情報量
 がもの凄く多い、ということなんです。
 
 日本語だと3個くらいの文章に分けられるような内容が、ひとつに凝縮さ
 れるわけですから。
 
 ですから、このような複雑な英文を、音読しながら同時に意味をつかんで
 いくことなど、「返り読み」ではとうてい無理なんです。


 ここで登場するのがSIM同時通訳方式です。

 SIM同時通訳方式とは、英語を英語の語順で「センスグループ」ごとに
 読んでいくというものです。

 ちょっと下記をご覧下さい。

 複雑で構築的な英語も、センスグループごとに分解すればすっきりと把握で
 きます。

----------------------------------------------------------------------

 One in three U.S. children born in 2000 …
  2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが 

   will become diabetic …
     糖尿病になります 
 
     unless many more people start eating less …
      より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

     and exercising more, …
       そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

        a scientist with the Centers for Disease Control
        and Prevention warns.
      と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告
         します。


-----------------------------------------------------------------------


 このようにセンスグループに分解すると、英語というものは文頭から文末
 まで、水の流れのように自然な「意味の流れ」があるんです。


 そして読者は、センスグループごとに読むことで、水の流れに乗るように、
 実に無理なく、この「意味の流れ」をつかんでいくことができるんです。


-----------------------------------------------------------------------
<意味の流れ>

    2000年に生れたアメリカの子供の3人にひとりが

               ↓
           糖尿病になります

               ↓
     より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、

               ↓ 
      そして、より多くの運動をし始めないかぎり、

               ↓
    と疾病対策予防センターのある科学者は警告します。

-----------------------------------------------------------------------


 いかがでしょう?

 非常にすんなりと頭に入ると思いませんか。

 さて、これを冒頭に述べた、くだけた日本語訳と比較してみましょう。

 

 「2000年に生まれたアメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になる
  そうだよ。

  食べる量を減らしたり、運動をし始めない限りそうなんだって。

  これは疾病予防センターのある科学者が警告している話なんだけど。」


 
 意味の流れとしては同じですね!

 つまりSIM同時通訳方式は、複雑で構築的な言語である英語を理解する
 場合に、翻訳調の「返り読み」に比べると、ある意味で非常にわかりやすい
 ものだと言えるんです。

 もちろん、最初にSIM同時通訳方式の訳に接した時は、不完全な日本語
 のように感じてとまどうかもしれませんが、これは慣れの問題です。

 SIM同時通訳方式に慣れれば、それが非常に自然で合理的な英語の読み方
 であることがわかるようになります。

       
                 …この続きはまた次回。

                     お楽しみに! \(^o^)/
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by danueno | 2005-11-18 13:18 | SIMうんちく

言葉と文化 その2

以前、編集後記で「言葉と文化」について書きました。

つまり、英語をはじめとする欧米の言語は非常に「構築的」であり、そのこと
が欧米の文化にも影響を与えている、という話でした。

たとえば、私の好きな例で説明しますと… Gone with the wind.

これを日本語では「風と共に去りぬ」と訳しますが、英米人は Gone(去った)
+ with the wind.(風と共に)と2段階で感じています。こんな短文でも
「構築的」というのが英語の特長です。

そして、この「言語の構築性」は文化にも影響を与えています。
前回は音楽の話をしましたが、今日は絵画についてお話ししましょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチという画家がいます。あの「モナリザ」を書いた
有名な画家なので説明は不用でしょう。
ダ・ヴィンチには「最後の晩餐」という作品があります。
http://art.pro.tok2.com/D/daVinci/leon03.JPG

ご覧になってどうでしょう。非常に奥行きがあって構築的だと思いませんか。
このように、欧米人の絵画はおおむね「構築的」であるのが特長です。

これに比べて、日本古来の日本画は「平面的」です。
たとえば、菱田春草(ひしだしゅんそう)という明治の日本画家の絵をごら
んください。 http://www.iida-museum.org/user/art/shunso/syunzyu.html

とても平面的ですね。

ただ、この平面性というか、構築的でないところが実は魅力でして、それが
淡々とした静けさを生んでいるんです。…春草は私の大好きな日本画家です。

西洋絵画の影響を受ける前の日本画は、おおむねこのような平面性を特長とし
ますが、それは日本語という構築性に欠ける言語を話す民族ならではの文化
ではないかと思うんです。


…さて芸術の秋です。
 今度の日曜日は美術館にでも行ってみたいです。
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by danueno | 2005-11-17 11:14 | 編集後記

SIM方式の英会話習得法 その16

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の16回目です。

 前回は、日本の英語教育がなぜ音読を重視してこなかったか、その点を
 解明しました。

 ちょっと復習しますと、理由は次のようにまとめられます。



    「返り読み」をさせるために、意味内容を味わうことなく
     ただ声を出して読んでいるだけの音読になっている。
  
                ↓

     それでは面白くないので、生徒も音読に身が入らない。

                ↓

          だから教育効果も上がらない。

                ↓

           音読が重視されない。   




 では、「面白い音読」とはどういうものなのか?

