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「SIMの英会話習得法」の10回目です。

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の10回目です。
 
 「一を知って十を知る」学習法の「会話編」です。(^o^)



 前回は、「彼は12歳でハーバードに入った天才児だった」と言うのに、
 たいていの日本人は3段階を要するので非常に効率が悪い、というお話
 でした。

 以下のような感じですね…

-------------------------------------------------------------------

 1.必要な単語をざっと思い浮かべる
 
  → He 、at the age of 12 、entered Harvard 、a child prodigy

 2.それを頭の中で組み替える(+関係代名詞 whoを補ったりする)

  → He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

 3.組み替え終わってから初めて話し出す。

--------------------------------------------------------------------
 
 このように複雑に考えてしまう原因は、とにかく英語と日本語の「語順の
 違い」にありました。

 「語順が違う」ので、それを組み替えなければならないからです。

 そうなると当然時間がかかります。

 また、そもそも長い文章だと、頭の中で英作文することさえ無理になって
 きます。  

 また、この例文は短文ですが、関係代名詞が入ってくるので、まずそれだ
 けで「難しい!」と感じる人もいるでしょう。

 結局、「語順の組み替え」なんて面倒なことをやっているうちは、絶対に
 うまくいかない、ということなんです。

 では、どうすれば良いのでしょう?



 …答は、「語順を組み替えないで話す」ということです。

 エーッ!そんなことできるの?とお思いのあなた。

 それを可能にするのが、「SIM同時通訳方式」なんです。(^o^)
 


 SIM同時通訳方式は、いろんな切り口から説明できますが、英会話におい
 ては、まず、何が何でも「主語S+述語動詞V」を言う、ということです。
                  
 これはだいぶ前にも一度言いましたが、ちょっと復習してみましょう。
 
 まず、SとVが文章の根幹であることはすでに言いました。

 そのSとVが英語と日本語では正反対なので、まず、この部分から取り組む
 ということです。

 「彼は12歳でハーバードに入った天才児だった」という文章では、主語は
 もちろん He なので、述語動詞が何なのかを瞬間的に判断してください。

 すると、He was(彼は~だった)ですね。

 ただしこの場合 be動詞ですので、その次のC(補語)までまとめた方が判り
 やすいです。

 すると、He was a child prodigy(彼は天才児だった)となります。

 …まずはとにかく、何があってもここまでを言ってしまうんです。

 そして、そう言ってしまった後で、それが「どんな天才児だったのか」の
 説明を順次付け加えていくんですね。

 その天才児は「ハーバードに入った」「12歳で」と、次々に追加していく
 んです。

 つまり、who entered Harvard … at the age of 12.  ですね。

 そうすると、見てください。最後のフレーズを言い終わると同時に文章が
 完成しているんです。


  He was a child prodigy… (彼は天才児だった)


         who entered Harvard… (彼はハーバードに入った) 
     

                   at the age of 12. (12歳で。)


 この方法だと、語順を組み替える必要がありません。

 これで、英語を「英語の語順」でネイティブのように発想し、発話することが
 できます。
 
 …これが「SIM同時通訳方式」です。
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by danueno | 2005-09-30 14:17 | SIMうんちく

accessible luxury

景気が回復しているのだそうです。

なんかちょっと実感がありませんが…

新聞によりますと、軽井沢の高級旅館が大盛況で、9月の客室稼働率は9割。
大晦日と元日は予約で埋まりそうだ、とのこと。

ちなみにこの旅館は、4人家族で泊まって食事込みで20万円だそうです。
うちには関係ないよ…って感じです。

また、新宿某デパートのメンズ館では、香水やブレスレット、指輪などの
アクセサリーが40歳代を中心に非常に売れているとのこと。

これも私には関係ありません…ハイ。

でも、とにかく景気は上向きみたいで、庶民の間に「アクセシブル・ラグジュ
アリー accessible luxury(手の届く高級)」を求める動きがあるそうです。

まあともかく、今までデフレ・スパイラルとかで耐乏生活を強いられていた
庶民にちょっとゆとりができて、プチぜいたくを楽しみたいという心境なので
しょう。

それにしても、accessible luxury って、どこか心をくすぐる言葉です。

私もこの言葉にあやかって、今日はいつもの700円のではなく1200円のワイン
でも買って帰りましょう。 (^_^;)
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by danueno | 2005-09-29 10:37 | 編集後記

