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SIMのスピーキング力UP法 その9

「SIMのスピーキング力UP法」、今日はその第9回です。

ちょっと前回の復習をしましょう。



「来週は何か映画でも見に行こう」と思っているとき、どのように言うか

ということでした。



ここで、イントネーションを活用すると、非常にスムーズに発話ができる、

というお話しをしました。



まず、I would like to go で尻上がりのイントネーションを付けて、

その後、充分に間を取ります。

落ち着いて、次に話すべき事を考えましょう。


この後の to see a movie とイントネーションを付けて発話し、間を取り

ます。そうして、次の next week を落ち着いて言うのです。


こうすると、落ち着いて話すことができるばかりか、それは「英語の語順」

で考える「英語の思考法」から言っても理にかなっている、ということ

でした。



ともかく発話をするときに、一文を一気に作れるとか、また作らなければ

ならないということは絶対にありません。

イントネーションを付けながら十分に間を取って話す、これが秘訣ですね。


…これが前回のお話しでした。



今日は、この続きです。

さあ、それでは具体的に例題を出してみましょう。

答を、実際に声に出してスピーキングしてみてください。


あえて簡単な例題にしますが、くれぐれも一気に言うことなく、センス

グループごとに句切りながら、イントネーションを付けて発話するように

気を付けてください。



<例題>
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「社長にお会いするために、私はここに来ています」

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…いかがでしょうか?








はい、まずS+Vを言いましょう。



「私はここに来ています」ですから、


 I am here …  ですね。


その時に、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けます。


そして、次は「社長にお会いするために」です。


「社長」は the company president でも、もちろん良いのですが、

「英語の思考法」としては、the president of the company の方が

望ましいですね。


はい、するとまず…


  to see the president … ですね。


ここも、尻上がりのイントネーションを付けて、十分に間を空けましょう。

最後に  … of the company. です。

これはセンテンスの最後ですから当然イントネーションは下がります。



ポイントは、充分にイントネーションをつけ気持ちを落ち着けて、そこまでの

語句の内容を、感じ考えることです。


このように、まずI am here「私はここにきています」と言っておいて、何の

目的でここに来ているのかを言い表す語句を捜します。

すると相手は、あの英語独特のh'm…「フムフム」という音を発して待って

くれます。


文全体を一気に言わなければならないと思っていると、話し始めるまでに

時間がかかり、その間は無言になってしまうので、相手は思考停止と取って

しまう恐れがあります。



そうではなく、I am hereと言っておいて、相手の反応を見ながら、

to see Mr. Youngなどと、そのときに応じて多様に応用することが大切です。





         …この続きは、また次回のお楽しみ!
by danueno | 2007-06-06 17:07 | SIMうんちく


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