 「教育効果の上がる音読」とは何なのか?

 今日は、その点についてお話しします。


 答えを言いますと…

 要は、英語を音読しながら、同時に意味内容がバンバン頭に入ってくる
 読み方であれば良いんです。

 すると、音と意味がしっかり結びつくので手応えがあります。

 英語を読んだ!という実感、ないし快感を味わうことができます。

 それはもちろん、SIM音読しかないんですね。



 前回の例文をご覧下さい。

 これは、かなり しちめんどくさい文章です。


----------------------------------------------------------------------
  
  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic

unless many more people start eating less and exercising more,

 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention

warns.

----------------------------------------------------------------------

 これを「返り読み」で翻訳すると次のようになります。 

 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。」

 いかがでしょう。
 
 この英文はワンセンテンスでありながら、日本語だと3、4個の文章に分け
 られるような内容です。

 それがひとつになっているという、英語特有の非常に構築的な表現になっ
 ているんです。
 
 ですから、このような複雑な英文を音読しながら同時に意味をつかむこと
 など、通常は不可能です。

 しかし、SIM音読だと、それが容易に可能になるんです。

 では以下から、あなたも実際に声を出して、SIM音読をしながら読んで
 みましょう。



 まず、One in three U.S. children … までを音読してください。

 そして頭の中で「アメリカの子供の3人にひとりが」と意味をイメージし
 ます。
 
 …はい、どんな子供なのでしょう。

 次を読んでください。  born in 2000…

 「2000年に生れた」ですね。

 さらに次を読んでください。 will become diabetic… 

 「糖尿病になります」ですね。

 すると、SIM音読だと冒頭を少し読んだだけで、「2000年に生まれた
 アメリカの子供の3人にひとりが糖尿病になる!」というショッキングな
 内容をつかむことができるんです。

 読者は、「え、どうして、そんなことになるの?」と、続きを大いに期待
 することになります。

 では、続きを順次SIM音読で読んでみましょう。


-------------------------------------------------------------------

  unless many more people start eating less…

   より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり


and exercising more, …

   そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)

-------------------------------------------------------------------


 …いかがでしょう。

 英語は面白いですねー。

 読み手の「どうして子供が糖尿病になるの?」という疑問が、次の文章を
 読むことでドンドン満たされていくんです。


    より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり

    そして、より多くの運動を(し始めないかぎり、)


 う~ん、なるほど、食べる量を減らし、運動をしない限り、子供の3人に
 ひとりが糖尿病になってしまうんだなー…と、読者は納得するわけです。



 さらに次を読んでみましょう。
 
--------------------------------------------------------------------

  a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention
warns.

と、疾病対策予防センターの、ある科学者は警告します。

--------------------------------------------------------------------

 読者はここで、いままでのことが専門家の確かな意見として発せられてい
 ることを理解します。

 つまり、内容の権威付けがされたわけですね。



 英語はこのように、あるテーマ(S+V=「子供が糖尿病になる」)が、
 続くフレーズによって次々に解説され、深められ、強化されていくという
 非常に構築的に構成された言語なんです。

 ここに英語の妙味があるわけですが、それは同時に、英語を日本語に訳す
 時の難しさにつながります。

 つまり、日本語はそれほど構築的な言葉ではないので、同じ内容を日本語
 に翻訳すると、非常にゴテゴテした理解し難い文章になるんですね。

 
 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。」

 まあ、これがいわゆる「翻訳調」のお硬い文章であるわけですが… (^_^;)

 
                  …この続きはまた次回。

                    お楽しみに! \(^o^)/

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by danueno | 2005-11-11 17:57 | SIMうんちく

心がひとつになる体験

新聞を読んで驚きました。「何これ…!?」

さる有名出版社が小学6年生向けの雑誌に、会社講座や起業家体験談を中心
とする「お金入門」という特集を組んだのだそうです。

う~ん。まあ、売れれば何でもいいんでしょうが… :-)

そのとき私の頭によぎったのは、先日のTVニュースの内容で「少年犯罪が
激増。件数は人口換算で大人の5倍!」というものでした。

ニュースの中では、犯罪を犯す少年たちに共通する特徴として、「他人への
思いやりに欠ける」ということが言われていました。

「結びつけるなよ!」と怒る方もいらっしゃるでしょうが、私の頭の中では、
この2者がガッチリと結びついてしまったんです。


青少年の未来が明るいとはどうしても思えない中、先日私は、とても爽やか
な青春映画を見ました。 …映画のタイトルは「スウィング・ガールズ」。

一年前の映画なので通の方にはあきれられそうですが、これは素敵に感動的
な映画でした。

東北の片田舎の高校生たちが、サボりの口実として始めたビックバンド…
最初は超下手でバラバラだった高校生たちが次第にジャズの魅力に目覚め、
心がひとつになり、ついには感動的なコンサートをものにするという物語。

見所は最後の演奏シーン。
吹き替えではなく高校生役の出演者が、特訓の末に自分達で演奏しているん
ですが、その演奏は実に見事!何より演奏中の嬉しそうな顔がとても良い!

