「SIMの英文法」その55

            「第1文型」その2 



 今日は、「第1文型」のつづきです。

 英文法の基本である5文型も、SIM同時通訳方式だと、スッキリと

 把握できますよ。



 まずは例文です。

 今日のは全文ではなく、とりあえずS、Vを先に見せましょう。


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     Elephants live …    

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 はい、これを見ると、「象は生きている」でしょうか。

 それとも、「象は住んでいる」でしょうか。

 いったい、どちらでしょうか?


 Elephants live だけでは、どちらになるか、まだ判りません。

 この文は、その後に副詞句が現れるだろうことは期待されますが、

 この段階ではまだ、「生きている」か「住んでいる」か、

 どちらとも取れるからです。



 では、とりあえず「象は生きている」にしておいて、英文の続きを

 見てみましょう。


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       … in Africa.

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「アフリカに」ですね。

 すると文章の前半は、「象は生きている」のではなくて、

「象は住んでいる」に修正しなければならないことがわかります。



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     Elephants live … in Africa.

     × 象は生きている ⇒ ○象は住んでいる … アフリカに

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 いかがでしょうか?

 実はここに、重大な英語の本質が隠されています。


 私たち日本人は、「返り読み式」に in Africa.まで読んでから

 文頭に戻り、「あー、象はアフリカに住んでいる、だな」と

 判断しますが、これは「ネイティブ思考法」ではありません。


「ネイティブ思考法」に従うなら、あくまでも英語の語順通りに、

 とりあえずS+Vである Elephants live… まで読んで、

「象は生きている」と input しなければなりません。


 そして、その後で、in Africa. を目にした瞬間に、頭の中で

「象は生きている」を「象は住んでいる」と修正して、

「アフリカに」とつなげなければなりません。


 その際、inputされたものを頭の中で瞬間的に修正するだけで、

「返り読み」はしません。

もちろん、「象は住んでいる」で始めたら修正する必要はありません。



 なぜ、このような頭の働かせ方を強調するのかというと、

 ネイティブは皆、このような方法で理解するからです。


 あくまで「英語の語順」で理解しつつ、修正しなければならない場合は、

 一秒の何十分の一の判断で、修正を行いながら理解しています。


 ですから、私たちもこれにならって、いっさいの「返り読み」を捨てて、

 あくまで「英語の語順」に忠実に理解していかなければなりません。


 そうでないと、複雑な文章になった時に、スピーディーな理解が不可能に

 なるからです。




        …この続きはまた来週!




       …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-08-25 16:42 | SIMうんちく


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