人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Jumpを聴く時の注意すべきポイント

● 日本人に最適の英語学習法 ●

- Jumpを聴く時の注意すべきポイント -
  


「SIMうんちく」は、このところ「日本人に最適の英語習得法」
 というテーマでお話しています。

 前回は、Skipで「英語の語順」で理解するというお話でしたが、
  一回空いてしまいましたので、ちょっと復習しておきましょう。


 Skipとは、Hopから日本語訳の部分を取り除き、そこに無音の
 ポーズを置いたものでしたね。

 そのポーズで何をするかと言いますと、そこで、センスグループ
 ごとの意味を、素早くイメージする、ということでした。

 このSkipでトレーニングすると、「英語の語順」で瞬間的に、
 内容を聞き取ることができるようになります。


 そして、Skipの訓練は、最初のうちは、フレーズの意味を
 日本語でイメージしてもかまわない、ということでした。

 ですが、慣れるにしたがって、次第に日本語から離れて、
 英語だけで内容をイメージするようにします。


 そうすると、英語が「英語の語順」で「英語のまま」
 理解できるようになります。
 
 つまり、Hopが積極的に日本語の触媒効果を利用して、
 英語の意味をバチッとinputする訓練だとしたら、
 Skipは日本語から離れて、「英語を英語のまま」理解する訓練である、
 ということでした。



 …ここまでが前回のお話でした。

 今日はここからです。


 今回は、Hop,Skip&Jumpの Jumpについてお話しします。

 Jumpとは、そのままの元の英文を聴く訓練です。

 Hop、Skipとトレーニングを積んできましたので、この段階で、
 かなり「ネイティブ思考法」が身に付いているはずです。

 ですから、元の英文Jumpを聴いても、瞬間的にその意味がわかる
 段階に達しているでしょう。


 ところが、ここで注意しなければならないことがあります。

 それは、元の英文を聴く時、「返り読み」的発想に戻らないことです。


「返り読み」のクセは、HopとSkipのトレーニングによって、
 かなり解消されていることと思いますが、元の英文を聴いた時に、
 この「返り読み」の感覚が甦らないように気を付ける、
 ということですね。


 ですから Jumpの段階では、あくまで文頭からセンスグループごとに、
 意味を瞬間的にとらえていくように、特に気を付けなければなりません。


 いかかでしょうか?

 以上、Hop,Skip&JumpのJumpについて説明しました。



 今日まで何回かに分けて、スーパーエルマーのHop,Skip&Jumpに
 ついて、説明してきましたが、このHop,Skip&Jumpで訓練すると、
 驚くほどのリスニング力が身に付きます。


 なぜなら、特に Hopと Skipのトレーニングによって、
 英語を「英語の語順」でセンスグループごとに頭から理解していく、
「ネイティブ思考法」が身に付くからです。


 つまり、ネイティブと同様の思考法に脳が切り替わるので、
「英語が理解できて当然!」というわけですね。

 その証拠に、スーパーエルマー受講生から、リスニング満点、
 スコア激伸が続出していますが、これは、当たり前の結果に過ぎない
 のです。


 ところで、ここまで私の説明をお聞きになった方の中には、
 ある重大なことに気づかれた人がいるかもしれません。

 それは、たいていの学習者がしている英語の学習とは、
 Hop,Skip&JumpのうちのJumpだけを聴いているのと同じだ、
 ということです。

 つまり、英語をそのまま繰り返し何度も聴いているだけ、
 ということです。


 もちろん、全文訳が付いていたり、自分で調べたりとかで、
 英文の意味はわかっているかもしれません。

 でも、それでは、リスニング力はなかなか身に付かない
 のです。

 なぜなら、それでは「語順の問題」が全く解決されていない
 からです。


 Hopと Skipで「語順の問題」を解決してから英語を聴かなければ、
 実は何の意味もありません。

 スーパーエルマー受講生の中にも、Hop,Skip&JumpのHopとSkipを
 すっ飛ばして、Jumpばかりを聴く人がいますが、それでは上達は
 おぼつきません。

 結局、Hopと Skipが決定的に大切なのだ、というわけですね。


 皆さんも、圧倒的なリスニング力を身につけたい、とお考えなら、
 ぜひ一度、スーパーエルマーを検討してみてはいかがでしょうか。


 以上、「SIMうんちく」でした。


 来週は、「語順の問題」とリスニングとの関係について、
 もっと踏み込んでお話をいたします。


 ご期待ください。


     …それでは、また来週! 


      … お楽しみに!
by danueno | 2011-08-24 16:22 | SIMうんちく


<< 「天は自ら助くる者を助く?」  人間としての真実 >>