見ていてこちらが嬉しくなりました。
「心がひとつになる」ことの素晴らしさを、見させていただきました。
DVDも出ています。 http://www.swinggirls.jp/intro/index.html

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by danueno | 2005-11-10 10:36 | 編集後記

SIM方式の英会話習得法 その15

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の15回目です。

 前回は、英語のガン「返り読み」と戦うための特効薬があって、それは何か
 というと、それが「SIM音読」だ、というお話しでした。 

 繰り返しますが、「SIM音読なくして英語をマスターすることは不可能」
 です。
 
 そして、SIM音読をしているうちに、次第に英語が好きになります。

 好きだから音読に身が入り、すると、さらに英語が上達するという好循環が
 生まれる、ということでした。



 さて今日は、音読つまり、声を出して英語を読むことの大切さについて、
 ちょっと考えてみましょう。

 言語とは第一義的に、まず「話すこと」です。

 「声を出して相手とコミュニケーションをはかる」ことです。

 それができない場合は、手話とか、手記に頼るわけですが、原則として声を
 媒介とするのが、一般的な言語活動であるわけです。

 ですから、「私は英語ができます」「フランス語ができます」という場合は、
 「英語が話せる」「フランス語が話せる」ということです。

 「いや、英語はしゃべれません。でも読むことはできます」というのでは、
 本当の意味での言語習得ではありません。

 でも多くの日本人は、ある程度英語を読めても、会話となると、とたんに
 苦手になりますよね。

 つまり、日本人の英語能力は本物でない、ということです。 (^_^;)

 これはなぜかというと、前回も言いましたが、日本の英語教育では黙読中心
 で、音読があまり重要視されてこなかったという理由によります。

 声に出して読む、ということをしなければ、本来声を媒介とする言語の上達
 はありえないのに… :-)

 ではなぜ、日本の英語教育では音読があまり重要視されてこなかったのでし
 ょう?

 その訳は、「日本人が音読に魅力を感じない」からです。

 


 なぜ、日本人は音読に魅力を感じないんでしょうか?

 それはズバリ、「意味がわからない」からです。

 英文を音読するとき、その意味する内容が理解できなければ、そこには何の
 喜びも生まれません。

 たとえば、“This is a pen.” 程度のレベルだったらすぐ理解できます。

このような短文を読むときは、今声に出したとたん、その内容が言葉とぴっ
 たり結びつくので、英語を読む手応えや、楽しさがあります。

 しかしちょっと長い文章になるとどうでしょう。

----------------------------------------------------------------------
  
  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic

unless many more people start eating less and exercising more,

 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention

warns.

----------------------------------------------------------------------

  これを「返り読み」で翻訳すると、次のような文章になります。 

 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。」

 こういった長めの文章なると、もはや「返り読み」では、音読しながら
 同時に意味をつかむことが不可能になります。

 もちろん単語レベルではわかるのですが、ひとつのまとまった文章として
 は意味が通らないので、結果的には音読しながらでは内容が理解できない
 のです。

 するとどうでしょう。この場合、音読はしているのだけれど、内容を理解
 するという頭の働きは停止しているんです。

 つまり声を出してただ読んでいるだけ…!

 これでは面白いわけがありません。

 日本の英語教育では、このように「返り読み」をさせるので、音読しても
 面白味を感じない、という重大な問題があるんです。

 …だから教育効果も出ません。

 日本の英語教育が、音読をあまり重視してこなかった理由は、実はここに
 あります。



 ならば、効果の出る音読とは何なのか?

 それは、もちろん…


                  …この続きはまた次回。

                    お楽しみに! \(^o^)/

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by danueno | 2005-11-04 13:37 | SIMうんちく

「少子化対策担当大臣」

先日TVを見ていたら見慣れぬ呼称を目にしました。

それは、「少子化対策担当大臣」です。

第3次小泉改造内閣の発足式記念写真で、目も鮮やかなブルーのロングドレ
スで目を引いた、猪口邦子さんが担当大臣ということです。

「少子化担当」の文字を目にした私は、「やっと自民党も少子化対策に本腰
を上げたか!」とほくそ笑んだものでした。

何せ子供が4人もいる私には、この辺りが特に気になるもんですから (^_^;)