猫はキャットじゃありません。

いきなりでナンですが、猫はキャットじゃありません。 (^_^;)

実は先日、息子の友達が遊びに来て(小学生)、自慢そうにこう言ってたんで
すね。「…犬はドッグ。猫はキャットだよ」

子供同士の会話にケチつけるのは大人げないと思ったのですが、「それは違う」
と私は言いました。息子の友達は目を丸くしていましたが…。

…どこが間違いなのか?

「キャット」では英米人に通じないから間違いなんです。

…どうして通じないのか?

キャットのトに注目してください。 …[to]ですね。

ところが、cat のつづりのどこにも[o]はありません。
このように日本人は、最後の子音に勝手に母音を付けてしまうクセがあります。
こうなると「音節リズム」が狂ってしまい、通じない変な発音になります。

「音節リズム」の説明の前に、ではどうして日本人は子音に母音を付けるのか、
そのわけをお話しします。

それは、日本語がたいていの場合「子音と母音がセット」になっていて、子音
だけで終わることが、ほとんどないからなんです。

たとえば「赤い花」は「Aka i Hana」と発音しますが、これを見てもすべて
母音で終わっています。だから、日本人は英語の子音に勝手に母音をつけてし
まい、それが発音を変にしているんです。

この日本人特有の発音のクセを、実に効果的に矯正する方法があります。
「音節リズムの法則」と言って、スーパーエルマー2大学習理論のひとつです。
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by danueno | 2005-09-29 10:35 | SIMうんちく

 「一を知って十を知る」学習法の「会話編」

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の9回目です。
 
 「一を知って十を知る」学習法の「会話編」です。(^o^)



 前回は、英会話において話の内容をどのように組み立てていくか、つまり
 「考えてから話すのか? 考えながら話すのか?」の2つのコースがある…
 というお話をしました。

 巷には、おびただしい数の英会話の本やCDが発売されていますが、それらは
 例外なく、「考えてから話す」タイプに分類されます。

 このような本やCDで学習しても英会話は絶対にうまくならない、ということ
 でした。

 それは、なぜでしょう?


 それをお話しする前に、「日本語の思考構造は、英語の思考構造とは正反対」
 ということをまず明確にしておかなければなりません。

 …ちょっと、復習してみましょうね。

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  He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

  彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。
------------------------------------------------------------------
 
 英語ではS(He)のすぐ次にV(was)が来ています。
 ところが、日本語ではS(彼は)の位置は同じですが、V(だった)が一番
 最後に来ています。

 SとVは文書の根幹ですが、そのSVの位置が英語と日本語では正反対であ
 るということですね。

 実はここに日本人にとって「英語は難しい」と感じる根本原因があるのです。
 
 それは、どういうことかと言うと、自分の言いたいことを英語で言おうとする
 ときに、英語では最後に来るべき語句が、真っ先に頭に浮かんでしまうという
 ことです。

 たとえば、前の文章だと、日本語では「彼は12歳でハーバードに…」なので
 He の後に、age of 12. や Harvard という単語が浮かんでくるんです。

 そうして、本来 He の直後に来るべき was がなかなか思い浮かびません。

 ですから日本人は、一度頭の中で英文を作ってから話し出すことになります。

 こんな感じですね。

-----------------------------------------------------------------------
 <言いたいこと>
   
   彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。



 1.必要な単語をざっと思い浮かべる
 
  → He 、at the age of 12 、entered Harvard 、a child prodigy

 2.それを頭の中で組み替える(+関係代名詞 whoを補ったりする)

  → He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

 3.組み替え終わってから初めて話し出す。


--------------------------------------------------------------------------
 
 まあ、ここまでシステマチックにはやっていないでしょうが、ざっとこんな感じ
 だと思います。

 見てください、これだと話し出すのに3つの段階を要していますね。

 「彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。」と言うのに、なぜ
 He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12. と一足飛び
 にできないのか?

