台風と珊瑚礁

 先日はちょっとした台風騒ぎがありましたが、

 特に深刻な被害がなくて幸いでした。

 台風といえば、最近、非常に興味深い話をききましたので、
 
 皆様にご紹介したいと思います。



 私の知人に奄美大島出身の方がいます。

 さぞや島民は台風に悩まされているだろう、と思っていたのですが、

 その方いわく、「最近は違う」のだそうです。


 なんでも、台風の進路が昔とは変わり、あまり台風が来ない、

 とこのこと…。 そして、そのせいで異変が起こっているようです。


 異変とは、「珊瑚の死滅」です。

 なぜ台風が来ないと珊瑚が死ぬのでしょうか?



 そもそも台風とは珊瑚にとって「救世主」なのです。

 普段、珊瑚には海の汚染によるヘドロが堆積しています。

 台風がそのヘドロを洗い去り、外海からの新鮮な酸素を運ぶので、

 珊瑚は生き返るのだそうです。

 ですから、台風が少ない昨今は、珊瑚にとって致命的で、
  
 珊瑚の死滅が進行している、というわけなのです。



 うーん。…実に考えさせられる話です。


 人間の人生にもときどき台風が訪れます。 

 現在の大不況など、超大型台風のようなものかもしれません。

 そのせいでガックリきている人や、悩んでいる人も多いでしょう。

 
 しかし、ものは考えようです。

「人生の台風は自分をクリーニングするチャンス」と、

 そのように考えるのです。


 聖書には、このようなことばがあります。

 
  “どうしても必要なことはわずかです。

   いや、一つだけです。” (ルカ伝 10章42節)



 物が有り余り、贅沢が許される環境にあると、

 欲に目がくらんで、あれこれと空しいものを求めてしまう、

 そのような弱さが人間にはあるのではないでしょうか。


 厳しい環境は、私たちから余計なものをそぎ落とします。

 私たちは、そこに至ってはじめて、本当に大切なもの、

 どうしても必要なものを見いだすことができるのです。
 

 

     Do not work for food that spoils, but for food

 that endures to eternal life. 

            Bible(Jhon 6:27)


〔なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに
  至る食物のために働きなさい。〕

   聖書 (ヨハネ伝 6章27節)   




※奄美大島出身の蘇畑卓郎さん(富士大学教授)のメッセージです。
http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SbDoshite.html
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by danueno | 2009-09-02 14:52 | 編集後記


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