「児童手当がひとり3万くらいにならないかなー」と半分冗談、半分本気で
つぶやいています。

でも、それは私の早とちりでした。
少子化担当大臣そのものは今回が初めてではないそうです。
な~んだ、ちゃんと実のあるものにしてくださいよ、小泉さん。

ところで、前回は「老い」についての記述を聖書からご紹介しましたが、今回
は「子供」に関する記述をちょっと見てみます。

“見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である。” 詩篇 127章3節

聖書では子供について「神様からの賜物である」と書いてあるんです。

一般に「子供をつくる」という言い方をしますが、これはおかしな表現です。
人間は子供の髪の毛さえも造れません。それは「神様の領域」です。

ですから「自分たちが子供を造る」あるいは「造らない」という発想は不遜で
あり、そのような社会全体の発想が「子供の私有化」につながり、いたましい
事件に至るのだと思えてなりません。


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by danueno | 2005-11-04 13:36 | 編集後記

SIM方式の英会話習得法 その14

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の14回目です。

 前回は、「リーディング力」と「リスニング力」、そして「発話力」と
 いう英語三大能力は、その根本において同じ原理原則である、という
 お話しでした。

 ですから、「英語の思考法」を身につけ、それを磨き上げていくことは、
 英語のあらゆる能力を飛躍的にアップさせることにつながります。

 このことを逆に言うと、「英語の思考法」とは正反対の「返り読み」ほど
 悪いものはないということです。

 「返り読み」は、いわば英語習得のガンのようなものですね。

 しかし、「返り読み」は非常に根強く日本人にしみついてます。
 母国語で身についた言語習慣は、人間の頭脳が白紙の状態のときについた
 ものだけに、非常にしつこいものがあるんです。

 日本人が英語を「返り読み」するのも、また「返り読み」が日本の英語
 教育でなかなか改善されないのも、母国語の言語習慣がいかに根強いも
 のであるかを物語っています。 :-)

 それだけに、「返り読み」を克服して「英語の思考法」を習得するのは
 それほど簡単なことではありません。

 しかし、ご安心ください。

 特効薬があります。 (^o^)

 英語のガン「返り読み」と戦うための特効薬、それは何かというと…

 …それが、「SIM音読」なんです。 

 私が口をすっぱくしてSIM音読を勧めているのは、この理由です。
 しつこい「返り読み」を克服するには、これしかないんです。

 ですから、「SIM音読なくして英語をマスターすることは不可能」と
 言っても言い過ぎではありません。
 
 

 そして、SIM音読をしているうちに、次第に英語が好きになります。

 「好きこそものの上手なれ」です。

 好きだからもっと沢山、音読するようになります。
 すると、さらに英語が上達するという好循環が生まれます。

 英語が本当に好きになるには、音読をしなければなりません。
 なぜなら、声を出さない言語習得はあり得ないからです。

 ところが、日本の英語教育では音読があまり重要視されていません。
 これは大問題ですね。

 声を出さずに英語を身につけることはあり得ないのに、どうして音読が
 重視されないのか理解に苦しみます。

 音読をしないから、英語が好きになれないのに…  :-)

 ではどうして、日本では音読が重視されないでしょう?

 実は、これには理由があります。

 それは…   

    
                  …この続きはまた次回。

                    お楽しみに! \(^o^)/


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by danueno | 2005-11-04 13:34 | SIMうんちく

「老い」と聖書

うちのスタッフのひとりは時々、田舎の実家に帰って年老いたご両親に会
ってくるのだそうです。

おふたりともご高齢で病弱ということで、離れて暮らしている彼としては
とても心配のようです。

「老い」というものはすべての人に例外なく訪れます。
若いと思っていても、否応なく老いはやってきます。

次第に体がきかなくなり、金銭的にもかつての余裕が失われ、友人知人も
次々といなくなっていく中で、どんな孤独が私たちを待ちうけているので
しょうか。

かつて20代の頃、私はこんなことを考えていました。

「食べるために働き、働くために食べる。食べなくては生きていけないか
ら働く。毎日これを繰り返しそして老いていく。…生きるって何だろう?」

今から思うと若い未熟な思考ですが、当時の私には切実でした。

「いったい人は何のために生きるのか」という問いは、誰も明確な答えの
出せない問いではないでしょうか。

ところで、聖書には「老い」に関する記述が所々見られます。

それもホッとするような記述が…

 「胎内にいるときからになわれており、生まれる前から運ばれた者よ、
  あなたが年をとっても、わたしは同じようにする。
  あなたが白髪になっても、わたしは背負う。
  わたしはそうしてきたのだ。なお、私は運ぼう。
  わたしは背負って救い出そう。   聖書 イザヤ書46章3節」

これは神様を信じる者の老後について書かれた言葉です。

聖書は本当に不思議な書物で、この世ならぬ慰めに満ちた言葉であふれ
ています。


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by danueno | 2005-11-04 13:31 | 編集後記