 それは、とにもかくにも「語順の違い」ということがあるからなんです。

 だからそこに「語順を組み替える作業」が入ってくるわけです。

 そうなると時間もかかります。また、そもそも長い文章だと頭の中で英作文する
 ことさえ無理になってきます。

 日本人が「英語って難しい!」と感じる原因はここにあるんです。 

 そして、「語順の組み替え」なんて面倒なことをやっていては、英語は絶対に
 うまくなりませんよ、ということなんです。

 では、どうすれば良いのでしょう?



 
               …この続きはまた次回。

                     お楽しみに! \(^o^)/
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by danueno | 2005-09-26 10:06 | SIMうんちく

通勤電車の過ごし方は?

さてあなたは、通勤電車の中で何をしていますか?

私の場合、その時によっていろいろですが、MP3プレーヤーでスーパー
エルマーを聴いていることが多いです。今朝は、英語雑誌についていた
CDからCNN放送をMP3プレーヤーに落として聴きましたが…。

約1時間の通勤時間は、このように自分の勉強をしたり、新教材開発の
構想を練ったりと、私にとって貴重な時間です。

だって家に帰ってまで仕事をしたくないですから。
家はリラックスする場所であって、子供と遊んだり、妻とお茶しながら
スポーツ番組を見たりする所だと決めていますので… (^o^)
 
このように、私にとって大変に貴重な通勤時間ですが、人によってその
過ごし方はいろいろでしょうね。
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by danueno | 2005-09-26 10:04 | 編集後記

中身があって器のない時代

先日新聞で、「音楽CDを買ったらパソコンのハードディスクに中身を
コピーして、CD本体は捨ててしまう」という人の話が載っていました。

「音楽は聴ければ十分。稀少本やCDもネットで探せる。モノ自体を持ち
続ける必要はない」というご意見でした。

私はこれを読んで、「へェー…!」と思いましたね。
…私の場合と正反対だからです。

もちろん私もCD以外に演奏を所有することがないわけではありません。
たとえばPCMラジオ放送をDATで留守録音して、MDに落としたコレ
クションが約500~600枚あります。

しかし、これはあくまでも「途上」で、コレクションの最終形ではありま
せん。気に入った演奏は必ずCDで買います。

そうして手に入れたCDの演奏を聴きながらブックレットを熟読し、CD
ジャケットの演奏家の写真をながめる、というのが私流の「演奏の所有」
なんです。

ところが、日本初の音楽ネット配信ストアである「iTunes Music Store」
が、先月8日にスタートして4日間で100万曲以上を売り上げた、というの
です。(約1億5000万円)

これはどういうことかというと、私には理解できない「所有の感覚」を持っ
た人たちが爆発的に増えているということです。

それにつれて、これからはモノの売り方も雪崩れ的に変わっていくに違いあ
りません。

…「中身があって器のない時代」の到来ですね。
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by danueno | 2005-09-22 11:19 | 編集後記

「新TOEIC」解説シリーズ(最終回)

ダン上野Jr.の「新TOEIC」解説シリーズは、今日で最終回になります。

今までの分とあわせて、今後のTOEIC対策に役立てていただければ嬉しい
です。

さて、今日はリーディングセクションの改訂です。
パート5は現行のままですが、パート6と7は大幅に変わります。

変わるのはまず、パート6の問題形式です。
現行のパート6は、短い英文中に下線が引かれ、その中から文法・語法上
の誤りを含んだ個所を指摘するものです。

新テストではこれが全面的に廃止されます。
かわりにパート7で取り扱われているような長文の中に、パート5にある
ような空欄が設けられた「長文穴埋め問題」がパート6として生まれ変わ
ります。

パート7(読解問題)の問題形式も大幅に変わります。
新テストではパート7がふたつの部分に分けられ、前半は現行のパート7
と同じです。しかし後半には Double Passages と名付けられた新たな問題
形式が導入されます。

ここでは内容面で相互に関連のある2つの文章を読んだ上で、設問に解答
することが求められます。この部分では2つ一組の英文が4セット提示さ
れ、各セットにつき5つの問いが設けられることになります。



