SIM方式の英会話習得法 その15

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の15回目です。

 前回は、英語のガン「返り読み」と戦うための特効薬があって、それは何か
 というと、それが「SIM音読」だ、というお話しでした。 

 繰り返しますが、「SIM音読なくして英語をマスターすることは不可能」
 です。
 
 そして、SIM音読をしているうちに、次第に英語が好きになります。

 好きだから音読に身が入り、すると、さらに英語が上達するという好循環が
 生まれる、ということでした。



 さて今日は、音読つまり、声を出して英語を読むことの大切さについて、
 ちょっと考えてみましょう。

 言語とは第一義的に、まず「話すこと」です。

 「声を出して相手とコミュニケーションをはかる」ことです。

 それができない場合は、手話とか、手記に頼るわけですが、原則として声を
 媒介とするのが、一般的な言語活動であるわけです。

 ですから、「私は英語ができます」「フランス語ができます」という場合は、
 「英語が話せる」「フランス語が話せる」ということです。

 「いや、英語はしゃべれません。でも読むことはできます」というのでは、
 本当の意味での言語習得ではありません。

 でも多くの日本人は、ある程度英語を読めても、会話となると、とたんに
 苦手になりますよね。

 つまり、日本人の英語能力は本物でない、ということです。 (^_^;)

 これはなぜかというと、前回も言いましたが、日本の英語教育では黙読中心
 で、音読があまり重要視されてこなかったという理由によります。

 声に出して読む、ということをしなければ、本来声を媒介とする言語の上達
 はありえないのに… :-)

 ではなぜ、日本の英語教育では音読があまり重要視されてこなかったのでし
 ょう?

 その訳は、「日本人が音読に魅力を感じない」からです。

 


 なぜ、日本人は音読に魅力を感じないんでしょうか?

 それはズバリ、「意味がわからない」からです。

 英文を音読するとき、その意味する内容が理解できなければ、そこには何の
 喜びも生まれません。

 たとえば、“This is a pen.” 程度のレベルだったらすぐ理解できます。

このような短文を読むときは、今声に出したとたん、その内容が言葉とぴっ
 たり結びつくので、英語を読む手応えや、楽しさがあります。

 しかしちょっと長い文章になるとどうでしょう。

----------------------------------------------------------------------
  
  One in three U.S. children born in 2000 will become diabetic

unless many more people start eating less and exercising more,

 a scientist with the Centers for Disease Control and Prevention

warns.

----------------------------------------------------------------------

  これを「返り読み」で翻訳すると、次のような文章になります。 

 「より多くの人々が食べる量を減らし始めないかぎり、そして、より多く
 の運動をし始めないかぎり、2000年に生れたアメリカの子供の3人に
 ひとりが糖尿病になります、と疾病対策予防センターのある科学者は警告
 します。」

 こういった長めの文章なると、もはや「返り読み」では、音読しながら
 同時に意味をつかむことが不可能になります。

 もちろん単語レベルではわかるのですが、ひとつのまとまった文章として
 は意味が通らないので、結果的には音読しながらでは内容が理解できない
 のです。

 するとどうでしょう。この場合、音読はしているのだけれど、内容を理解
 するという頭の働きは停止しているんです。

 つまり声を出してただ読んでいるだけ…!

 これでは面白いわけがありません。

 日本の英語教育では、このように「返り読み」をさせるので、音読しても
 面白味を感じない、という重大な問題があるんです。

 …だから教育効果も出ません。

 日本の英語教育が、音読をあまり重視してこなかった理由は、実はここに
 あります。



 ならば、効果の出る音読とは何なのか?

 それは、もちろん…


                  …この続きはまた次回。

                    お楽しみに! \(^o^)/

toeic スコア
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by danueno | 2005-11-04 13:37 | SIMうんちく


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