SIMの英文法

          ~ 時制の一致 その2~
 

 前回は、時制の一致というテーマでお話しました。

 今日は、その2です。



 まずは、前回の復習です。


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I thought that he was ill.

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 この文を日本語に訳してみると「私は、彼は病気であると思った」

 となり、 「思った」(過去)と「病気である」(現在)とでは

 時制が一致しない、ということでした。


 また「彼は病気であったと思った」と訳すと、この訳は

 I thought that he had been ill. という文の訳になります。


 英語では「私が考えた」時と同じ時点で、

 彼が病気をしていたのであれば that he was illとなり、

 thought と was の時制が一致しなければなりません。


 日本語ではこの場合「病気であると思った」となって、

 表現上の時制は一致しない、ということでしたね。



 そこで、英語を読んだり書いたりする時には、

 主節の時制を正確に記憶していなければならない、

 ということです。


 これを基準にして次の従属節の時制を読む、

 というわけですね。


 ところが、日本人には、これがなかなか難しいんです。

 日本人は、文を最後まで読んでいるうちに、

 前の部分を忘れてしまいます。

 
 そのため「返り読み式」に、再び前の部分に戻って

 読まなければならなくなります。

 実はこれが、日本人が速読できない大きな原因です。


 …この問題の解決法はあるのでしょうか?




 今日は、この続きです。


 先ほど、日本人は文を最後まで読んでいるうちに、

 前の部分を忘れてしまうと言いましたが、

 それならば解決法はただひとつ、

「忘れないような訓練をする」ということですね。


 そして、そのために最も効果的なのが、

「SIM音読」による訓練なんです。



 結局、主節の時制を正確に記憶できないのは、

 その部分の「内容の把握力」が弱いということです。



「SIM音読」によって訓練を積むと、前の語句を記憶する力、

 retention(リテンション 保持)の能力が飛躍的に高まります。



    …この続きは、また来週!



                 … お楽しみに!
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by danueno | 2007-12-05 15:46 | SIMうんちく


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