「SIMの英文法」その52

※お詫び

  前回、「形容詞句を覚える、という新テーマが始まる」とお伝え
  しましたが、これは当方の手違いで、本来は、「SIMのスピー
  キング力UP法」最終回を掲載する予定でした。お詫びの上、
  今回、そちらを掲載します。




【今日のテーマ】


        ● 「SIMの英文法」その52 ●

       SIMのスピーキング力UP法(最終回)  

 

 これまで11回にわたって「SIMのスピーキング力UP法」

 というテーマでお話しをしてきましたが、今日で最終回になります。


 さて、このところ、スピーキング力UP法の中でも、

「イントネーションの活用」について多くの時間を割きました。


 ちょっと復習を兼ねて、次の例題を見てみましょう。


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   鳥の歌声と鳥の呼び声の間に正確な線を引くことは、

   しばしば難しいものです。

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 これを英語で言ってみましょう。

 まず、SとVは何でしょうか?



 この場合のSを、「鳥の歌声と鳥の呼び声の間に正確な線を引くこと」

 としてしまうとえらく長ったらしくなります。

 そこで、仮主語 it を使うということでした。


 …これが大きなポイントです。


 すると、

 It is often difficult … (それは、しばしば難しいものです)
               ~~~~~~~   
 となります。

 最後の方はちょっと尻上がりのイントネーションを付けます。




 次に、「何が難しいのか」を考えます。

 イントネーションを付けていますので、あわてる必要はありません。


 すると、「正確な線を引くことは」で、to draw a precise line… 

 となります。


 ここでも、尻上がりのイントネーションを付けて、相手に待って

 もらいましょう。


 最後に、「鳥の歌声と鳥の呼び声の間に」ですから、

 between bird songs and bird calls. とまとめます。

 センテンスの最後ですから、イントネーションは下げてください。


 …ここまでが前回の内容でした。



 とにかく、このように仮主語を使うと、早くS+Vを出すことが

 できるので、相手に安心して待ってもらうことができ、その間に、

 実質的な主語を考える時間をかせぐことができます。


 このような頭の働き(S+Vをとにかく早く出すこと)は、

 SIM方式によるトレーニングによって、非常に効果的に

 身に付いてきます。


 このシリーズを終えるにあたって、ここでもう一度皆さんに

 強調しておかなければならないことは、何よりも英米人のような

「ネイティブ思考法」を身につける努力を欠かしてはならない

 ということです。


 実際に英語を話すときには、丸暗記で覚えた文をその通りに

 話す機会などあまりないのですから、句切ごとに次の語句を考えながら、

 イントネーションを活用して話しましょう。


 シリーズを終えるに当たり、重要なポイントを下記にまとめました。



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 1.英会話が上達するのに必要な訓練は、英文を丸暗記することではない。


 2.それは「英語の語順」で考える「ネイティブ思考法」を養成すること

   である。


 3.そのためには、必ず英語の思考単位で句切り、「返り読み」をせずに

   理解し、また「英語の語順」に従って発話することが大切だ。

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 いかがでしょうか?

 英米人のように、英語を「英語の語順」でセンスグループ(意味のまとまり)

 ごとに理解していく「ネイティブ思考法」さえ身に付けば、

 英語力は必ずUPしますよ。


      …この続きは、また次回!

 
       …お楽しみに! 
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by danueno | 2010-08-04 14:12 | SIMうんちく


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