先日、仕事帰りにステキな体験をしました。
何やらフッとすごくいい匂いがしたので、 闇に目をこらすと、そこに白い点々が浮き出していました。 よく見ると梅の花でした。 まだまだ肌寒い日が続いていますが、 春の便りは確実に、私たちのもとに届いているのです。 毎年この季節になると思うことがあります。 それは、「春は必ずやってくる」ということです。 どんなに冬が長く厳しかろうとも、 それでも毎年、必ず春はやってきます。 朝の来ない夜がないように、春の来ない冬はありません。 これと同じように、たとえ私たちの人生の歩みの中で 厳しい冬のような試練に見舞われたとしても、 それは永遠に続くものではありません。 試練は、いつか必ず終わるのです。 春の来ない冬がないように、 試練は必ず終わり、安らかな喜びの時が巡ってきます。 ところで、いったい何のために、私たちの人生には、 苦しい試練が付いてまわるのでしょうか? 私たちの人生には楽しい出来事ばかりが起こるのではなく、 時として耐えがたいような、苦しく、悲しく、辛い体験が もたらされます。それはいったい、なぜなのでしょうか? これは私の答ですが、 試練とは、私たちがより大切なことに目が開かれ、 本当の意味で幸せになるための天の配剤ではないでしょうか。 私たちが何不自由ない生活をしている時、 私たちはなかなか自分の問題に気づきません。 うまくいっていれば、気づく必要もないのです。 ところが、私たちが試練の中で行き詰まり、 孤独と悲しみの中で立ちすくむ時、はじめて私たちは、 自分自身に直面して、自分の問題に目が開かれるのです。 そこにおいて、私たちは、かけがえのない人生の宝を つかむことができるのではないでしょうか。 “God keeps his promise, and he will not allow you to be tested beyond your power to remain firm, at the time you are put to the test, he will give you the strength to endure it, and so provide you with a way out.” BIBLE(1 Corinthians 10:13) 〔神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることの できないような試練に会わせるようなことはなさい ません。 むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、 脱出の道も備えてくださいます。〕 聖書(コリント人への手紙 10章13節)
by danueno
| 2010-02-18 10:05
| 編集後記
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