「一を知って十を知る」学習法の「会話編」

今日は、新シリーズ「SIMの英会話習得法」の9回目です。
 
 「一を知って十を知る」学習法の「会話編」です。(^o^)



 前回は、英会話において話の内容をどのように組み立てていくか、つまり
 「考えてから話すのか? 考えながら話すのか?」の2つのコースがある…
 というお話をしました。

 巷には、おびただしい数の英会話の本やCDが発売されていますが、それらは
 例外なく、「考えてから話す」タイプに分類されます。

 このような本やCDで学習しても英会話は絶対にうまくならない、ということ
 でした。

 それは、なぜでしょう?


 それをお話しする前に、「日本語の思考構造は、英語の思考構造とは正反対」
 ということをまず明確にしておかなければなりません。

 …ちょっと、復習してみましょうね。

 ------------------------------------------------------------------
  He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

  彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。
------------------------------------------------------------------
 
 英語ではS(He)のすぐ次にV(was)が来ています。
 ところが、日本語ではS(彼は)の位置は同じですが、V(だった)が一番
 最後に来ています。

 SとVは文書の根幹ですが、そのSVの位置が英語と日本語では正反対であ
 るということですね。

 実はここに日本人にとって「英語は難しい」と感じる根本原因があるのです。
 
 それは、どういうことかと言うと、自分の言いたいことを英語で言おうとする
 ときに、英語では最後に来るべき語句が、真っ先に頭に浮かんでしまうという
 ことです。

 たとえば、前の文章だと、日本語では「彼は12歳でハーバードに…」なので
 He の後に、age of 12. や Harvard という単語が浮かんでくるんです。

 そうして、本来 He の直後に来るべき was がなかなか思い浮かびません。

 ですから日本人は、一度頭の中で英文を作ってから話し出すことになります。

 こんな感じですね。

-----------------------------------------------------------------------
 <言いたいこと>
   
   彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。



 1.必要な単語をざっと思い浮かべる
 
  → He 、at the age of 12 、entered Harvard 、a child prodigy

 2.それを頭の中で組み替える(+関係代名詞 whoを補ったりする)

  → He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12.

 3.組み替え終わってから初めて話し出す。


--------------------------------------------------------------------------
 
 まあ、ここまでシステマチックにはやっていないでしょうが、ざっとこんな感じ
 だと思います。

 見てください、これだと話し出すのに3つの段階を要していますね。

 「彼は12歳でハーバードに入った天才児だった。」と言うのに、なぜ
 He was a child prodigy who entered Harvard at the age of 12. と一足飛び
 にできないのか?

 それは、とにもかくにも「語順の違い」ということがあるからなんです。

 だからそこに「語順を組み替える作業」が入ってくるわけです。

 そうなると時間もかかります。また、そもそも長い文章だと頭の中で英作文する
 ことさえ無理になってきます。

 日本人が「英語って難しい!」と感じる原因はここにあるんです。 

 そして、「語順の組み替え」なんて面倒なことをやっていては、英語は絶対に
 うまくなりませんよ、ということなんです。

 では、どうすれば良いのでしょう?



 
               …この続きはまた次回。

                     お楽しみに! \(^o^)/
[PR]
by danueno | 2005-09-26 10:06 | SIMうんちく


<< 猫はキャットじゃありません。 通勤電車の過ごし方は? >>