以上が、リーディングセクションの改訂内容です。
やはりキーワードは「長文化」で、リスニングセクション同様に、より難し
いものに変貌するもようです。

何か脅しているようですが、でも不安を感じる必要はありません。
何度も言ったセリフですが、「敵を知って己を知れば、百戦危うからずや」
です。

変更内容を知って、適切に対処すれば何も心配ありませんよ。(^o^)
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by danueno | 2005-09-22 11:17 | TOEIC

SIM方式の英会話習得法 その8

【今日のテーマ】 

      ●  SIM方式の英会話習得法 その8  ●
  
 
 今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の8回目です。
 前回にひきつづき、「一を知って十を知る」学習法のお話です。(^o^)

 前回までは、「発音」のことについてお話ししました。
 発音にも原理原則があり、そこを知って学習するのと、しないのとでは
 雲泥の差がある、ということでした。

 そして、間違いなく言えることは、英会話の習得に成功するための最初の
 カギは、「発音の段階をいかに早く、短期間に修了するか」にあります。

 何と言っても、早く発音を気にしないで話せるようにならなければなりま
 せん。

 その段階をいち早くクリアして、発音以外の英語の習得に全力を傾注でき
 るか否かにかかっているんですね。

 発音にまだ自信がない段階では、本格的に英語を習得できる段階に来てい
 ないのです。

 ですから、発音上の疑問を解決する「音節リズムの法則」を心得ていないと、
 いつまでも発音の段階で足踏みしていることになるんですね。

 ですから、「音節リズムの法則」をなるべく早くマスターして、次の段階に
 進んでください。

 次の段階とは何でしょう。
 
 それは、「英会話の内容」です。
 話の内容をどのように組み立てていくか、ということです。

 もっと突っ込んで言うと、「考えてから話すのか? 考えながら話すのか?」
 …ということです。
 
 さて、巷には、おびただしい数の英会話の本やCDが発売されています。

 これは以前にも少し触れたことですが、いくらたくさんの本やCDが氾濫して
 いたとしても、それらはみな「考えてから話す」タイプに分類されます。

 このような本やCDで学習しても英会話は絶対にうまくなりません。

 このことを説明する前に、ちょっとはっきりさせておきたいことがあります。

 それは、「日本語の思考構造は、英語の思考構造とは正反対である」という
 ことです。

 下記の英語と日本語の二つの例文で、主語Sと述語動詞Vの位置を見てくだ
 さい。

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  He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

  彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。
------------------------------------------------------------------
 
 英語ではS(He)のすぐ次にV(was)が来ています。
 ところが、日本語ではS(彼は)の位置は同じですが、V(だった)が一番
 最後に来ています。

 SとVは文書の根幹ですが、そのSVの位置が英語と日本語では正反対であ
 るということ…、実はここに日本人にとって「英語は難しい」と感じる根本
 原因があるのです。
 
 それは、どういうことかと言うと…


               …この続きはまた次回。

                     お楽しみに! \(^o^)/
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by danueno | 2005-09-20 09:46 | SIMうんちく

TOEICマスター、ダン上野Jr.プロフィール

東京生まれ。大学時代より5年間、ロンドンでフルート奏法の研鑽を積む。
その後、父ダン上野の薫陶により英語教育に目覚め、帰国後は「SIM同時
通訳方式」の伝道師として幅広く活躍中。TOEIC990点満点保持者。4児
の父。趣味はサッカー、スポーツ観戦、音楽鑑賞。
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by danueno | 2005-09-15 11:44 | プロフィール

神様がくれた涙

前回、「運命の境界線」のことを書きましたが、世界的なプロ・ウィンド
サーファーであった故飯島夏樹さんも、ガン宣告を受けた時、その境界線
を越えたのでしょう。

しかし、彼が常人と違ったのは、そこに人生で最も意義あるものを見い出し
た点でしょう。

飯島さんの新刊、「神様がくれた涙」(新潮社)が出ましたが、これを読ん
で私は、非常な感動を覚えました。

本の中で特に印象に残ったのは次の一節です。

「結局自分が死んでからも残るものって、“人に与えたもの”それだけだ。
その中でも大事なことは“目に見えないもの”だっていうことに気がつい
たんだ」。
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by danueno | 2005-09-15 11:40 | 編集後記