~ 音節リズムの法則 ~
新シリーズ「SIMの発音習得法」、今日はその4回目です。 例によって、ちょっと前回の復習をしましょう。 前回は、英語の発音を個々にバラバラに覚えていくといった 帰納法の学習ではなく、演繹法による発音学習ということで、 「音節リズムの法則」をご紹介しました。 「音節リズムの法則」とは何かというと、 「音節の数で拍子をとって発音する」ということでしたね。 具体例をあげましょう。 ----------------------------------------------- ● handsome は、2音節の単語なので 「ハン・サム」と2拍で発音。 ● MacDonald は、3音節の単語なので、 「マク・ドー・ノー」と、3拍で発音。 ● milkは、1音節の単語なので、 「ミゥク」と、1拍で発音。 これは文章になっても同じ、 ● Look at this. は、母音が3つあるので、 「ルッ・カッ・ディス」と、3拍で発音。 ------------------------------------------------ いかがですか? …今日は、この続きです。 結論から言いますと、発音はこのように、 基本的な原理原則である「音節リズムの法則」にのっとって 覚える学習法が最も効率的です。 ところが、実際には、この「音節リズムの法則」が 学校などで教えられていないために、 いろいろと間違った常識がはびこることになりました。 よく「常識のウソ」ということが言われますね。 日本人の間で英語の常識になっていることの中にも、 「常識のウソ」があるようです。 例えば、「発音は英米人とそっくりに発音しなければならない」 という考え方です。 これでは、英語の発音は英米人を物真似して習得していく以外に 道はない、ということになってしまいます。 本当にそうでしょうか? 実はこれこそ、「常識のウソ」なんですね。 どこが間違っているかというと… …この続きはまた次回。 … お楽しみに!
by danueno
| 2008-02-07 14:47
| SIMうんちく
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