あらゆる人間の「宿題」

谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」の中に「宿題」という
詩があります。

 非常におもしろい詩なので、皆様にご紹介します。


  --------------------------------

        宿題

    目をつぶっていると
    神様が見えた

    うす目をあいたら
    神様は見えなくなった

    はっきりと目をあいて
    神様は見えるか見えないか
    それが宿題


---------------------------------


 谷川さんがクリスチャンかどうか知りません。

 今まで読んだこの方の詩から考えると、たぶん違うと
 思います。


 しかし、神様を非常に意識しておられるのは感じます。

ときどき、「神様」や「教会」ということばが詩の中に
 登場するからです。

 私の想像ですが、きっと谷川さんは、この世を超えた存在に
 強くひかれておられるのではないでしょうか。


 上記の「宿題」という詩もそのひとつです。

 この詩は、クリスチャンである私からしても、信仰の本質を
 ついていると思います。
 

  --------------------------------------------
 
   目をつぶっていると神様が見えた

   うす目をあいたら神様は見えなくなった

--------------------------------------------


 神様の存在は人間の目には見えません。

 神様はいわゆる「この世」にはおられないからです。
 
 私達が、目に見える世界からあえて目をそらし、
 心の目を開けて虚心になった時に、神様の存在を感ずる
 ことができます。

 聖書には、次のようなみことばがあります。


  ------------------------------------------------------

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ
目を留めます。見えるものは一時的であり、見えない
ものはいつまでも続くからです。

    聖書(コリント人への手紙 第2 4章18節)

------------------------------------------------------


 目に見えない世界にこそ、永遠に続くものがあります。

 それは永遠に失われない価値であり、私達を天国まで
 引き上げてくれる存在です。

 ひとことで言えば、イエス・キリストです。


 谷川さんは、
「はっきりと目をあいて 神様は見えるか見えないか 
 それが宿題」と詩の中で書いておられますが、
 人間の心の目がはっきりと開かれれば神様は見えます。


 谷川さんは、この「宿題を済ます」ことを切望しておられる
 のではないでしょうか。

 まさに、一生かかったとしても、神様を見い出すことが
「あらゆる人間の宿題」だからです。

 


         <今日の英語の聖句>

   So we fix our eyes not on what is seen, but on what
 is unseen, since what is seen is temporary, but what is
 unseen is eternal.   

        Bible(2 Corinthians 4:18)


〔私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ
目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは
  いつまでも続くからです。〕

 聖書(コリント人への手紙 第2 4章18節)
[PR]
by danueno | 2011-11-22 16:37 | 編集後記


<< 期待 anticipation... 【音声付】[特効薬!No.41... >>